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2008年度番組活動トピックス

『もしも3』 あなたが当たり前と思っている生活が、実はそうではなかったら?

[2008年8月1日更新分]

『もしも3』企画 高瀬敦也スペシャルコラム

(2008年7月6日(日)午後4時~5時25分放送 ※一部地域を除く)

「もしも輸入食材が禁止されたら」
日本の現状に絶叫!鈴木Q太郎。


「もしも石油製品を禁止されたら」
予想以上の展開に
思わず涙の小出真保。


「もしも現代生活を禁止されたら」
何もないところから逆に
文明の利器が増えていくと・・・?
ジェシカの二人。

この番組は、「もしも、身の回りにある何か一つだけを禁止されたら、どういう生活になるのか?」という実験を観察するドキュメントバラエティです。昨年12月25日と今年3月27日の深夜放送が好評につき、7月6日(日)の午後に3回目の放送となりました。

今回は「輸入された食材を食べることを禁止」「石油製品の使用を禁止」「文明生活の禁止」というような3つの実験生活を、人気のタレントさんに行っていただきました。

特に石油(エネルギー)危機と、食料自給率については近年様々なカタチで取り上げられており、被験者も、これらの問題に対してある程度の知識があるように思っていたからか、この実験をこなしていくことを容易に考えていました。ですが、いざ実験が進み、その不便さや想像を超える異世界に直面したとき、大きなショック受けていました。

これらの実験でわかったことが大きく二つあります。

1.様々な社会問題は、「頭の中では理解」しているつもりでも、それがどれほどまでに厳しいもので、リアルな「現実として感じる」ことは不可能なのだと言う事。
2.そして、それを感じたとき、人は冷静さを失い、怒りをはじめとした強い負の感情を抱くのだということ。

今回参加していただいた被験者は、普段は非常に温厚な方々でしたが、実生活とのあまりのギャップに感情をコントロールできなくなっていきました。

この現象は、番組としては、タレントの普段見れない素の表情が垣間見えるという「娯楽」でもあり、それと同時に、異世界に放り込まれた人間の典型的なケースを表した「情報」にもなりました。

あまりに便利で、満たされた生活。日々の暮らしでは、その生活にさえ様々な不満を感じたりしているものです。
この実験終了後、被験者が感じた共通の感想は、日々関わる道具や文明、関わる人々など「あらゆる物事への感謝の気持ち」。
この感謝の気持ちこそが様々な問題の解決へ必要な事なのかもしれません。

私自身もこの番組制作を通して自戒し、反省することが多くありました。

そしてこうした目を背けたくなるような現実や、ちょっと難しいテーマも、「娯楽」のひとつとして楽しんで頂けたのなら、テレビマンとして嬉しく思います。
(できるだけ「多くの人に」「楽しんで」「感じて」もらうため、つらい実験に尽力して下さったタレントの皆様に心から感謝いたします)

文:高瀬敦也(フジテレビ 編成部)

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