子ども達に物の大切にする心、お金を大切にする心を育むイベント
「キッズフリーマーケット」を「ママトコ」で開催しました!
[2010年5月14日更新分]
昨年のゴールデンウィークにプレオープンして1周年を迎えたフジテレビキッズカフェママトコでは、食育イベントや環境イベントなど、親子が楽しみながら学べるイベントをお届けしています。
今回ママトコがゴールデンウィークのイベントとして開催したのは、出店者も子ども、買い物客も子ども!という「ママトコ×MOTTAINAIキッズフリーマーケット」。
フリーマーケットを1992年から開催している東京リサイクル運動市民の会と共同でこのキッズフリーマーケットを実施し、併せて3R(Reduce・Reuse・Recycle)について子どもたちに考えてほしいという思いから、「おもちゃの病院」(壊れたおもちゃを持ち寄ってもらい、修理する)「小型プラスチック油化装置体験コーナー」(ペットボトルのフタなどのプラスチックを、使用可能な精油に戻す装置の実演)も設けました。
当日は受付時間の大分前から、大きな荷物を持った親子たちが並び開場を今や遅しと待ちわびていました。受付をした後は、決められた1.5m角のブースにビニールシートを広げ親や兄弟、お友達と相談しながら並べ方を相談し、値札をつけていきます。びっちりとプラレールやトミカ、フィギュアなどを美しく並べる子、おもちゃ箱をひっくり返したようなバラエティに富んだグッズを並べる子、お洋服中心の子など、見ているだけで大人もウキウキしてきます。
開始直前に親は退出し、子どもたちは事務局から接客の方法、収支のバランスシートの記入の仕方、気をつける点などレクチャーを受けます。
1時半の一般開場を前に外にはもう長蛇の列が…。親と相談して決めたお金を握り締め、開場するや、子ども達は売り場にまっしぐら。売る側も大きな声と笑顔で「いらっしゃいませ!」と迎え、外から見守る親たちをよそに、最後まで大変盛り上がりました。
終了後まとめのレクチャーでは、FNSチャリティキャンペーンの紹介もしてもらいました。1円で世界の恵まれない子ども達に出来ることは何か?という説明をお姉さんから受ける子ども達の目は真剣そのもの!
大事なものを売って得たかけがえのないお金にも関わらず、多くの子が積極的に募金をしてくれました。
買い物をしたくれた子ども達も、出店参加した子ども達も、このイベントを通してお金や物との上手な付き合い方、大事にする心を学んでくれたと思います。
また、前日の仕込みから当日の模様までフジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」のカメラが密着し、翌日の「得もり」コーナーで紹介されました。
ママトコでは今後定期的にこのキッズフリーマーケットを開催し、多くの子ども達に「物を大切にする、お金を大切にする」体験をしてもらいたいと思っています。
文:高瀬透子(フジテレビ ライツ開発部)