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2011年度番組活動トピックス

地球環境大賞2011 特別番組 「いま、私たちにできること」

[2011年12月1日更新分]

岡 康治プロデューサー スペシャルコラム

(2011年11月20日 放送)

「いま、私たちにできること」

「産業の発展と地球環境との共生」を目指して生まれた地球環境大賞。特別番組の制作は、去年に引き続き、2回目の担当となります。前回と大きく違うところは、東日本大震災が起きたことです。

原発事故などで環境が激変。多くの人が、それまでの暮らしを見直す必要に迫られ、エネルギー問題に向き合うことになったのではないでしょうか?
番組作りを進める上でも、改めて、地球環境大賞の意義、そして、この番組の持つ意味を考え続けました。

受賞した企業を取材していく中で見えてきたのは、挑戦を続ける人たちのひたむきな姿でした。

今まで、肥料や堆肥にする以外に利用法はない、とされていた茶殻のリサイクル製品を実用化し、環境大臣賞を受賞した伊藤園。 開発を担当したのは、入社12年目の研究者。
5000人いる社員の中で、たった一人、新入社員の時から茶殻の研究を続けてきました。




この技術のすごいところは、茶殻を原料に使うことで、原材料やエネルギーを削減。なおかつ、茶殻の持つ消臭効果などの特性も生かせるというものです。
そんな彼の夢は、20年後には、年間4000トンの茶ガラリサイクル。
さらには、エネルギーにも体にもやさしい、お茶の香りの家を建てること・・・

その他にも、世界の家庭の使用電力を15%削減する可能性を秘めた地熱を利用した冷暖房システム。
開発したのは、山口県にある小さな会社です。
乱獲の果てに漁獲量が激減したズワイガニを蘇らせるため、漁場に巨大なブロックを沈めた漁師たち。
未来を見据えた決断でした。

地熱を利用した冷暖房システム

海にブロックを沈める様子

電源を切っても画面が消えない省電力電子ペーパー。
砂鉄のおもちゃがヒントでした。

地球の未来、そして、少しでも暮らしやすい世の中を目指して日々、奮闘を続ける人たちがそこにはいました。
決して大きなことではなく、自分が任された範囲で、できる範囲で少しづつすべきことをする・・・

番組を通して、そうした挑戦する姿や思いを伝え、少しでも日本に元気を与えることができれば。
また、一人一人が未来に向けて何ができるのかを見つめ直す参考にしてもらえれば・・・
そうした願いをタイトルの「いま、私たちにできること」に込めました。

一人一人の積み重ね。それが未来への一歩になると思います。

20年後の未来・・・小宅小学校の子供たちが描いてくれた絵には、希望がみちていました。

文:岡 康治(フジテレビ 情報制作局 情報企画センター)

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