オンエア
世界一巨大な操縦できるロボット、それを作ったのは、群馬県にある榊原機械。
実はこの会社、以前番組で最新ロボットを紹介した時に訪れたことがある。
その時に紹介したロボットがこちら!
高さ3m40cm、総重量1トン!
ゲーム機感覚の簡単なペダル操作で操縦できる搭乗型ロボット、ランドウォーカー!
250ccのエンジンを搭載し、すり足で歩行する。
その時速は1.5キロ!
右手には立派なバルカン砲と左手にはショットガンも備え、クッションボールを装填し、発射することも可能。
元々、農業用の機械を作っていた榊原機械、そのノウハウを活かし、様々な機能を搭載した知能ロボットなどを自社で製作。 そこで培った技術をアピールするだけでなく、レンタルや販売も視野に入れ、本格的に搭乗型ロボットの開発に着手。 今から19年前、このランドウォーカーを完成させた。 すると話題を呼び、これをきっかけに本格的にアミューズメント向けのロボット開発をスタートさせ、これまでに様々なロボットを製作。
その一部を紹介しよう。
まずはこちら!高さおよそ2m、子供が乗って操縦できるロボット、キッズウォーカー・サイクロプス!
本来は子供用だが、今回特別に番組スタッフが搭乗させてもらうことに。
両手を動かせば、ロボットの両腕が動き、ペダルを操作すれば、脚が動き、移動することが可能。
気軽にロボット操縦体験を味わうことができる。
続いては、一度に5人乗ることができる恐竜型ロボット、メックティラノス!
高さ2.3m、全長5.8m!
これらアミューズメント用のロボットを製作してきた榊原機械が、今から5年前、6年もの歳月をかけて完成させた巨大ロボットがある!
それは、世界最大の有人搭乗型ヒューマノイドロボットとして、ギネス世界記録®に認定された。
こちらがそのロボット『MONONOFU(モノノフ)』。
日本の武士をイメージして作られた、高さ8.46m、重さおよそ7.3トン。
その姿はまさにアニメに出てくる巨大ロボットそのもの。
設計から細かいパーツの制作まで、ほとんど自社で行った。
後ろに設置された階段を登ると、そこは胸の位置に設置されたコックピット。
腕の操作は左右のレバーを使って行う。
レバーを動かすと連動して腕が動く。
さらに、スイッチひとつで手の指の開閉もできる!
そして、足元の左ペダルで腰の回転が可能。
右手には空気銃を装備。
右足のペダルを踏み込むと、時速1キロのすり足走行が可能。
それにしても、なぜここまで巨大なロボットを製作したのか?
榊原機械株式会社 榊原 仁さんは、こう話してくれた。
「小さい物は他のところでも作ってらっしゃるんですよね。うちで作れる物でインパクトがある物というと巨大なものということで、この大きさになりました」
ギネス世界記録®に認定された、世界最大の有人搭乗型ヒューマノイドロボットだが、長距離歩行も可能であるが現在は、2〜3歩までと制限している。
その理由は…重い物を歩かせると床のコンクリートがダメージを負ってしまうため、床の補修の関係で歩く歩数を制限しているという。
それだけではない、この巨大ロボットは、巨大だけに大きな問題を孕んでいた。
それは、工場の入り口よりもロボットの方が背が高い。
つまり。作ったはいいがロボットを屋外に出すことはできないのだ!
とはいえ、これまで子供達が憧れるロボットを実際に制作してきた榊原機械、今度はどんなロボットを作ってくれるのだろうか?
楽しみである!
男たちが集まっている。
そしてその中から、巨人が現れた!
この男性こそ、現在世界で1番背の高い男性、スルタン・コーセンさん(41歳)だ。
その身長は、2m51cm!
電話ボックスより少しデカい!
世界一背の高い男は、トルコで大人気。
スルタンさんの背が急激に伸び始めたのは10歳の頃。
20歳の時、すでに247cmあったというスルタンさんは、当時、世界一背の高いプロバスケットボール選手だったという。
相手にとって一番戦いにくい選手だったに違いない。
引退後はタレント業を生業として暮らしていたが、今から15年前、世界一背の高い男性としてギネス世界記録®に認定されるや、超人気者に!
彼の結婚式には1000人を超える人が集まった。
ちなみに伸び続けた身長は今は止まっている。
現役最大の巨人、スルタンさん。
だが、かつて我々はもっと背の高い巨人と遭遇していた。
当時、世界一の巨人、レオニド・スタドニックさん(当時33歳)。
画面に収まりきらない大男。
彼の一日は牛の乳搾りから始まる。
食べる量は普通の男性より少ないくらい。
大好きなのは紅茶、趣味は読書だ。
身長測定をさせていただいた。
果たして、スタドニックさんの身長は…253cm!
