全っっっっっ然知らない街を歩いてみたものの

3月28日(日)スタート 24:30~
6夜連続放送

キャストコメント

    • 主演・ムロツヨシ(セイノ役)

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      作品のオファーを聞いたときの率直な感想は?
      清野とおるさんの他の作品を読んだことはあったのですが、この作品はまだだったので、お話を聞いてすぐに読みました。知っている街を紹介するのはよくありますが、知らない街を歩いてみるというのは“面白いこと考えるなー”と。僕でよければやらせてください!と思いました。
      撮影する5つの街について印象は?
      実は国道という街は、私の地元に近いところなんです。僕の通った高校の学区が一緒なので友達も多くて。それなのに、僕は生麦事件のことを今回撮影するまでよく知らなかったんです。勉強不足だったな、と思い、地元の高校の同級生のグループLINEに“申し訳なかった”となぜか謝罪のメッセージを入れてしまいましたよ。
      主人公のセイノと自分に共通点は?
      街を歩いているのはセイノという役ですので、あまり自分ぽくならないようにはしています。ただ、素のリアクションは僕を通ってしまうので、自分に近いところが出ていると思います。僕は知らない所に行くことを“肝試し”という言い方をしますが、原作を読むとセイノもそのように感じている部分があるので、そこは共通点と言えるのではないでしょうか。あとは、いつも僕が髪を切ってもらっている美容師さんと相談して、『原作の清野さんと主人公のセイノと、ムロちゃん(美容師さんのムロへの呼び方)をミックスした』この髪型に落ち着きました。地のムロから、セイノの髪型に寄せていったイメージです。
      視聴者の皆さんにメッセージを
      街をぶらぶらとぶらつく“ドラマ”と言っていいのか、“作り物”です。清野さんが実際に歩いてみた場所や、街によっては今回新たに撮影した場所もあります。清野さんが通った道であるような、清野さんが作った世界でもあるような、そんな街ぶらの作り物です。その街を知る映像としても楽しんでいただければと思います。日々撮影がんばってまいります。どうぞよろしくお願いします!
    • 黒田福美

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      生まれも育ちも東京なのに、行ったことのない街ってあるものですね。今回の上中里も初めて訪れましたが、近隣に名所がたくさんあってビックリ!駅前のスナック喫茶“サン”のおかみさん役をやらせていただきましたが、お店もご主人もとても魅力的。私たち撮影班を下町らしい人情でもてなしてくださいました。主演のムロツヨシさんとは初めてで、お会いするのを楽しみにしていましたが、さすが実力派。おかげさまで俳優としても楽しい仕事をさせていただきました。

    • 高杉亘

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      第1話に、定食屋さんの常連客で出演させていただきました。大好きな吉村監督の下、久しぶりに歌も歌いましたが、酔っている設定なので…ねっ。本当はもっと上手(うま)いんですよ~(笑)ムロ君とは約15年振りの共演なんですよね~。昔と変わらない人柄で、今回共演なさった方々は皆さん好印象持たれたと思います。イカン、またムロ君の好感度を上げてしまう…。知らない街をぶらぶら探検、ホッコリ気分で是非ご覧下され〜。

    • 平泉成

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      撮影、面白かったねー。 実在する場所にすごい名士がいるもんですね。 この企画は、役者が芝居している風に映るのも微妙だと思いまして、ドラマなのか、ドラマじゃないのかわからないくらいの感覚で、役者なのか実際の人なのかわからないようなラインでできたら、と。撮影中は雨が降っちゃったから、アドリブもちょこっとありますよ。あと、ダジャレも楽しかったです(笑)。私自身も、散歩しながら知らないところに入っていくのが好きでしてね、このセイノと同じで。ドキュメンタリーのようなドラマです。面白いので、是非ごらんください。

