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東日本大震災のドキュメンタリー作品が数々の国際的に高く評価

[2012年5月14日更新分]

『わ・す・れ・な・い 東日本大震災155日の記録』が
「第71回ジョージ・フォスター・ピーボディ賞」を受賞
『ザ・ノンフィクション わすれない~三つの家族の肖像~』が
「ニューヨーク・フェスティバル」ドキュメンタリー・社会/時事問題部門で金賞受賞 &
「第51回モンテカルロ・テレビ祭」ニュース・ドキュメンタリー部門にノミネート


ピーボディ賞を受賞した
『わ・す・れ・な・い 東日本大震災
155日の記録』


2012年4月、フジテレビに次々と速報が入ってきました。
4月5日木曜日、2011年8月12日にフジテレビで放映された番組『わ・す・れ・な・い 東日本大震災 155日の記録』が「第71回ジョージ・フォスター・ピーボディ賞」を受賞することが決まりました。

この賞は、世界のテレビ・ラジオ・・ウェブサイトでの優れた放送作品に贈られる賞で、1941年にアメリカで設立されたメディア関連賞としては最古の賞。"放送界のピューリッツァ―賞"とも呼ばれており、アメリカ放送界においては最高峰の栄誉とされています。


震災直後の南三陸町
今回ピーボディ賞を受賞した『わ・す・れ・な・い 東日本大震災 155日の記録』は昨年3月11日に発生した東日本大震災と、これに立ち向かった日本人を決して忘れないための記録として制作された番組です。未公開映像を含む発生時からの時系列ドキュメントや、被災地である岩手県宮古市を襲った津波をとらえた19台のカメラ映像の検証、さらに福島第一原子力発電所で起きた事故についても映像をもとに検証。東日本大震災の知られざる全容を伝えた番組は、当時日本で大反響を呼びました。

本番組を制作した大野高義プロデューサーは「この番組は、東日本大震災を決して忘れないという思いで制作しました。受賞によって、日本以外の方々にも知っていただき、忘れない思いを共有できる機会が増えることは、大変意義のあることと思っています。」とコメントしました。


ザ・ノンフィクション
わすれない~三つの家族の肖像~
続いて4月6日金曜日に、世界4大フィルム・フェスティバルのひとつと呼ばれている「第51回モンテカルロ・テレビ祭」で、『ザ・ノンフィクション わすれない~三つの家族の肖像~』がニュース・ドキュメンタリー部門にノミネートされました。
1961年にモナコ公国によって創設されたこのフェスティバルは、世界のすぐれた情報番組やエンターテインメント番組を顕彰し、その功績を称え、世界で最も歴史と権威のあるテレビ番組国際コンクールのひとつと言われています。フジテレビにとって、今回が初のノミネートとなります。最優秀作品の発表は、6月14日モンテカルロで開催される授賞式で行われる予定です。

さらに、4月18日水曜日、同番組は「2012ニューヨーク・フェスティバル」の社会/時事問題部門で、金賞を受賞しました。
1957年に発足し、テレビ番組以外に、映画、ラジオ、広告、インターネットなどのあらゆるメディア表現を評価の対象としているこの賞は国際賞としては大規模なフェスティバルのひとつです。


津波の被害に見舞われる宮古市
今回ノミネート及び金賞を受賞した『ザ・ノンフィクション わすれない~三つの家族の肖像~』は東日本大震災で被災した日々の現実と復興へ向かう日々の営みを記録し、宮城県石巻市に暮らす3つの家族を追ったドキュメンタリー番組です。「ザ・ノンフィクション」チームが一丸となり、総力を挙げて制作した番組であっただけに、番組に対する思いが強い作品となりました。

(右から) 味谷和哉プロデューサー・
眞部猪一ディレクター・
川上大輔ディレクター
味谷和哉チーフ・プロデューサーは「"人は極限状態に置かれると本来の姿が現れる"とよく言いますが、今回の取材地となった宮城県石巻市に行ってみると、皆さんお互いを助け合いながら、いつ終わるとも知れない片づけを黙々と行っており、その辛抱強く力強いまでの姿に深い感慨を覚えたのです。私たちは彼らの傍らに寄り添い、時間と痛みを共有していくことが出来ないかと考えました。変わり果てた"日常"の中で生きている被災者の気持ちを少しでも伝えたかったのです。この度のニューヨーク・フェスティバル金賞やモンテカルロ・テレビ祭ノミネートは、海外の方々の東日本大震災への関心の高さや哀悼の気持ちの大きさを物語っていると感じます。これらの受賞が震災で亡くなった方々への鎮魂となりますよう心から願っています。」とコメントしました。

登壇する眞部チーフディレクターと川上ディレクター去年11月には、"アジア版国際エミー賞"とも呼ばれている「アジアン・テレビジョン・アワード」の「時事問題部門」で最優秀賞も受賞しています。

震災から1年以上が経ちましたが、決して風化させてはならない問題がまだまだたくさんあります。〝忘れない″、そんな思いで番組スタッフたちは今も記録をとり続けています。テレビを通して、日本の人々だけでなく、世界の人々にも震災がもたらした現実を知ってほしいと思います。被災された方々の一日も早い復興を祈りながら、今後も私たちは海外のフェスティバルに参加し、世界に伝えていきたいと思います。

文:寺田朋代 (フジテレビ 国際局)

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