愛と死をテーマに、余命一年と宣告された主人公の前向きな姿を描き、見る人に感動と勇気を与えた『僕の生きる道』。
あれから一年、そしてついに、2004年を飾る草なぎ剛主演の感動のドラマがまた始まります。
タイトルは『僕と彼女と彼女の生きる道』。
テーマは『絆』。
“絆”は、絶とうと思っても断ち切れない結びつき。
「夫婦の絆」「親子の絆」など、本当は太く、強固に結びついているはずの『親子』や『夫婦』。
しかし、離婚件数の増加、子供への虐待などが毎日のように報道される現代を生きる我々にとって、“絆”はあまりにも細く、か弱いものに感じられます。
本当に“絆”は存在するのでしょうか……。
ここに、一人の男がいます。
その男はある日突然妻に逃げられます。
自分なりの価値観でそれなりに一生懸命生きてきたつもりだったのに、その理由がわかりません。
そこに一人の女の子がいます。
その男の娘です。
初めて二人きりになり、今まで娘と心から向き合ったことのない男は戸惑い、迷い苦しみます。
そしてもう一人、女がいます。
女は現代的で聡明な女性。幸せとは何かに悩み、まだ自分の生きる道を見出せずにもがいている女性です。当然、子持ちの無責任な男には、興味を持つどころか軽蔑さえしています。
この物語は、今を生きる男女が、絆を結ぶことの難しさとともに、人を愛する事とは、生きていく事とは、そして、本当の幸せとは何かを問うヒューマンストーリーです。
橋部敦子が作り出す独特の世界観の中、新たなキャストと演出陣も加わり、またもや人々の心にも深く染み込み、揺り動かしていくドラマとなるでしょう。
ご期待下さい!