【プールに落ちてしまった男の子を救ったヒーロー】
プールに設置された監視カメラの映像。
柵の外から幼い男の子がプールを見ている。
どうやらプールに入りたいようだ。
しかし、柵を登ることができず、諦めて去っていった…と、思いきや、どこからか抜け穴を見つけ、プールに侵入。
そして、そのまま飛び込んでしまった。
しかし、プールは予想以上に深く、必死にもがくも上がることができない。
男の子は完全に水の中。
このままでは命が危ない!と思ったその時!
一人の男性がプールの中へ!
男の子を抱え出し、心肺蘇生を行った!
この処置のおかげで、男の子は一命を取り留めることができた。
少年の命を救ったヒーロー、その正体は近くに住むトムさんと、もう一人…息子のマドックス君。
実は、男の子がプールに落ちてしまった時、友達と一緒にその様子を見ていたマドックス君がお父さんに助けを求めに行ったのだ!
2人の連携がなければ叶わなかった救出劇。
その功績が讃えられ、親子は警察署と消防署から「地元のヒーロー」として表彰された!
【登山客を襲う恐怖】
急勾配で知られるメキシコのラ・マリンチェ火山。
とあるグループが登山を終え、下山していた。
立つことができないほど急な斜面を慎重に降りていく。
すると…悲鳴が!
声に気付き振り返ると、滑り落ちてくる女性が!
咄嗟に女性を抱きとめる男性。
2人は約40mもの距離を滑落したが、なんとか静止した。
彼女は男性と一緒に山を登っていた友人の一人。
幸い、かすり傷程度で済んだ。
その後、一向は無事下山。
驚異の反射神経で仲間を救ったヒーローだった!
【川下りで絶体絶命】
カヤックで川下りを楽しむ一行。
先を進む女性を追いかけ、流れの急な方へ進んでいく。
しかし男性はすぐ、対岸にカヌーをつけた。
なぜなら…前を進んでいた女性が身動きが取れない状況に陥っていたから。
実はこの時、川の中にあった丸太がカヤックにすっぽり入り込んでいた。
外して脱出しようにも、彼女の力では丸太を動かすことができなかったのだ。
この状態のままバランスを崩し転覆したら、カヌーから脱出できず、最悪の場合、溺れてしまう危険性もある。
救命用のロープを女性に渡し、カヌーから引っ張り出そうと考えたのだが…肝心のロープが届かない。
事態は一刻を争う。
すると男性は、自ら救出に向かうことを決めた!
倒木を伝い、慎重に進んでいく。
しかし、女性までは距離があり…思うように近づけない。
一旦岸に戻る男性。
意を決して、川に飛び込む。 女性は、少しずつ身動きが取れるようになってきたものの、まだ抜け出すことが出来ない。 男性はさらに女性の元に近づき、丸太を外し、カヌーから脱出させるつもりだという。 ロープを女性に渡し、反対側を岸にいる仲間へ。 こうすることで、カヤックから川に脱出した女性を引き寄せようというのだ。 果たして!?
ついに丸太を外すことに成功!
救助にあたった男性はもちろん、女性もこの後、無事に岸まで辿り着くことができた。
楽しい思い出作りで予想外のピンチに襲われた女性は、ワイルドなヒーローによって無事、救出された。
【交差点に侵入! 暴走自動車】
大通りの交差点を捉えた監視カメラ。
画面中央、交差点をなぜか斜めに進む車が!
さらによく見ると、近くの車から女性が走って追いかけているのがわかる。
実はこの黒い車、運転手が意識を失い、ブレーキペダルから足が離れたため、自動的に直進、交差点に侵入していたのだ。
駆け寄った女性はドライバーの同僚。
偶然近くを走行していたところ、ドライバーの異変に気づき、走って追いかけていた。
只事ではないと、他の車の運転手も駆け寄り、ようやく車はストップ。
運転手を救出するため、窓を割ろうと試みる。
だが、流石に素手では割れない
すると、ダンベルを持った女性がやって来た。
男性が受け取り、叩き割る。
そして、ついにドアのロックを解除!
運転手の容態を確認し、車ごと近くの駐車場まで移動。
運転手の女性はこの日、持病の薬を飲んだところ…体調が思わしくなかったこともあり、一時的に意識を喪失。
突然トラブルに襲われた女性…彼女を救ったのは、偶然居合わせた善意のヒーロー達だった。
【穴に落下した母子】
インドの街中に設置された監視カメラ。
赤ちゃんを抱きながらスマートフォンを持つ女性がやって来た。
すると、女性の姿がいきなり消えた!
原因は、この穴!
