過去放送した番組

シンガーソングライター大野靖之（26）

「歌う道徳講師大野靖之」第2弾！今、学校が最も注目するシンガーソングライター大野靖之（26歳）。歌うステージは全国各地の学校という、異色のアーティストだ。今まで、学校でライブを行った数は全国300校以上。「命」、「家族」、「夢」をテーマにしたストレートな歌詞で、子供たちにメッセージを投げかけてきた。高校3年の冬に母親を乳がんで亡くした経験を持つ大野は、自分の実体験を歌にし、夢を持てば命を粗末にしないはずと、「夢を持つことの大切さ」を子供たちに語り続けてきた。その「歌う道徳の授業」が、子供の心の掴み方が上手いと評判を呼び、ついた呼び名は「歌う道徳講師」。その業績が認められ、今年7月には、青年版国民栄誉賞と言われる「人間力大賞2008グランプリ内閣総理大臣奨励賞」を受賞した。しかし、まだ26歳の大野にとっては、「歌う道徳講師」という肩書きが足枷となっていた。

自分は講師なのか、文化人なのか？　自分はアーティストではないのか？

自問自答する日々。道徳と聞いただけで、歌に拒否反応を示す人は多い。
「歌う道徳講師」という肩書きが、自分の歌を聴いてくれる人の間口を狭めているのではないか？

「同世代にも、自分が今感じたメッセージを伝えたい！人々の言葉にできない心を歌にして、世代を超えた架け橋となれるアーティストを目指したい！」

だから、大野は「心の言葉を探す旅」に出る。まるで心の処方箋のように、人々の心に響くと絶賛される大野の歌は、どのようにして生まれるのか？
今、学校で最も注目されるシンガーソングライター大野靖之に4ヶ月間密着。
人との出会いから紡がれる大野の歌力に迫る！

全国300校以上で行ってきた学校ライブ