『復職記念号』 2014年11月19日

先日家族でミカン狩りに行きました。
もう一人でミカンをもげる娘と、
畑をひたすら駆け回るだけの息子。
大変ながらも癒やされています

みなさま、お久しぶりです。藤村です。
二度目の産休・育休が明けて、またまた戻って参りました。
休みが明けたら入社19年目だった…まさしく、浦島太郎状態です。

うーん。正直、今回の休み中はかなり悩みました。
どのタイミングで復職するか…。
「ここで戻ろう!」と決断できたのには、いくつかの決め手があったように思います。

一つには安心して子供を預けられる先が、上の子・下の子共に決まったこと。
保育園・シッターさん・じいじ・ばあば…そして一番の功労者、主人。

同期の佐々木恭子ちゃんが先に子供二人を生んで働き始めて
「なんとかなるよー」と言っていたことも、心の安心材料としては大きいかな。

そして、意外にも定期で宅配サービスを始めたことも大きな後押しでした。
これまでオムツやミルクをはじめ生鮮食品・日用品も
毎度手がちぎれそうなほど沢山自分で買い込んでいましたが、
玄関先まで届けてもらう生活スタイルになり、とってもとっても楽になりました。

働ける土壌が整い、戻れる職場があるって本当にありがたいと感じています。

週に5日、子供2人を預けて外に出るってどんな生活になるんだろう?
と育休中は想像もつかなかったけど、すでに今は逆の心境かな。

おかげでやっと自分だけの時間が持てるようになったし、
同じような悩みを抱えるワーキングマザーと相談しながらのランチができたり。
たったこれだけのことだけど、夢の様。

育休中の幼稚園ママたちとのランチは最高~に楽しかった!!!!!
同じ年の子供を抱えるママならではの「わかるー!」や「へ~!」がいつもあって、
とても有意義でした。
だけど、それとはまた違った「藤村さおり」としての時間がありがたいと感じる
今日この頃です。

しかし、であります。
働きながらのママ業はとにかく時間的余裕がない。

全ての準備を秒単位でやらなければ回っていかないので、
当然ながら、毎日のやりくりが大変。

駅でエスカレーターに乗ったって、いつも、早足か小走りで駆け上がる。
でも痩せない。笑。

社会に出て働くんだったら少し小ぎれいにしていたいと久々にヒール通勤してみるも、
意外と腰にきたりして…。ハァ~。

…働く女性は、結構な割合でこんな生活をしていると思うと、
みんな頑張っていて偉いなぁと感心しきりです。

でも!!
今回2年近くどっぷり専業主婦してみて、ワーキングマザーより専業主婦の方が、
「逃げ道がない」という点では、大変なんじゃないかと思ったのです。

子供たちは可愛くて可愛くて、大大大好き☆
だけど、子供から片時も離れることが出来ない不自由さや、
気配り・目配りしていないと危険がいっぱいな子供の世界を、
子供が起きる前から寝た後までお膳立てして付き合っているのは、実はとても重労働。

24時間、子供と真正面から向き合っているって、
骨の髄まで吸われるようなグッタリ感がありますからねぇ。
ほんと、体力要ります。

しかし、子供の成長って面白いですねー。
最近の一番の楽しみです。
こんなに成長したのか!とドキっとさせられることが多々あります。

4歳になった娘は美しいものが大好き。
「ママ、そのスカートすてき~☆ だからいつもはいて~」
なんてオマセなんでしょう!と親を驚かせたかと思えば、

1歳の息子は例外にもれず、四角い硬いものが大好き!
朝、保育園に着いてぐずっていても、電車やバスのおもちゃを見つけた途端、目が釘づけ。
息子の心の中からママはいなくなってしまうようです。
女の私にはない感覚に「1歳でも根っからの男子だなー」を感じます。

母である私は…というと、毎日綱渡りの日々ですが、
実はこの10年を振り返って、今が一番元気かもしれません。
そして、私の人生の中で、今が一番幸せかも…と思える瞬間です。

先日、タレントの千原せいじさんが「ノンストップ!」で言っていました。
「女性はお母さんになると別のパワーがブワーッと出てくるから!女の人は大丈夫!」
的なことを。

本当にそうかもしれません。
何かこれまでになかった底力みたいなパワーがブワーッ!、出てますわ。私。

そんなこんなで この「エコラ」、12月から更にパワーUPして、
なんとブログに移行します!!

なるべくちょこちょこ更新しますので、
今後とも益々ご贔屓に☆

藤村さおり