スルタンさんよりも2cm背の高い男だった!
スタドニックさんにスタッフがお土産をプレゼント。
直径18cmの巨大湯のみを喜んでくれた。
今から10年前、残念ながらスタドニックさんは病に倒れてしまったが、その優しい笑顔を私たちは忘れない。
屋台を押して現れたおじさんが、あるギネス世界記録®に挑戦する。
それは、デカいアイスクリーム作り!
直径4cmのコーンに何個アイスクリームを乗せられるかに挑戦する。
アイスクリームはすぐに溶けてしまうので、とにかくバランスとスピードが命!
現在の記録は123個、このおじさんが持っている。
あと4個で自己ベストに到達する。
前回の記録123個まできた。
ここから先は記録更新だ!
125個乗せた!
総重量は4キロに達する。
このまま落とさずに10秒耐えられれば、晴れて記録として認められる。
乗せたアイスの数125個、およそ4キロの巨大アイスクリーム完成!
自身が持つギネス世界記録®を更新した。
アイスクリームといえば…こちらはアイスクリーム会社が創業を祝い、ファンサービスで作った正真正銘 巨大なアイスクリーム!
市販のコーンに入ったアイスクリームを巨大化。
出来上がったのがこちら!
高さ およそ3m、総重量110kg、通常サイズ9000個分なので…何と!クレーンで運搬!
多くのファンに振る舞われた。
長い階段を登る人たち、階段を登り切ると、屋台?
それにしても客席が多すぎる、手すりの向こうにも!
ちょっと分かり辛いが、あたり一面、この山の斜面にも席がある。
実はここは、世界一座席数の多い、巨大火鍋レストランなのだ!
客席は700テーブル、最大5851人まで収容できる。
驚くべきことに、駐車場から一番遠いテーブルまで歩いて30分かかるという。
もちろん、ギネス世界記録®!
具材を辛いスープに湯通ししていただく、絶品火鍋。 もちろん美味しさも評判で、ひと月 7000万円も売り上げる繁盛店。 700テーブルを500人の従業員で回している。 忙しさも世界一だ!
やって来たのは福岡県八女市にある相良矢工房。 こちらが世界最大の乗り物模型を制作した、島 秀雄さん(75歳)。 実はこちらの島さん、和紙工芸家として現在この工房で八女特産の手漉き和紙を使った立体作品を製作している。 ということは、ギネス世界記録®に認定された世界一大きな乗り物とはこの和紙を使って作った物なのか?
だが、和紙ではない素材で作られているというので、奥の作業場にあるその素材を見せてもらうことに。
その素材とは、段ボール!
だが、段ボールで作られた作品は工房内には見当たらない。
すると、車で30分移動、向かった先は熊本県にあるホテルセキア。
このホテルの施設内に段ボールで作られた巨大な乗り物があるのだという。
島さんが段ボールで作った世界一大きな乗り物とは!?
それは…巨大な蒸気機関車!
その大きさは、幅2.82m、高さ4.05m、そして全長22.18m。
何と、実物大!
実際のC62の写真と比べてみると…そっくりそのまま再現されている。
そう、島さんは段ボールを使って、精密な実物大の蒸気機関車の模型を作ったのだ。
だが、なぜこんな巨大な段ボールの蒸気機関車を作ろうと思ったのか?
実は島さんは、もともと東京で建築士をしていた。
だが47歳の時に脳腫瘍で余命宣告を受けたのだという。
もし生き延びることができたら、実物大の模型を作りたい…その目標に向け、治療をしながら設計などの準備を始めた。
すると徐々に病状が回復。
しかし、病の影響で今度は視力の低下が始まり、リハビリを余儀なくされた。
そして今から14年前、60歳の時にやっと普通の生活に戻れるまで回復。
いよいよ念願だった実物大の蒸気機関車作りの準備を始めることとなる。
では、なぜ段ボールだったのか?
建築の設計の時に縮尺模型を作るのだが、どうしてもわからないところは原寸の模型を作らないといけないという。
その際に使っていた素材が段ボールだったのだ。
その技術を使って、今から7年前、1年間かけて段ボールだけでこの実物大の蒸気機関車C-62を完成させた!
部品の数、およそ3000パーツ。
使用した段ボールは8000〜9000個、その重さはなんと3トン!
