偽りの花園
瀕死の花嫁
結婚の祝宴の日。美禰子は美琶子に呼び出されて、娼館へ駆けつける。美禰子の実の父親が見つかったという。美琶子に案内されるまま、美禰子は父親がいるという一室へ入る。が、そこには店の客・石神がいて、美禰子を娼婦だと思って襲いかかる。美禰子は必死に逃げようとするが、暴力をふるう石神に抵抗できなくなる。心も体もずたずたにされた美禰子は、美琶子の仕打ちを誰にも打ち明けられないまま、祝宴の席に座る。きらびやかなドレスを着て現れた美琶子は、美禰子に平然と祝福の言葉をかける。さらに、美琶子は瑠璃子に不吉な予言をする。気分が悪くなった美禰子は、途中で退席する。