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ミステリーFILE.03 見えない トモダチ

アメリカ・アーカンソー州ベントンビル。 この地で中古車販売業を営むジェシーさんは、妻と幼い娘と共にごく普通の日々を送っていた。
しかし…昨年12月から、家の中で『ある異変』が起き始めたという。

ある日の夜、ジェシーはソファに横になっていた。 その時、おもちゃが動いた気がしたので、慌てて携帯電話で撮影したという。
なんと、おもちゃの車がひとりでに動き出したのだ。 驚いた彼は、誤って録画を止めてしまったが…再び撮り始めると、また動き出す。

朝になり、妻のエリザベスさんを呼ぶと…また車が動いた! エリザベスさんがリビングを覗くと…先ほどの車が、後退。
さらに、リビングに出てくると…別の車も後退し、壁に衝突。

こちらが、映像の中で動いていたおもちゃの車。 モーターなど、電気で動く仕組みではなく、誰かが押さないと、動くはずがないものだ。
ジェシー「その瞬間はただ唖然としました」
エリザベス「私はナーバスになりました。これが一度きりのことなのか、分からなかったからです」
その不安は的中し、このあとも、次々と怪異が発生!
しかも…今まで見たこともない、驚愕の瞬間をカメラが収めていた! それは、一体!?

先ほどの映像から数日後。
何か不穏な空気を感じ、撮影を始めると…ベビーサークルが引きずられるように大きく移動。
娘さんがジ〜ッとドアの方を見ていたので、映像を拡大してみると…ドアが勝手に動いている。
このように、家の中の様々なものが一人でに動き出す怪異が立て続けに発生し、ジェシーさんは…『この家に霊が憑いている』と感じたという。

ジェシー「異変は何度も起きました。でも次第に、幽霊は楽しんでいる、私の気を引きたいのかもと思うようになりました」
スタッフ「怖いとは感じませんか?」
ジェシー「いいえ。」
なんとジェシーさん、これらの怪異に『恐怖』を感じた事はないというのだ。

その理由は、家の中で怪異が起きた事によって、幼少期の『ある記憶』が蘇ったからだという。
ジェシー「実は、子供の頃にいくつか不思議な体験をした事を思い出しました。例えば、ミニカーが一人でに動き、おもちゃのガレージに入るなどです」

そのため、ジェシーさんは子供の頃から『霊は存在し、怖いものではない』と思っていたという。 とは言え、家の中で様々な怪異を起こすものが、『良い霊』なのか『悪い霊』なのかは分からない。 しかし彼は『ある出来事』によって『家の中にいるのは、悪い霊ではない』と認識したというのだ。
その出来事を捉えた映像がこちら。
ジェシーさんの呼びかけに対し…壁に掛かった絵を揺らして、返事をしているではないか。 『風が吹いて揺れたのでは?』と思う方もいるかもしれないが、壁に貼られている他のものは、一切揺れていない。

さらに会話は続き…
ジェシー「敵意はないか?」
(1回=はい)
ジェシー「『ゴーストバスターズ』は好きかい?」
(2回=いいえ)
ジェシー「嫌いなのか!?映画は好き?」
(1回=はい)
ジェシー「オレたちに害を与えに来たのか?」
(2回=いいえ)

ジェシーさんが、この動画をSNSに投稿すると、大きな話題となり、様々な番組や団体から『調査をしたい』という連絡があったというが、全て断ったという。
ジェシー「その理由は、こういう現象をビジネスに使われたくなかったからです」
スタッフ「今回、私たちの取材を受けてくださいましたが、その理由は何ですか?」
ジェシー「私に連絡をくれたスタッフさんから熱意を感じたので、今回は受ける事にしたのです」

そして今年、賃貸契約切れとなったため引っ越し、現在の家に移り住んだジェシーさん一家。
『霊は家に取り憑いている』と思っていたため、引っ越した事で、今まで通りの日常が戻るかもしれないと思いきや…なんと、引っ越しても、怪異は止まらなかったのだ…!

こちらは今年4月、新居で撮影された映像。
この電灯のスイッチはドアのそばにあり、他にはないというが…それにも関わらず、激しく点滅を繰り返している。 取材時にその電灯を確認してみたが…特に異常は見当たらない。

さらに、こちらの触れないと光ったり音が鳴ったりしないおもちゃが…次々とひとりでに作動。
このように、怪異は今現在も続いているというのだ。

そこで、今回我々は、ジェシーさん一家の承諾を得て…彼らの自宅に通常のカメラと動きに反応する動体検知カメラなど、計4台を設置。 この家の中で何か起きるのか、検証してみた。
午後10時40分頃、撮影を開始。 すでにジェシーさん以外の家族は就寝している。 スタッフは、近くに停めた車の中で映像を確認。

午前0時30分頃、ジェシーさんがバスルームへ。
すると…ジェシーさんがスタッフのいる車へ。 何かを感じるというジェシーさんに、家の中に来るよう言われるスタッフ。

スタッフがバスルームの前に立つと…電灯が一回点滅。 ジェシーさんはスタッフに霊に質問するように促した。
スタッフ「今ここにいるんですか? 1回だけ」
その後も点滅が繰り返される。
さらに…
スタッフ「あなたは幽霊ですか? 2回!違う!?」

朝になってから、この電灯を確認したが…特に異常なし。 室内にスイッチがあるが、あの時、スタッフ以外は誰もいなかった。
この怪異を引き起こしているものは、一体 何なのか?

実は、ジェシーさん、引っ越してもなお、怪異が起き続ける事で、『自分自身に何かが憑いているのでは?』と思うように。 しかも、憑いているものには、『心当たり』もあるという。
ジェシー「ある日の夜遅い時間でした。私は車を運転していて、フクロウを見かけたので車を止めました。枝の上にいて、真っ白でした。そして、まるで昼のような光が一瞬で現れたようになったのです。驚いて目を閉じ、もう一度開くと、光もフクロウも消えていました。その後から、家の中で起きる異変に気付き始めたのです」

実は、ギリシャ神話などでは『白いフクロウ』には『幸運』『守護』という意味があるという。 ということは、幼少期以降、何らかの理由で見えなくなっていた守護霊が白いフクロウをきっかけに、家の中の物を動かすという、目に見える形で現れたのだろうか?
家の中で起きる 様々な怪異…その原因、あなたは何だと思いますか?