そして、段ボールで作られた世界最大の乗り物の造形作品として、ギネス世界記録®に認定された。
しかも、制作側からではなく、本部からの要望を受けての申請であった。
細部にいたっては、鎖などの曲線部もダンボールで再現。
また、車輪を動かす装置なども精巧に再現、本物と同じように動かせる。
そして、この巨大な蒸気機関車は、今まで様々な場所で展示され、現在はここ熊本県のホテルセキアの敷地内に5年前にオープンした段ボールSL館に展示され、無料で見ることができるという!
この段ボールSL館には、もう一台展示されている。
実はこの作品は、島さんがC-62を完成させる4年前、初めて段ボールで制作した蒸気機関車、D-51であった!
このD-51、廃業した青果市場に残されていた使用済みの段ボール箱を譲り受けて製作したものだという。
そのことがはっきりとわかる箇所が…確かに段ボールに印刷された文字が見える。
以来、段ボールを使い、いくつもの列車や機関車を製作。
段ボール工芸家として活動していた島さん、だが数年前、体力の限界などから段ボール工芸家を引退。
現在は和紙工芸家として、甲冑や龍など、和物の製作に取り組んでいる。
ちゃんと動くように作るのも、島さんのこだわり。
段ボール、和紙、共に着色しないのは、紙の素材で作った作品であることを表現するためだという。
段ボールは時間が経ち、乾燥すると、縮んで形が崩れてしまう。
島さんは今でも、我が子のように傷んだ段ボールの修復だけは定期的に行なっているという。
段ボールで作られた巨大な蒸気機関車の模型、それは人生をかけて作った男のロマンが詰まった作品だった!
アメリカ・ワシントン州 北西部で衝撃的に巨大な『あるもの』が発見された。
撮影者のリアさんは家族でキャンプ中、数キロ先にクジラが打ち上げられたと聞き、すぐに探し始めた。
すると、クジラとは違うあるものを発見し、撮影した。
その実際の映像が、こちら!
撮影者のリアさんの後ろには、なんの変哲もない丸太が転がっている。
だが、その木に近づいていくと…お分かりだろうか?
桁外れのサイズ!あまりに巨大すぎる。
リアさんの身長は170cm。
直径だけで、2倍以上!
樹齢約2700年、巨木で知られる屋久島の縄文杉の直径は5.1メートル、高さは約25m。
リアさんが目撃した巨木は、縄文杉と同じくらいの直径で、全長はその2倍以上!
一体なぜ、そんな巨大な木が砂浜に?
現地へ行って確かめてみることに!
シアトルの中心地から車でおよそ3時間。
リアさんが巨木を目撃した砂浜付近に到着!
だが…現在はインディアン自治区につき、立ち入り禁止!
自治体に確認したところ、リアさんが巨木を発見したであろう周辺一帯は、観光客が無断に立ち入ったことで、近年、立ち入り禁止エリアとなってしまったのだという。 あの動画と同じ木を間近で見ることは叶わない。 ならば他の場所に、同じような巨木はないのか?
車を走らせること1時間半。
すると国が管理している、一般人も入れる海岸を発見。
そこには…たくさんの倒木が!
海岸沿いのビーチに木が無数に転がっている。
驚くべきことに、海岸の砂浜に大量の木が散乱していた。
航空写真を確認すると、現在の場所からリアさんが動画を撮影した海岸付近までの砂浜に85kmに渡って倒木があることがわかった。
さらにインターネット上には、周辺で撮影された、大木の写真がいくつも!
これらの巨木は一体どこからやってきたのか?
真相を突き止めるため、周辺一体の調査を行なっているワシントン大学、イアン・ミラー教授に話を聞いた。
ミラー「浜辺にこれら 大量の倒木が散乱している主な原因は、川によるものだと考えられています。」
教授によればこれらの倒木は、元々 海ではなく、川から流れてきたものなのだという。
実際に、近くの川へ行ってみると、確かに流木らしきものがいくつか転がっている。
航空写真で見てみると、川の流域に大量の流木が溜まった場所も!
だが、浜辺に流れ着いたものの中には、かなりの巨木もある。
あれほど大きな木がそんなに簡単に倒れ、川に流されてしまうものなのだろうか?
ミラー「それはこの地域が、温帯雨林だからだと考えられます。」
温帯雨林とは、雨量の多い地域に形成される植生林。
雨が多いことから通常より、木々が成長するスピードは早く、80年〜100年で太く、高く育つという。
だが、その一方で、地表に水分量が多いため、奥深くまで根を伸ばす必要がなく、横に広がり、大きなものでも根が浅いのだという。
ミラー「ここらの木々にとって、強風の影響は絶大です。樹齢100年以上の木でも、いとも簡単に、倒れてしまうんです。」
合成を疑うほどの巨大な倒木の真相。
それは…この地特有の気候。
さらに強風などの影響が生んだ自然の産物だった。