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闇夜を照らす…『ナゾのシグナル』

東京都江東区有明。 フジテレビのすぐ近くに、不可解なものがあるという。
スタッフは、それを見つけるため、夜の高速道路へ。 すると、この建物の上部に光を放つ暗号のようなものが! 近づいてみると…円は赤く、縦線は黄色く光っている。

この光のシグナルがある建物は…『有明清掃工場』
今から31年前に創設され、近隣の可燃ごみが集まる、有明清掃工場。

ナゾの光は…その工場の煙突にあった。
しばらく、その光を見ていると…縦の黄色の光が1つ増えた! その後も、黄色の光は一つずつ増えていき…一番上まで光った。 さらに、しばらく待つと…縦の黄色い光は全て消え、円の赤い光が一つ点灯!

工場の担当者に話を聞いてみると…ただの装飾ではなく、ある役割を果たしているという。 夜空に浮かぶ、ナゾの赤と黄色の光は、何を意味しているのか!?

東京・有明にある、赤い円と黄色い縦線の光。 この正体は…!?
実は、あれは時計なのだという。
この時計の発案者で、東京都立大学で建築学を教えていた、小林さんに話を聞いた。
小林「まず、上に円形状に並んだ12個の穴が空いていて、何時という所まで赤く点滅。それから縦方向に11個の穴がありまして、5分経つと、一つ黄色い光が出るようになっています。5分おきに上がっていって、最後全てが黄色く光っている時は、55分〜59分までの間という意味」

つまり、赤い円が8個光って、黄色い縦線が5個光っていれば、8時25分から29分。 赤が9個光り、黄色が11個光っていれば、9時55分から59分。 そして、10時ぴったりになると…黄色い縦線の光が消えて、赤い円の光が一つ増える、という仕組みなのだ!
わかりづらい…

有明清掃工場の建設が計画された頃、有明・台場・青海などからなる、臨海副都心エリアは開発が始まったばかり。 まだ、その町の雰囲気や特徴、いわゆる 景観デザインがなかったのだという。
そこで、小林さんは…
小林「今後、あそこに出来てくるであろう景観を刺激していくというか、そういうものでありたいという想いもあって、そこでああいう時計にしても、いわゆるアナログ型の時計ではなく、近未来的というと、まあ言い過ぎかもしれないですけど世界で一つの時計になっていますし」
この不思議なデザインの時計には…有明の未来の発展を願う、そんな想いが込められていたのだった。