実は、数日前よりマンホールの蓋がなくなっており、住民達が自治体に修復を要請したものの、直すまでに時間を要していた。
穴に落ちないよう、看板が置かれてはいたが…母親は取り出したスマホに気を取られ、看板を避けたものの、地面に空いた穴に気がついていなかったのだ!
その様子を目撃した周囲の人々がすぐに救助に駆け寄る。
果たして、2人は無事なのか?
すると、中央の男性の手に赤ちゃんの姿が!
その後、母親も無事、救助された。
母子共に怪我はなく、マンホールにはこの後、蓋がされたという。
街に現れた悪夢のような落とし穴。
名も無き多くのヒーロー達によって、救われた親子だった。
【美しい海に潜む危機!?】
訪れる人を魅了するモルディブの海。
その海面に一人の男性が!
右手を挙げ、助けを求めているのか?
そして海中には、サメの姿が!
船に向かって必死に泳ぐ男性。
右手に何かを持っているようだ。
なんとか船にたどり着いた!
そして、その手には…小鳥が!
実はこの男性、船の乗組員。
船内の鉢植えに住み着いていた小鳥が、海に落ちてしまったのを目撃し、救出に向かっていたのだ。
映像に映っているサメは、そこまで危険な種類ではないと言うが…SNSにアップされたこの映像には、彼の勇姿を讃える数多くのコメントが届いたという。
小さな命も見捨てない、動物を愛するヒーロだった!
【結婚式に遅刻した花嫁を救ったヒーロー】
この日、ドライブ中の男性が、驚きの光景をカメラで捉えた。
街中にウエディングドレスを着た女性が立っていたのだ!
そして撮影している運転手に気づいた彼女が車に歩み寄ってきた。
というのも…「式に遅れてるの」
そう、彼女は自分の結婚式に遅刻していたのだ!
実は彼女、美容院から式場まで移動する費用を節約するため、式場の車ではなく、タクシーを予約していた。
だが、急遽キャンセルされてしまい、立ち往生。
他のタクシーも捕まらない中、男性の車を見つけ、助けを求めたのだ!
しかも、既に40分の大遅刻!
心優しい男性は、彼女を教会まで送ってあげることにした。
おかげで無事に式場に到着。
牧師に迎えられ、彼女は自らの結婚式へと向かっていった。
それから約2ヶ月後。
この日 男性は、新婦のアナスタシアさんと再会することになった。
早速、式について聞いてみると…
「結婚式は素晴らしかったわ!夫は少しだけ心配していたけど。誰も私がタクシーをキャンセルされたせいで、遅刻していたって伝えていなかったから。でも夫はいつか私が来るって信じていました。」
そう、彼女が遅刻した理由が伝わっておらず、式場は不穏なムードに包まれていたものの、結婚式は無事に執り行われたという!
結婚式に遅刻するというマサカのトラブル、そんなピンチを救ってくれたのは、偶然出会った心優しいヒーローだった!
【深さ20m!井戸に落ちた少女】
中国陝西省(せんせいしょう)であるトラブルが!
なんと深さ20mもある井戸の中に5歳の女の子が転落してしまったのだ!
井戸の直径はかなり狭く、駆けつけた消防隊員では中に入る事ができない。
また、ロープを降ろして、少女自身に身体を固定させるといった方法も考えられたが、それは5歳の女の子にとっては非常に困難を極める。
仮に実行したとしても、縛り方を間違えてしまえば、再度落下してしまう危険性があった。
万事休すかと思われた状況の中、一人の救世主が現れる。
それは…事情を聞き駆けつけた、18歳になる少女の叔母!
小柄な体格のため、彼女なら中に入ることができそうだった。
そこで彼女を井戸の底まで逆さの状態のまま下ろし、少女の身体にロープを固定して引っ張り上げるという作戦が考えられた。
救助者の伯母に大きな負担はかかるが、時間的猶予も他の手段もない。
急遽訓練を行い、作戦が実行された。
深さ約6mの地点で少女の声を確認。
そして、ついに少女の元に到着。
しかし、「ちょっと待って!ドゥドゥ(少女の名前)が私を待ってるのよ!もうすぐでロープを固定できたのに。私の声が聞こえないの?」
女性が井戸に入ってからおよそ10分。
声が聞こえないため消防隊員たちは、何かトラブルが起きたのではと思い、少女をロープで固定する前に引き上げてしまったのだ。
作戦は失敗。
しかし、他に手段は無い…彼女はまたしても井戸の中へ。
1回目の失敗を受けて、ライトによる合図で引き上げることに。
そしてついに…救出成功!
