フジテレビのCSR活動 2013年度~2020年度

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2013年度 社会貢献トピックス

2020年東京五輪の開かれる臨海副都心を海から視察

[2014年4月4日更新分]

2020年五輪の主要開催地である臨海副都心・台場に本社を構えるフジテレビ。
私たちCSRプロジェクトメンバーも、6年後に向けて自分たちに何ができるかワクワクしながら思いを巡らせています。
海とビーチが目の前に広がるお台場にしかない魅力をさらに広げていくヒントをつかむために、まずはぐるりとお台場・臨海地域をみんなで見て回りましょうよ、それなら海から眺められたら素敵じゃない?ということで、東京港クルージングを企画しました。

3月13日あいにくの雨模様でしたが、この日のために予約していた東京都所有の視察船『新東京丸』に36名のメンバーで乗り込み、我々の生活に深く関わる東京港の役割を勉強
しながら、五輪会場となる場所を海からじっくり見てきました。

視察船『新東京丸』 社内の各部署から36人が参加


奥に見えるのが五輪予定地の1つ
海から眺めた五輪会場予定地は、誘致の際に重要なポイントとなった開催地域のコンパクトさを実感することが出来ましたが、どの会場もまだ何も建設されていません。

2020年に向けてこれからどんどん変化を見せていくであろう臨海地域の未来に思いを馳せながら、我々も流れに乗り遅れないように、また五輪後にどんな街にしていくのか、地域を引っ張っていくようなCSR活動をぜひ行いたいなという思いをひとつにしました。

文:長坂哲夫(フジテレビ 総務サービス部)

参加者の感想


ゆったりとした船内
2020年東京五輪の会場を海側から視察するため、東京都港湾局の視察船に乗せていただきました。
やや強い南風に煽られながら、船は東京港の出口に進みます。定員70人の船室には、中央の大きな楕円形のテーブルを囲むように椅子がゆったりと並び、私たちはそこで港湾局担当者の方の説明を聴きながら、窓ガラスを時折強くたたきつける雨の向こうに見える港湾施設に目を凝らしました。

フジテレビ、ホテル日航東京の横を抜け、首都高湾岸線東京港トンネルを過ぎ、船は徐々に速度を上げます。左に船の科学館、大江戸温泉物語。


ガントリークレーン
このあたりから左右両側に延々と続く巨大なクレーン群、コンテナターミナル。無数のコンテナ。

更に右奥に見える埠頭の倉庫についての説明は、「ここで陸揚げされるのは、皆さんの食卓に上がるエビです」「このサイロの中身は小麦粉で…」といったもの。新鮮に聞こえました。ここから様々な“モノ”が動いて、やがて私たちの手元に届く…。
2020年東京五輪が行われるのは、そんな場所の近くなのですね。


中央防波堤埋立地・海の森
船の揺れが激しくなりました。防波堤を超えて、港の外に出たのです。
右手には羽田空港。
「ずいぶん遠くまで来たな」と思いましたが、左手にはまだまだ埋立地が続きます。お台場フジテレビの“向こう側“の埋立地がこんなに広かったとは…。改めて実感しました。

その中央防波堤埋立地こそ…そう、東京五輪で自転車競技会場「海の森マウンテンバイクコース」予定地でした。東京湾に大きく突き出し、海に囲まれた丘のような会場。こんな独特なロケーションはこれまでの五輪にあったでしょうか。


東京ゲートブリッジ
その丘を大きく回り込み、針路を北に向けると、ゲートブリッジを正面に、右手にセーリング会場「若洲オリンピックマリーナ」、左手に見える水路はボート・カヌー会場「海の森水上競技場」。更に馬術会場の「海の森クロスカントリーコース」となる造成中の丘が続きます。そしてレスリング、フェンシング、テコンドーが行われる東京ビッグサイトが正面に迫り、その手前に突き出した埋立地がIBC(国際放送センター)予定地とのことでした。

まさに進行中の大計画を目の当たりにした1時間。
2020年、競技に関する映像の背景には、普段あまり見ることのないアングルからのお台場が見えている映像を想像し、6年後に思い巡らせた小旅行でした。

文:奥寺健(フジテレビ アナウンサー)

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