    • 高橋ユウ

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      私は、セイノとお店で居合わせたお姉さん役で出演させていただきます。お姉さん役、というのは今までもあったのですがまさかの歴女。“歴史勉強しておけばよかったー!!”と強く思いました(笑)。お店の中の雰囲気と、ムロさんはじめ役者さんの皆様の雰囲気がとてもリアルで、このまま一杯やっていきたいなと思っちゃうくらいに居心地がよかったです。こういうドラマ、見ちゃうんですよね。ポーッと見れて、それでいて心が温まるんだろうなぁ、と放送が楽しみです。

    • ビートきよし

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      僕の役が、まさかここまでよぼよぼのじじいだとは思わなかったです(笑)。元々コントをやっていたものだから、演じていても、いろいろ遊びたくなっちゃうんだよね。霞ヶ関の駅前で、牛歩するシーンがあったのだけど、スタッフが笑いをこらえきれなかったようで。それを見ちゃうと、また遊びたくなっちゃう。もっと笑いを取りたくなっちゃうんだよね。でもドラマだから、我慢しましたよ。ムロさんは気さくな方だよねー。スタッフも若くなりましたね、現場の雰囲気もすごく良くて、和気あいあいで、楽しかったです。

    • 高橋ひとみ

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      自分がこの喫茶店のママになった気分でやらせていただきました。本物のママに似た髪型も作っていただいて。今回の企画は、とにかく細部にわたってリアルです。セットとは違い実際に営業しているお店で、皆さんが協力してくださってね。お芝居しているという感覚がなかったので、見ている方も、気づいたら“なんだ、高橋さんがやっていたんだ!”という感じかもしれません。ムロさんとは初共演だったのですが、緊張させない方ですね。あと、ムロさんは“理数系”だから見ているところが違うんですよ。スタッフの動作から椅子の位置まで…頭がぐるんぐるんと動いていてすごく面白かったです!

    • 新川優愛

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      面白いドラマだと思いました!八王子にこういうところがあるなんて知らなかったですし、近くでも知らない方がいるのではないでしょうか。コロナで世の中が元気のない中、知らない街にフォーカスするという企画自体、素敵ですよね。(新型コロナが)収束したら行ってみたい、と感じていただけると思います。今作の制作スタッフの皆さんは、知っている方も多く、やりやすかったです。ムロさんとは初共演でしたが、テレビで見るそのままの方で、たくさん勉強させていただきました。牧場の匂いが画面で伝わらないのが残念ですが、がんばりました(笑)。でもすぐに慣れて、皆で一緒に体験しながら撮影したのが本当に楽しかったです。

    • 伊吹吾郎

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      和気あいあいとした家庭的なドラマに久しぶりに出演させて頂けました。出番は多くはありませんが、また出たい!と思ったドラマですね。牧場のお父さん役ということで、衣装がつなぎ(オーバーオール)だったのですが、似合っていましたか?(笑)。ピザを窯から出すシーンは、いつもここで本当にやっているお父さんに実際に教えていただいたんですよ。牧場の皆様には、こうやって撮影現場を気持ちよく貸していただき感謝です。私たちは一緒にやっている仲間という認識を持ってお芝居ができました。ムロさんはこういう役がぴったりの人だね。ほのぼのしていて、現場はとても楽しかったです。

    • モト冬樹

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      今回、ムロ君が旅する町の氷屋さんの主人ということで、役作りすることもなく楽しく演じることができました。ムロ君とは以前、小栗旬君監督の『シュアリー・サムデイ』で共演させてもらって、その時は俺の息子という違和感のある設定だったんだけど、今回は自然に楽しくお仕事させていただきました。また機会があれば床屋さんのオヤジかなんかやりたいな。

    • 東 幹久

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      台本を読ませていただいた時、今までありそうでなかったドラマだな、と思いました。人々が真実でそれを役者たちが作っていく、という“リアリティの中にお芝居がある”んですよね。私の衣装も、資料館のスタッフさんが着ているのをかなり忠実に再現しているそうです。その街の匂いとか雰囲気を感じていただきつつ、そこに描かれる人間を見ていただければ、と。セリフも面白いですよ。ムロさんとは初共演で、ちょっとのシーンでしたが、楽しいやりとりになっていますので仕上がりが待ち遠しいです。自然や街並が舞台なので、この状況が落ち着いたらちょっと行ってみるか、って思っていただければうれしいです。

