オンエア
通報者「作業している途中に、光と共に空から何かが降ってきて、僕たちにはエイリアンのように見えます。」
昨年、あまりにも奇妙な緊急通報が…それをきっかけに全米を巻き込む大騒動へと発展!
さらに今年4月、ある専門家の発言が騒動をますます過熱させることに!
そして、今回我々はこの通報者から…事件のカギを握る映像を入手!
そこには…目を疑うような、驚愕の光景が映し出されていた!
一連の騒動は、昨年の5月に始まった。
アメリカ・ラスベガスの閑静な住宅街に住むエンジェル・ゴメスは、この日、自宅の裏庭で弟のジョシュアと共にトラックの修理を行っていた。
その際、父親も裏庭で別の作業をしていた。
父親が家に工具を取りに行った、その時だった…突如、空に大きな光が出現。
しかも、徐々に家の方に近づいてきたという。
すごい衝撃を感じた。
すると自宅の庭に、得体の知れない物体が!
さらに…!強烈な衝撃波が体を突き抜けるような感覚が走り、なぜか、周囲の光景がぼやけてしか見えなくなったという。
しかも…足音らしき物音が聞こえた。
音がする方に声をかけるも、返事はない。
だが、しばらくすると…音がしなくなり、視界が晴れてきたという。
そこで見たのは、それはまさに…映画に出てくるエイリアンの姿だった。
その生物は深呼吸をするかのように、大きな音を立てながら、腹部を動かす。
そして…二人のことをじっと見つめていたというのだ。
さらに…なんともう1体、出現。
「お父さん…助けて!」という、息子の声に気づいた父親は、妻と共に裏庭へ。
家族は急いで家の中に避難した。
そしてエンジェルは、すぐに911に通報。
その時の実際の音声が残っている。
オペレーター「どうされましたか?」
エンジェル「作業している途中に、光とともに空から何かが降ってきて、その時、大きな衝撃がありました。エネルギーを感じました。そこには、大きな装置があって、その横に8フィート(2.4mくらい)の人がいて、装置の中にもう一人いて、大きな目をしてこちらを見ていました。まだいます。」
エンジェル「しかも巨大です。僕たちにはエイリアンのように見えます。人間ではありません。100%人間ではありません」
通報を受けたオペレーターは、現場近くの警察官を急行させた。
その到着を待つ間、ゴメス一家は…謎の生物の囁く声や、屋根を歩く足音を耳にしたという。
そして通報から約30分後、警察官が現場に到着。
しかし…その時には、UFOやエイリアンの姿は見つからなかったという。
そこで、通報したエンジェルに詳しい話を聞いた。
にわかには信じがたい、エイリアンと遭遇したという通報。
しかし、訪れた警察官は、エンジャルたちの話を疑わなかった。
なぜなら…警官「僕の同僚の一人も、空から何かが降ってくるのを見たと言っていたから」
エンジェルたちがエイリアンと遭遇する数分前のこと。
一家を訪れた警察官の同僚が、ラスベガス市内をパトロールしていたのだが…空から何かが降ってくるのを目撃していた。
そして、その一部始終を女性警察官のボディカメラが撮影していた。
そこには…信じられない光景が…なんと!空から謎の発行体が!
しかも…この謎の光を見たという通報は、ラスベガス市を含むアメリカの南西部で23件にも及んだ。
一家から話を聞いた警察官は、エイリアンがいたという現場へ。
すると…!謎の飛行物体が着陸したという裏庭には、円形の跡が残っていた。
警察官は、すぐに周辺の聞き込みを開始。
しかし、他の目撃者は誰1人見つけられなかったのだという。
そして、後日…この事件を、各メディアが一斉に報道した。
その結果、このエイリアン事件に全米が騒然!
本当にエイリアンが現れたと信じる者、何かと見間違えたのではないかと疑う者で、議論が白熱し、大騒動へと発展していったのだ。
するとエンジェルは、謎の生物のより詳細な特徴を語る映像を動画サイトに投稿。 その結果、およそ1万2千件のコメントが寄せられたのだが…様々な意見が飛び交い、騒動はさらに加速。
そして…家族は、住所を特定され、嫌がらせを受けるように。 その結果、彼らは事件のことを一切口にしなくなり、マスコミの取材もシャットアウトするようになった。
実は、我々も事件発生直後から、一家に取材を申し込んでいた。
そして、その後も1年半に渡って交渉。
残念ながら、取材はNGとの返事は変わらなかったが…エンジェルが、ある映像を送ってくれた。
実は、エンジェルは、サイトに投稿した動画の中で、一本の映像を紹介していた。
家族が家の中へ逃げる前、携帯電話で裏庭を撮影したもの。
その映像の一部である、およそ12秒を動画内で紹介していたのだが…今回特別に、本人たちがどのメディアにも提供した事がない、フルサイズの映像を使用しても良いと送ってくれたのだ!
あの日、一体何が起こったのか!?
映像には怪しい影が映り込んでいるように見える。
さらに手前にも怪しい影が、もう1つ。
こちらは、はっきりと影が動いていることが分かる。
エンジェルは、動画サイトに、何かに怯える、この部分を投稿していた。
これを、メディアも大きく報道。 すると、手前の影に関しては…この動きは懐中電灯の反射だというものや、アライグマやコヨーテなどの動物の可能性があるというものなど、否定的な声が多数上がった。 これにより、一家への誹謗中傷が急増し、ゴメス家も口を閉ざすようになったため、騒動の熱は、一気に冷めていったのだが…事件から1年が経った今年の4月。 とある専門家がこの事件に触れたことで、騒動は再び過熱していくことに!
今回我々は、再過熱の起爆剤となった説を唱えた人物への取材を敢行。
それは…警察やFBIからの依頼を受け、これまで様々な事件の証拠を科学的・映像的に解明してきた、法科学のスペシャリスト、スコット・ローダー氏。
彼は元々、UFOなどにも興味があったため、この事件の映像の解析を行ってみたのだという。
そんなスコット氏が、唱えた説とは?
スコット「私は、このビデオを科学的に解析し、加工やCGで作られた偽物ではないと断定しました。手が加えられていない映像で間違いない。」
この映像には、加工された形跡がないと力説。
さらにスコット氏は、映像の中に隠された、ある衝撃的な事実を発見したのだ!
フェンスの上の影に目が行っていたと思うが…フェンスの下の隙間からも、何かが動いている影が見えるのだ。
しかも!
スコット「フェンスの隙間から見える動く影と、フェンスの上に見える影の動きを見ると、シンクロしていることがわかりました。エンジェルくんの証言や法科学の見地から、2足歩行をする生物の構造的に自然な動きを、試しに3Dモデルで作りました。すると、フェンスの上下に見られる影の動きと完全に一致したのです。つまり、この存在は、2本の腕を持ち、頭があるという人間のような2足歩行をする生物であるとわかったのです。」
そう、映っていたものは、実体をもった2足歩行の生物!
動物説や光が反射したという説を、真っ向から否定するものだった。
スコット「これが私の持つ科学知識で導き出された結論です。ゴメス一家の主張は、間違いなく本当です」
未だ全米で議論が交わされているエイリアン事件。
あなたは、どう思いますか?