少女が井戸に落ちてから約5時間が経過していた。
病院に搬送された少女は、足を骨折していたものの、命に別状はなかった。
一人の女性の勇気とそれを支えた消防隊員…過酷な任務に挑んだヒーローにより、少女の命は救われた。
【宙吊りになった少女】
中国のとあるマンション。
6階のバルコニーをよく見てみると…今にも落下してしまいそうな少女の姿が!
親は出かけており、不在。
辛うじて、柵に頭が引っ掛かっているものの、いつ落ちてしまってもおかしくない。
地上では布団を持ち、少女を受け止めようとする住民の姿が!
しかし、この高さから落ちてしまっては、無事では済まない。
すると、その時!
クレーンに吊るされた男性が少女の元へ!
実は、近くで解体作業を行なっていた作業員達が事態に気づき、クレーンを使って少女を助けに来たのだ。
なんとかバルコニーまでたどり着いた作業員。
少女が落下してしまわないよう身体を支え、柵の中へ戻そうと試みる。
そして、連絡を受け、急いで帰ってきた親が少女を抱きかかえ、ことなきを得た!
作業員達の巧みなクレーン捌きがなければ、少女は助かっていなかったかもしれない。
まさに空から現れたヒーローだった。
【歯医者で強盗を捕らえたヒーロー】
歯科医院にやってきた2人の男。
スタッフを確認し、立ち上がったその手には…ナイフが!
そう、この男達は歯科医院を襲いにきた強盗。
他の客とスタッフを奥へ連れ込む。
そこには診療中の男性がいた。
男性に対して、床に伏せるよう指示する強盗。
男性はその指示に従う。
強盗の一人はクリニックのさらに奥へ。
もう一人は、所持品をチェックしようと男性の近くに。
すると、その時!男性が抵抗!
強盗を取り押さえた!
実は、男性は警察官。
この日は非番だった為、歯の治療に訪れていたのだ。
本来なら、無理な抵抗はしないのが警察のセオリー。
強盗達が現場を去ってから、監視カメラの映像や、様々な証拠を頼りに対処することが推奨されている。
しかし この時、男性は拳銃を所持。
強盗たちがそのことを知れば、気が動転し、危険な行動に出るかもしれない。
周りの人を守るには、この場で取り押さえる必要があると判断したのだ!
もう1人の様子を見に廊下へ向かうと…ナイフを振りかざし、突進してきたので拳銃で応戦。
強盗達はその後、逮捕された。
白昼堂々行われた強盗達による凶行。
それは市民を守る1人のヒーローによって、防がれたのである。
【火災から子供を救った2人のヒーロー】
火災現場に駆けつけた警官のボディカメラの映像。
この家の子供、9歳のオーウェン君が取り残されているという。
この少し前、火事に気がついた母親たちは、息子がいる寝室へ向かった。
しかし火の手が強く、近づくことが出来なかったため、外に出て、窓からの救出を試みていた。
いくら呼びかけても、オーウェン君の反応はない。
家の中には煙が充満、吸い込めば一酸化炭素中毒を引き起こす。
しかもこの時、駆けつけたのは警察官。
消防隊のような特別な装備は身につけておらず、無闇に中に入れなかった。
警官達の叫びも虚しく、時間だけが刻一刻と過ぎていく。
すると その時、オーウェン君の姿をついに発見!
そして…遂に家の外へ運び出すことに成功。
その後、病院に搬送されたオーウェン君は…煙を吸い込み、火傷を負っていたものの、一命を取り留めることができた。
後日、オーウェン君を救った二人の警官は、その功績を讃えられ、表彰された。
そして、その会場には…元気なオーウェン君の姿が!
火災の脅威に立ち向かった勇敢なヒーロー達によって、未来ある少年の命は救われた。
【カメラが捉えた奇跡!? の一瞬】
とある監視カメラの映像。
資材が傾き、固定されていたタイヤが転がり出した。
そして、その先には…猛スピードで走ってくるバイクが!
このままでは衝突してしまう。
すると、そこへ!
男性が颯爽と現れ、タイヤにキック!
危うく轢かれそうになるも、衝突せずに済んだ。
だが、改めて冷静に見てみると…男性がキックせずとも衝突はしていなかったかも?
しかし、危険を顧みず一歩踏み出す勇気こそ、ヒーローにとっては必要不可欠なのだ!
【暴走する自転車】
ブラジルのとある街角。
少女の乗る自転車がコントロールを失い、猛スピードで電柱へ。
男性がなんとかキャッチし、ギリギリ衝突を免れた!
