第1回 2018年4月7日(土)放送 あらすじ

看護師の卵たちの汗と涙の青春一徹物語…え?もう辞める?

白い羽根は何色にも染まる。どんな色にでもなれる。
でも、何色の羽根を背中につけるかは、多分それぞれの生き方にかかっている――

都内にある看護専門学校。木崎瑠美(新川優愛)は、玄関脇のナイチンゲールの像を見上げ、背を向けて帰ろうとしたものの、思いとどまり校舎に入っていった。
瑠美は元々看護師になりたかったわけではなく、大学受験に失敗し仕方なく看護専門学校に入学した。同級生は積極的に話しかけてくる山田千夏(伊藤沙莉)を始め、主婦でふたりの子供を持つ佐伯典子(酒井美紀)や一流大学の法学部を出ている遠野藤香(さとうほなみ)など経歴や個性だけでなく、世代もバラバラだった。

清拭、洗髪、ベッドメイク…たくさんの実習。不器用ながら看護師を志す気持ちだけは人一倍の千夏に、瑠美は居残り練習に付き合わされる毎日。ある日、千夏に強引に誘われ渋々参加した合コンで、瑠美は嫌味な発言を繰り返す女子大生にずばりと文句を言って場の空気を壊してしまう。千夏の幼馴染・瞬也(瀬戸利樹)はあっけにとられてそんな瑠美を見つめていた。その場を後にした瑠美に、千夏は「強い人といれば、自分も少しは強くなれそうな気がする」と嬉しそうに話す。一方、瑠美は千夏の瞬也への想いに何となく気づいていた。
瑠美が自宅に帰ると、そこにいるのはパート帰りの母・智子(榊原郁恵)と、失職したあげく部屋に引きこもる父・信吾(春田純一)の姿だった。

瑠美たちは肺がんのオペ見学実習に臨む。初めて見る本物の手術に圧倒される瑠美たち。その時、いつも優秀で動じなさそうな遠野がその場に倒れてしまう。瑠美が藤香を外に連れ出すと、通りかかった研修医の菱川拓海(清原翔)が手を貸す。この時の出会いが、後に瑠美にとって大きな意味を持つことになるのだが…。

瑠美や千夏からすれば、佐伯も不思議な存在と言えた。まだ子供が幼く手がかかる佐伯にとって、看護学校に通うのは相当に困難なはずだった。なぜそこまでして看護師を目指すのか?すでに出席日数が足りず、担任の波多野みどり(宍戸美和公)は校長の番匠光太郎(加藤雅也)に佐伯のことを報告。番匠は、看護師不足の折、主婦でもやる気があるなら看護師を目指してほしいという考えで、波多野には前向きなサポートを指示する。引き受けた波多野だったが、同世代の女性として、胸の奥では暗い気持ちが渦巻いていたのだ。そして、ある日の授業の後、事件が起こる。

キャスト

木崎瑠美: 新川優愛
山田千夏: 伊藤沙莉
佐伯典子: 酒井美紀
遠野藤香: さとうほなみ
日野瞬也: 瀬戸利樹
菱川拓海: 清原翔
山田健司: 柳沢慎吾
木崎智子: 榊原郁恵
番匠光太郎: 加藤雅也

ほか

スタッフ

【原作】
藤岡陽子「いつまでも白い羽根」(光文社文庫 刊)

【脚本】
小松江里子

【音楽】
まらしぃ

【主題歌】
感覚ピエロ「一瞬も一生もすべて私なんだ」

【演出】
阿部雄一

【企画】
横田誠(東海テレビ)

【プロデューサー】
市野直親(東海テレビ)
島崎敏樹(泉放送制作)
壁谷悌之(泉放送制作)

【制作著作】
泉放送制作

【制作】
東海テレビ放送

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