オンエア
東京へ 夢を追って出てきた彼が仕事を辞めよう…そう決意をしていたその時! あることがきっかけで、誰もが知る『あるモノ』を生み出した! SNSも大熱狂! 賞賛の声で溢れかえり、日本中を…いや世界の人々を魅了する人気モノへと駆け上がっていくのである。
そんな彼が生まれたのは、自然豊かな長野県大町市。
母親は病弱で入退院を繰り返していたが、絵を描いては子供たちを喜ばせていたという。
そんな母の影響で絵を描くことが大好きになっていった。
だが、彼が小学3年生の時、大好きだった母が突如 他界。
あまりにも突然の別れに、すぐには感情が追いつかなかった。
その後は、父が一人で家業の理髪店を守り、兄弟二人で家を守った。
そんなある日、家に見知らぬ女性が!
父が再婚を考えていたのだ。
そしてこの時、父は彼に「あの人に『またうちに来て』って言ってくれないか?」とお願いした。
だが、彼はどうしても言えなかった。
結局、その女性が再び家を訪れることはなく、父親も再婚しなかった。
それ以来、父親との距離は微妙なものになっていった。
母親が亡くなったあとも大好きな絵を描き続けた彼は…高校生になると漫画家を志すようになる。
そして、あしたのジョーなどを生み出した、ちばてつやさんが選考を務める『週刊ヤングマガジン』の『ちばてつや賞』に応募すると…見事『期待賞』を受賞!
自信をつけた彼は、次の作品に挑む!
全てを注ぎ込んだ結果は…編集者から酷評!
すると…漫画家になることは諦めた。
その後、彼は別の夢を目指すことに! それは…プロレスラー! 漫画も大好きだったがプロレスも大好きだった彼! 高校を卒業後、すぐに上京して憧れの世界に飛び込んだ。
ところが、リング上の練習生とトレーニングメニューが違う!
不思議に思った彼は…「僕も他の人と同じように受身の練習とかやらなくていいんですか?」と聞くと…「必要ないだろ?だってお前、レフェリーなんだから」と言われたのだ!
身長 171cmで超細身、その体格からプロレスラーではなくレフェリーとして採用されていたのである。
その事実を知った彼はプロレスラーを諦め、新たな夢を見つけた!
それは…俳優!
実は、ジャッキーチェンの映画が大好きだった彼は、華やかな俳優という世界に魅せられ、オーディションに挑戦!
見事、合格したものの…滑舌が悪いから俳優は向いてないと言われ、あっさりと俳優も断念。
次に彼が目指したのは…お笑い芸人!
問題は『笑いのセンス』があるのか、自信はなかったが挑戦を決意。
そこで、挫折を繰り返してきた彼の経験、その全てを詰め込んだネタでお笑いの世界に飛び込んだのだ。
すると…独特すぎる芸風がウケ、テレビ番組からのオファーが殺到!
さらに、彼のネタをまとめた本まで出版。
シリーズは3巻まで発売され、累計70万部を超えるベストセラーとなったのである。
ところが、あまりの多忙ぶりに、突然 マネージャーが退職!
自分とマネージャーしかいない個人事務所だったため、スケジュール管理や事務作業まですべて一人で抱えることになり…ついには体を壊してしまった。
このままではダメだと思った彼は仕事だけに専念すべく、大手芸能事務所へ移籍した。 だが、彼が今までやってきた小さな個人事務所とは違い、そこは実力派芸人たちがひしめく世界。 その圧に押され、彼は次第に芸人としての自信を失っていく。 やがて…芸人を辞め、地元に帰ることを決意。
ところが…事務所を退所する日まで、あと1ヶ月と迫ったこの日、代打の仕事が舞い込んだ。
それは、カラオケ映像という、今までに経験したことのない仕事だった。
悪戦苦闘しながらも、なんとかやり遂げた!
すると、なんと、代打で引き受けた仕事をきっかけに新たな仕事が舞い込んできたのだ! さらに、マネージャーから芸人を続けるように引き止められた。
こうして彼は次々と舞い込む依頼に応え続けた。
そして、その中のひとつが…日本中を魅了しただけでなく、世界中の人々の心を震わせる大ヒット作となる。
それが…パラパラ漫画『振り子』。
この動画が日本のみならず世界中で大バズリ!
この映像の作者、これを描いたのは…鉄拳!
ブレイクのきっかけとなった代打仕事は、吉本興業と第一興商がコラボしたもので、イラストが得意な芸人が笑いとイラストを組み合わせたカラオケ映像を作る仕事だった。
鉄拳が選んだ曲。
そして 1ヶ月かけて描き上げた力作は、『こんな村イヤだ』でおなじみ、吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』。
選んだ理由は、自分の芸とリンクしたから!
漫画編集者に面白くないと言われ、挫折した得意のイラスト。
体が細いと言われ、なれなかったプロレスラー。
俳優には向いていないと言われた滑舌の悪さ。
全てが詰まった鉄拳の芸がイラストを使ったフリップネタ!
近年はメイクを落とし、素顔で俳優業もこなすという!