オンエア
今から12年前、メキシコであるパイロットが、UFOに遭遇した体験をカメラの前で証言した。
それが起きたのは、さらに遡ること38年前。
その際に管制塔と交信した音声も公開され、生々しいやり取りが話題となった。
その男性こそ、38年の沈黙を破り、UFOとの遭遇を語ったカルロスさん。
カルロス「あの時の体験を話す気になるまで、何年も要しました。話しづらい事情があったのです」
一体カルロスさんに何が起きたのか?
そして彼が話せなかった理由とは何なのか?
実は、その裏には、ある恐るべき事実が隠されていた…!
それは、今から50年前の5月に起こった。
小型プロペラ機で客を送り届けたカルロスは、メキシコシティ空港を目指し、離陸。
天候は良好。
機体にも特に異常はなく、順調そのものだった。
しかし…それは突然起きた。
なんと、2機の謎の飛行物体に囲まれたのだ!
さらに、3機目がカルロスが乗る機体の底部に衝突したのだ!
その影響なのか…突如、機体が操縦不能に!
しかも…!カルロスの機体の左右と真下に、ナゾの飛行物体がついてきていたのだ。
彼はすぐに、管制塔に向け、救難信号を発信。
その時の実際の音声が残っている。
カルロス「メーデーメーデーメーデー。こちらはアルファユニフォーム社。機体のコントロールを失った。3機のUFOに囲まれている」
当時、管制官をしていたジュリオ氏はこう話す。
「救難信号が入りました。切羽詰まった声でしたので、管制塔に緊張が走りました。前代未聞の救難信号です」
さらに、交信開始直後のことであった!
機体が勝手に上昇!
それはまるで、UFOに誘導されているかのようだったと、カルロスは語る。
機体の高度は、どんどん上昇。
そして…高度4500mにまで達した時だった。
今度は、突然失速!
これにより、カルロスは墜落を覚悟する。
だが、その時だった!
突如、UFOが去り…操縦が可能に!
彼はすぐさま、最も近いメキシコシティ空港を目指す。
そして着陸準備を始めた時…またしてもトラブルが!
UFOが機体底部に衝突したため、車輪が固定出来なくなっていたのだ。
だが、着陸を強行する以外、術はない…!
管制官の判断で空港は閉鎖。 カルロスは、滑走路だと、機体が地面に接してしまった時、火花が散り、爆発を引き起こす危険性があるため…緑地帯への着陸を試みる。 そして…!無事、着陸に成功した。
その後、空港の閉鎖を聞きつけたマスコミたちをきっかけに、このUFO体験談は、すぐさまメキシコ中に広がった。
空港当局は、カルロスが精神疾患を患っており、幻覚を見たのではないかと考え、彼の身体検査を実施。
しかし…何1つ、問題は見つからなかったのだ。
さらに、管制官も『ある異常を目撃した』と証言。
ジュリオ「カルロスの小型機が空港まで、およそ25キロの地点に近付いた時です。レーダーに航空機とは別の物体が表示されました。特に驚いたのは、その物体が時速800キロのスピードで270度の急旋回をしたことです。半径5キロ程度の距離をです」
航空機が同じ速度、同じ角度を旋回しようとした場合、およそ半径10キロ必要なのだが…この物体は、その半分の半径5キロで旋回したというのだ!
ジュリオ「管制塔で26年間働きましたが、あのような体験は他にありません。後にも先にも、ただの一度きりです。説明のつかない現象です」
さらに、NASAの元研究員もこう証言した。
「この動きが出来るのは、無人機、つまり、ドローンだけです。しかし、ここまで高性能な無人機は、1975年に存在しません。超高速の旋回は不可能です。作り話はあり得ません。そんなことをしても、彼には何の得もないからです」
管制官、そしてNASAの元職員は、カルロスの体験は真実だと断言したのだ。
しかし、カルロスは当時、メディアに自身の体験を語ることは一切なかった。
その理由は…さらなる恐るべき体験にあった。
カルロス「UFOと遭遇してから、2週間後のことでした。2人の男が降りてきました。黒ずくめの服装でしたね。一人が機械のような声で言いました。『これ以上 決して誰にも言うな』。背筋が凍りました。言葉を失っていると、彼らは車に戻り、その場から去りました。私は家族の身を案じ、口を閉ざしたのです」
こうして、恐怖を感じたカルロスは、沈黙を守ることに。
そして、やはり真実を語るべきだと心を変え、38年後に証言したのだった。
そんな彼は、こう語る。
カルロス「宇宙に存在する知的生命体は、人類だけではないはずです。我々しかいないと思うのは、人間の思い上がりでしょう。宇宙の住人は、他にもいるはずです」