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夢に大黒様が登場し 人生激変

皆さん、今年はどんな初夢を見ましたか? 今年最初に紹介するのは『ある夢』を見た事で、人生激変した方! それが…京都市にある蓮久寺(れんきゅうじ)の38代目住職、三木大雲(だいうん)さん。

市内にある『教法院』という寺の次男として生まれた彼。 しかし、実家は長男が継ぐため、25歳の時から様々な寺で修行を積んでいた。
そんな中、今から21年前、実家の本山と縁のあった蓮久寺に『住職をやってみないか?』と相談を持ちかけられる。 実は、この蓮久寺…室内に大量の雨が降り注ぐほど雨漏りをしていたり、壁が壊れていたりと…まさに『ボロ寺』だった。 修復するにも、かなりの金額がかかるため、寺を継ぐ人が誰もいないという。 そんな話を聞かされた大雲さんだったが…二つ返事で引き受けることに!

実は…当時、色々なお寺を務め歩いていたものの、家族がおり、アルバイトで生計を立てていたのだが、電気・ガス・水道が止められるほどの極貧生活を送っており…『寺を継げば、家賃がかからない!』と、そんな動機で決めたのだ!
こうして蓮久寺に入った大雲住職だが…ボロ寺だったため、檀家もほとんどいない状況。 そんな状況を打破するため、得意としていた怪談話を皮切りに説法を聞いてもらう『怪談説法』なるものを開始。 すると、プチブレイク、いくつか取材が来るように。

とはいえ、それだけで生活が激変するわけもなく…ボロ寺はボロ寺のまま。
しかし、あることがきっかけで…ボロ寺から最先端の寺にアップグレードする事が出来たのだ! そのきっかけが…

せっかくなので、ここからは、大雲住職、お得意の怪談説法を交えながらご紹介。
「本堂からガサガサ音がするんですね。そこにカナヅチのようなものを持って、大きな袋を肩から下げた、ある方がそこにおられるんです。見た目からして間違いなく泥棒だと思いまして、袋を下げているので『何か盗まれたかな』とか色々考えていたんですけれども、盗まれるようなものはこのお寺にはありませんから、何かなと思ってよく姿を見ていますと、気づいたんです。大黒様だなと。思わず『失礼ですけれど大黒様ですか?』と声をかけたんです。その大黒様が『うん。せやねん』とそうおっしゃいまして、これ間違いなく関西弁なんですね。で、夢から覚めまして、『この蓮久寺には大黒様おられなかったのにな』と思いながら色々と探し回りますと、本堂の一角からですね、ボロボロになった大黒様が見つかったんです」

その大黒様がこちら。
住職曰く、夢に出てきた大黒様と全く同じ姿だったという。 この大黒様を発見した後、寺に寄付金が寄せられるなど、少しずつ良いことが起きたという。

とはいえ、まだ寺を改装できるほどの余裕もなく、極貧生活は変わらず。 すると、今から7年前、再び夢を見たという。
「白雲のようなものが出てくる夢をみるんです。そしてその白雲の真ん中が裂けて、見た目 UFOのような形のものが入ってきまして、よく見ると宝船だったんです。七福神さまもおられるようなので恐縮至極で、その帆先に大黒様が立っておられまして『お〜い 大雲』と呼びながら見ておられるんですよ。『あのなバラを買うて来てくれへんか?』、そうおっしゃるんです。起きてからですね、バラを買ってこいと言われたものの、『バラって何かな?』」

普通は花の「バラ」が思い浮かぶが、大黒様が言っていた「バラ」とはイントネーションが違う。 そこで、住職が思ったのは…お肉のバラ。 精肉店に向かうと、お肉を食べられない住職が肉を買いに来たことを不思議に思った精肉店の店主に、事情を話すと、宝くじの『バラ』のことではないかと言われたという。 実は、この当時、その精肉店が入っているスーパーの真向かいに…宝くじ売り場があったのだ。

その時に購入した実際の宝くじが、こちら。
住職が選んだのは、七福神の絵柄の『初夢宝くじ』
これを、バラで10枚購入した。

そして購入から半年後、3度目の夢を見たという。
「再び、宝船に乗った七福神さんが現れられまして。また帆先に立って大黒様が『お〜い 大雲。お金の実は生ったから早く取りに行かないと腐ってしまうぞ』と、そんなことをおっしゃるんです。もうすっかり宝くじのことは忘れていましたから『何を取りに行けと言われたのかな?』と考えて、周りの方たちに『何だと思いますか?』なんて話をしたら、『宝くじを買ったとおっしゃっていましたよね? 早く取りに行かないと期限を迎えてしまいますよ』と、そう教えて頂いて、慌てて宝くじ屋さんに行きますと…」

その宝くじは…見事当選! 当たった金額は…!?
今回、住職にその当選金が入金された時の通帳を見せてもらった。 そこに記されていたのは…1億5000万とんで200円! そう、一等が当たったのだ!!
くじの当選金は、税金が引かれないため、その全てが手元に入った。

大雲住職は、このお金を自分のためには一円も使わず、全額、寺の改装費に充てた。
すると…寺がキレイになった事で、大雲住職が宝くじを当てた話も広まったため、『ご利益があるお寺』と言われるようになり、参拝客が急増! 今年の元日も、多くの人が初詣に訪れ、大盛況となったのだ!
夢のおかげでボロ寺は、大ドンデン返し! 見事、復活を果たしたのであった!

住職「拝む場所を提供するというのは、お坊さんにとって大きな仕事だと思っていて、それが潰れかけていますというお寺にいたので、おそらく大黒様も『なるほど、お前が言うように拝む場所を作ろう、共にやろう』というふうに声をかけてくださった気がします」