ぶつかっていれば、大怪我を負っていたことは間違いない。
男性は足をぶつけてしまったのか、ちょっと痛そう。
少女が心配そうに近づくと…握手で粋な対応。
少女を見送り、仲間に讃えられた。
身の危険を顧みず、迷いなく行動に出た、道端のヒーローだった。
【ジムで緊急事態発生】
深夜のジムでトレーニングをする女性。
これは身体を逆さに近い状態で維持することで、背中のストレッチなどを行うことができる器具。
だが、少し様子がおかしい。
逆さまの状態から起き上がれなくなってしまったのだ。
実はこの器具、本来、完全に逆さまの状態になるのを防ぐためにストラップがついている。
しかし、彼女はそれを取り付けるのを忘れ、使用してしまった。
こうなった以上、あとは自力で起き上がるしかない。
だが、力を入れても起き上がれる気配すらない…万事休す。
しばしフリーズ。
ここで諦めたら試合終了、とばかりに再度チャレンジ。
だが、やっぱりダメ。
別室にいる友人に助けを求めてみるが…どうやら聞こえていないようだ。
深夜ということもあり、周囲に人はいない。
なんとも残念な状況。
すると女性は…運よく身につけていたスマートウォッチで警察に助けを求めた。
そして、逆さになってから約12分後…駆けつけた警官達によって無事救出された!
警官達にしてみれば、思いもよらない通報だったに違いないが、彼女にとって彼らは間違いなくヒーローだった。
【クライマーを襲う命の危機】
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州にある「スタワマス・チーフ」という岩山。
その山肌の高さ200mを超える崖に挑む男性。
割れ目に手を掛けようとした次の瞬間…手が滑り落下!
さらに命綱を固定していた器具が外れ、まさに絶体絶命!
果たして、男性の運命やいかに!?
男性が落ちた先には、クライマーの安全を確保するために付き添っていた仲間が…彼が身を挺して受け止め、さらなる落下を免れた!
超危険なアクティビティの中、仲間を救ったヒーローだった。
【世界が驚いた超絶救助】
ポルトガルの街、ナザレ。 巨大な波が押し寄せることで有名なこの地で、サーフィンのコンテストが行われた。 プロサーファーの男性が波乗りに挑む。 波の向こう側に乗り上げ、ボードから落下。 その様子を見ていたレスキュー隊員が、水上バイクで牽引するために駆けつけた。
これで一安心かと思いきや…背後から次なる巨大な波が!
飲み込まれたら命すら危うい!!?
なんとか2人は無事に大波から脱出!
ハイタッチを交わした!
大会を主催したワールド・サーフ・リーグは、この救出劇に対して「これまでに見た中で最もクレイジーな救助の一つ」とコメント。
咄嗟の判断で選手を守った水上バイクのヒーロー。
その姿は最高にクールだった。
【赤ちゃんを襲う命の危機】
アメリカ、サウスカロライナ州のとあるレストラン。
この日、ある家族が5人で朝食を楽しんでいた。
だが…突然、生後10ヶ月になる赤ちゃんがパンケーキを喉に詰まらせてしまった。
背中を叩くも一向に吐き出す気配がない。
助けを求める声に、居合わせた客達が駆けつけるが、どうすることもできない。
救急隊に通報するも、到着までには時間がかかる。
絶望的な状況かと思われたその時!
どこからともなく現れた男性が赤ちゃんの口に器具を装着。
その器具とは…ライフバックという窒息防止装置!
喉に詰まった食品や、誤飲してしまったおもちゃ等を吸引して取り除くための器具だ。
懸命に続けられる救命処置。
そして、赤ちゃんは…無事だった!
どこからともなく現れ、幼い命を救ったヒーローの名はメイジャーさん。
だが、彼がヒーローとなった裏側には、ある奇跡的な偶然があったという。
実はメイジャーさん、家で蚊が大量発生していたため、3ヶ月ぶりにこのレストランへ朝食に来ていた。
しかも、自分の車にガソリンが入ってなかったため、移動には妻の車を使っていた。
そんな中…「助けてください!」、この叫び声を聞き、メイジャーさんはあることを思い出した。
メイジャーさん「4〜5年前にライフバックを購入したものの、使わずに妻の車に入れたままだったんです」
実は、以前 彼の子供も、喉を詰まらせてしまったことがあり、その時にライフバックを購入していたのだ。
叫び声を聞いたメイジャーさんは、ライフバックを取りに急いで車へ。
戻ってくるや否や、すぐに赤ちゃんの元へ駆けつけたのだ。
救急隊が到着したのは、異常が起こってから14分後。
彼の咄嗟の行動がなければ、命を落としていた可能性は高かっただろう。
もし、家で蚊が大量発生していなかったら、もし、妻の車ではなく自分の車で来ていたら…この救出劇はなかったかもしれない。
だが、その奇跡を起こせるものこそ、真のヒーローなのだ。