    • 温水洋一

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      思っていた通り楽しい現場でした!ムロくんとは久しぶりでしたが、台本を見たら“あ、楽しそう!”って。カラオケを歌わなきゃいけないのが…しかも歌ったことのない曲で、胃が痛かったです。家でも練習していたのですが、先週奥さんと一緒にカラオケボックスに行って練習しましたよ。それだけが大変でした。バス旅のロケなどで地方の都市は行ったことはあっても、久留里の街は歩いたことがなかったですね。実在するスナックで撮影するなんて!“居酒屋くるり”は、セットではなく、本物で、味があって…私も地元の住人になりきっていましたが、本当の常連さんと飲みたくなってしまいました(笑)

    • 久保田磨希

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      私も娘が生まれる前までは、“不意に知らない街に行ってみる”ということが趣味だったので、原作を読んだ時、同じ人がいる!と興奮しました。肌にまとわりつく様な生っぽさが最高に面白い清野さんの世界の住人になれたことが幸せです。撮影の休憩中に街を散歩したのですが、出会ったご婦人に“あなた、『居酒屋くるり』のママ役でしょ?ピッタリ、グーよ”と声をかけられて、最高にうれしかったです。

    • 中川大志

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      今作のオファーを聞いたときの率直な気持ちは?
      実際の街をぶらぶらするバラエティー番組はありますが、これはドラマということで。台本を読んでみて、“リアルな街の情報番組的な要素”と“ドラマの世界”の線引きがあいまいなところが好きだなー!と。また、ムロさんがセイノをやるということも伺って、“間違いない、是非やらせていただきたい!”と思いました。
      「居酒屋くるり」のシーンはいかがでしたか?
      自分も、こういうスナックなどで知らないおじさんと仲良くなって飲むというのが好きなんです(笑)。素敵なお店でした、なんとなく落ち着くし。ママさんとデュエットするシーンもあって、素で楽しんでしまいました。ナカタは自分なんじゃないか!?って思うくらい、自然と入り込んでお芝居しています。ナカタは僕だと思って見てください(笑)
      ムロさんとの共演はいかがでしたか?
      長いこと何回もお仕事をご一緒させていただいているので、安心感がありました。撮影の合間で、せりふを合わせて“ここはちょっと遊ぼうか”なんて話もできて面白かったです。ふたりでがっつりと掛け合いをするシーンがあるのですが、お互いに事前に打ち合わせしつつ、本番では全然違う球が飛んでくるんです。何が起きるのか、ドキドキしつつも、めちゃくちゃ楽しかったです!
      視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
      僕は旅や地方ロケなどで、地元の人気店や穴場スポットを探すのが好きなんです。最近はなかなかかないませんが、撮影をしながらも久々にそういう疑似体験ができて楽しかったです。ドラマを見てくださる皆さんにとっても、この状況が落ち着いたら“行ってみたいな、やってみたいな”と思っていただけるとうれしいです。僕もどんな仕上がりになるのか今から楽しみにしています。是非ご覧ください!
    • 原作・清野とおる

      行ったことすら忘れていた数々の街。描いたことすら忘れていた漫画。そんな、10年前に描いた僕の漫画が、この不可解なタイミングで、豪華すぎる出演陣でドラマ化したその理由を、真面目に考えてみました。…全っっっっっ然わかりませんでした。まあとにかく、自由気ままに知らない街で知らない人たちと密に触れ合える、そんな日常が早く戻るといいですね。

    • 企画・プロデュース 
      安永英樹(フジテレビ編成部)

      ちょっとシニカル、でもどこか愛おしい、この愛すべきムロツヨシさん演じるキャラクター“セイノ”が、用事がない限りおそらく絶っっっっっ対に訪れないであろう街の不思議な魅力を「暴き」出してくれます。毎週何曜日の夜、ではなくて…6日間“毎日連続ドラマ”というちょっと不思議なドラマをお楽しみいただければと思います。