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あなたにもチャンスが!? 思わぬ出来事で億万長者になった人々!

部屋を片付けていたら…

今から8年前、イギリス・ロンドンに暮らすデブラとその母は、詐欺に遭い、多額の借金を背負うことに! まさに人生のどん底だった。

そんなある日、デブラは泊まりに来る友人のためにゲストルームを片付けていた時、あるモノを見つけた。 それは子供の頃、母とフリーマーケットに行った時に、数千円で買った思い出のモノ。 しかし、売れれば少しでも生活費の足しになるのではと、店に持って行くと…「うちでは買取出来ませんね」と断られてしまった。

そこで、別の場所で見てもらうと、なぜかオークションに掛けられることに。 そして、オークションが始まると…約65万ポンド、現在の価値にすると約1億で落札されたのだ!
実はデブラが2番目に訪れた場所、そこは、世界的なオークションハウス・サザビーズだった!

部屋を掃除している時に偶然出てきた思い出の品、それは…大きな石がついている指輪! 彼女は、フリーマーケットで安く売られていたため、人工石で作られたおもちゃの指輪だと思っていたのだが…なんとその大きさ26.29カラット、市場に出回るものでは最高のクラスのダイヤモンドだった!
最初の店では、あまりにもダイヤが大きすぎたため、買い取ることができなかったのだ。
彼女は手に入れたお金で、借金を返済することができたという。
デブラ「本当に信じられない出来事でした。大切な思い出の指輪でしたが、母のために手放す決意をしたからこそ、窮地を救ってくれたのではないでしょうか?」

仕事で手紙を届けただけなのに…

今から103年前、東京の帝国ホテルのベルボーイが宿泊していた とある外国人客に手紙を届けた。 外国人客はチップの持ち合わせがなかったため、その代わりとしてあるモノをもらった。

時は流れ、それから95年後。 ベルボーイの親族がこの時に受け取ったあるモノをオークションに出品してみると…158万6000ドル、現在の価値にすると約1億9000万円で落札された!
この時、出品されたチップ代わりのあるもの、それは…帝国ホテルの便箋に書かれたメモのようなもの。 そこにはドイツ語で『成功を追求するあまり、絶えず落ち着かない状態でいるより、穏やかでつつましい生活を送る方がより多くの幸福をもたらす』と書かれている。 この独自の幸福論をメモした人物、彼こそ、ドイツの物理学者アインシュタイン!

相対性理論を発表後、日本の出版社に招かれ、全国各地で講演を行なっていたアインシュタインだったが、実は日本に向かう船の中でノーベル賞受賞の知らせを受けていた。 そのこともあり、日本中彼の行く先々でフィーバーが巻き起こった。
このメモは、当時のアインシュタインがその心境を皮肉をこめて書いたのではとも言われている。 もしかしたら、このメモの価値に一番驚いているのはアインシュタイン自身かもしれない。

なくしたものを探していたら…

今から33年前、イギリス、サホーク州で暮らす農家のピーターは、広大な畑を耕すため1日中トラクターで土を掘り返していた。
そして、作業を終えて家に戻ったのだが、畑を耕しているうちに大事なハンマーを失くしてしまった。 すぐに畑に戻り探したが、掘り起こした土に埋もれてしまったらしく、見つけることができなかった。

そこでピーターは、金属探知機を持っている友人に協力を依頼。 すると、目当てのハンマーではない全く別のものが見つかった。 そのため、すぐに警察に通報した。

翌日、その場所で発掘作業が行われたのだが…ハンマーを探している最中に偶然見つかったもの、それは…金貨や銀のスプーンなど、宝飾品の数々。 約1万5000点もの財宝が見つかったのだ!
後に、調査を行ったチームによると、今から2400年以上も前のローマ帝国時代のもので、この地に住んでいた裕福な人物が戦争で財産を奪われることを恐れ、埋めて隠したのではないかと推測された。

ひょんなことから偶然見つかった財宝は、歴史的価値がとても高いと判断され、あるところが所蔵することになった。 そこは、世界最大規模のコレクションを誇る大英博物館!
そして、大英博物館から報奨金が支払われることになったのだが、その金額は…約175万ポンド、現在の価値にすると、約4億4000万円!
そして、2人その報奨金を均等に分け合ったという。
その後、発見されたお宝は大英博物館に展示された。 また、歴史的に価値のある財宝の大発見に繋がったピーターのハンマーもあとから見つかり、大英博物館で大切に保管されているという。

妻への小さな思いやりが…

今から15年前、アメリカ・カリフォルニア州に住むランディは、馴染みのアンティークショップに立ち寄ると古い写真をみつけた。 古い写真を集めるのが趣味の妻にプレゼントするため、3枚の写真を購入した。

すると、ランディはあることに気がついた。
彼は買ってきた3枚の写真のうち、1枚の写真に注目したのだが…その写真には、田舎町のような風景に十数人の人が写っている。 ランディは一体何に気づいたというのか。

ランディは妻と一緒にその写真を持って、骨董品の鑑定を行なっている店へと向かった。 すると…ランディは写真の価値を聞いて驚愕した!
果たして、写真の価値はいったいいくらなのか!? そして写真に写っていたモノとは!

その鑑定額は、約500万ドル、現在の価値にすると約4億9000万円!
一体なぜ、こんなにも高い値段がついたのか。 この中に写っていたある人物の写真は、これまでにはこの世にたった1枚しか存在していなかったという。 その人物とは…左から4番目の人物。
ランディは、それまで1枚しかないと言われていた写真と、今回の写真を見比べ、顔が似ていると感じたのだという。 さらに、帽子が当時では珍しいカタチで、その人物が好んでかぶっていたものであることや、銃で撃たれた右足を庇うように右手に支えとなるものを持っていたと伝えられていたことから、その人物だと確信したという。

この写真に写っていた人物、その正体は…今から約150年前、西部開拓時代強盗や殺人を繰り返したならずものでありながら、のちに弱きを助け、強きを挫く正義の味方として多くの小説や映画で主人公として描かれることになる、ビリー・ザ・キッドである!
彼は21歳で射殺されたと言われており、その若さや時代故にそれまで写真がこの1枚しか発見されていなかった。 今回見つかったのはビリーのギャング団のメンバーや家族が集まって遊んでいる様子を撮影したもので、鑑定の後、精密な検査が行われ、本物であると認定された。
ランディ「幸運にもこの写真に出会うことができました。妻を思い、プレゼントとして買ったから、この出会いがあったのかもしれません。現在も売ってほしいというオファーが殺到していますが、家宝として大事にしています」