第10回 2017年12月14日(木)放送 あらすじ

3か月ありがとう

弓神(浅野忠信)は、ヒズミ(山本美月)が意識不明のまま収容された病院に現れたのを最後に、羽生(神木隆之介)たちの前から姿を消す。うきよ署では、ドライブレコーダーの映像などから、資産家の元医師・薮田恒男(渡辺哲)を殺害したのは、死んでいるはずの作家・横島不二実(オダギリジョー)であると断定し、捜査を開始する。横島は、7年前に自らの小説『ロイコ』になぞられた殺人事件を自演し、河合武(渋川清彦)・伊代(酒井美紀)夫妻を殺害していた。そのときに生き残ったひとり娘がヒズミだった。横島は、逮捕される直前に焼身自殺したはずだったが、その死は、弓神によって偽装された可能性が高かった。
それから数日後、ヒズミが突然病院からいなくなる。筆談用のボードには「もう元気になりました」という文字と、ロイコ事件で殺害現場に残されていたものと同じカタツムリのマークが描かれていた。同じころ、漫画喫茶にいた弓神は『ロイコの部屋』サイトで「空飛ぶサンタを見たい人募集。豪傑で強靭な男性優遇」という募集告知を見つける。横島が書いた小説『聖なる夜空にサンタが舞う』の中にも「豪傑で強靭な男たちがやってきて、その刑事を襲った」という描写があった。弓神の行方を追っていた羽生は、漫画喫茶でようやく彼の身柄を拘束する。そこで弓神は、横島がまだ犯行を続ける気でいることを羽生に告げた。「お前か俺のどっちかが狙われているんだよ」と。

キャスト

弓神適当: 浅野忠信
羽生虎夫: 神木隆之介
氷川和美(ヒズミ): 山本美月
多々木挙男: 仁科貴
町尾守: 橋本淳

菅能理香: 稲森いずみ

ほか

スタッフ

【原作】
井浦秀夫「刑事ゆがみ」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)

【音楽】
菅野祐悟

【主題歌】
WANIMA「ヒューマン」(unBORDE/Warner Music Japan)

【脚本】
倉光泰子
大北はるか
藤井清美

【プロデュース】
藤野良太
高田雄貴

【演出】
西谷弘
加藤裕将
宮木正悟

【制作】
フジテレビ

バックナンバー