【トンネル内に出現した謎の穴】
アメリカ・ウィスコンシン州の高速道路で、普通では考えられないものが目撃された。
それは…トンネルの中に巨大な穴!
カーブに沿ってえぐるように、ぽっかりと道路が無くなってしまっている。
この巨大な穴は一体なんなのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
トンネルの中で発見された、巨大な穴に秘められた真相。
それは…よくみるとこれは、ただの水たまり!
撮影者からは照明の反射は見えない位置、かつ、水面に映り込んだ奥の壁の絶妙な陰影も相まって穴のように見えたのだ。
トンネルにできた巨大な穴のミステリー、それは照明に照らされた壁と水溜りが絶妙にマッチしてできた、紛らわしすぎる珍現象だった。
【生きている!? 呼吸する地面】
イタリアのとある街で、地面がまるで生きているかのように蠢いている!?
しかもそれはこの日だけでなく、何度も繰り返し目撃されているという。
一体これは、なんなのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
まるで、生きているかのように蠢いている地面の真相…それは、船!
耳を澄ましてもう一度映像を見てみると…波の音が聞こえる。
実は、この現象が起きた場所は、港に面した埋立地。
よくみると地面の動きは波の音に連動しているようだ。
しかし、なぜ硬い地面が波と同じような動きをするのか?
しかも動いているのはこの周辺だけ。
我々は、当時 真相を探るためにこの地を訪れたという、ジャーナリストのトーマスさんにコンタクトを取ることができた。 彼によると、うごめく地面の下には海に抜ける排水路が通っており、シロッコというイタリア特有の季節風が吹き荒れ、高波が発生すると、排水路に海水が逆流することがあったという。 そして押し寄せては引く波の力で徐々に排水管が痛んでいき、ついにある場所に亀裂が入ってしまった。 その亀裂が、水が流れてくることで行き場を失った空気の通り道になると その後、徐々に 盛り土で埋め立てられた地盤を崩していき、地表に敷かれた石畳を押し上げたのでは?と考えられるという。 地面が生きているようにうごめく不思議な現象。 それは自然の強力なエネルギーによって作り出された、まさに地球が呼吸しているかのような瞬間だった。
【木の内部を動く謎の影】
アメリカ、イリノイ州の街角で撮影された、こちらの映像。
木の中を影のようなものが動いている!
一体どういうことなのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
木の中を流れるように動く謎の影。
もう少し観察してみると…ん? 木が、凍っている?
実はこの木、表面が凍り漬けになっており、その氷と樹皮の間を溶けた水が流れているのだ。
実はこの現象が起こる直前、この地は短期間でマイナス7度からプラス9度まで気温が上昇した後、再びマイナス8度まで下がるという、珍しい気象に見舞われていた。
短期間で急激な温度の変化を繰り返したことで、上空には冷たい空気と温かい空気の層が重なり合う形ができあがった。
そのため、本来は雪になるはずのものが、温かい空気に触れて雨になった。
さらに再び冷たい空気に冷やされたことで、地上には限りなく氷に近い冷たい雨がふったのだ。
このような雨を雨氷という。
雨氷は上空ではまだギリギリ水だが、地表に落ちた瞬間、一気に凍りつく特性を持っている。
そのため、映像の木は雨氷がぶつかったことで表面が完全に凍結。
その後、外気温よりも暖かい木の表面のほうから氷が溶け、、樹皮と氷の間を水が流れるという非常に珍しい神秘的な現象が起こったのだ。
【なぜ!? ひとりでに動くカラーコーン】
中国・湖南省での山道で撮影された不可思議な現象。
お分かりだろうか…なんと土砂崩れで倒れたカラーコーンが、ひとりでに起き上がったではないか!!
あまりの出来事に運転手も後ずさり。
何かの怨念がカラーコーンを動かしているのだろうか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
もう一度よく見てみると…カラーコーンが起き上がる直前、コーンの下に落石があることが分かる。 カラーコーンは安定して立つよう、底のほうに重心がある。 転がりながら石に乗り上げ、てっぺんが少し持ち上がったことにより、底の部分の重さで勝手に起き上がったのだ。
さらにもう一つ、ひとりでに立ち上がる要因が…それは、この山道の傾斜。 上り坂を登っているように見えるが、実はここは下り坂。 坂を転がっていこうとする力も加わり、ひとりでに立ち上がることができたのだ。 ポルターガイストのようにひとりでに立ち上がったカラーコーン。 それはいくつもの物理現象が重なり起きた、必然のミステリーだった!
【なぜ!? 真っ二つに割れた空】
昨年12月19日、中国・武漢、上空でミステリアスな映像が撮影された。
なんと、空が真っ二つに割れている!
まるで裁断されたかのように一直線に切れた雲の絨毯。
いったいこの雲はなんなのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
摩訶不思議な雲が現れたのには、当時のとても珍しい気象状況が関係していた。
中国の12月といえばもちろん真冬…にも関わらず、実はこの時、季節外れの台風が発生していた。
その台風によって出来た暖かくとても湿った雲が武漢上空に流れ込んで来たのだが…反対に北から、冬に発生する非常に乾いた寒気も南下。
台風によってできた極めて湿度の高い空気と冬の乾いた空気がこの日、武漢上空でぶつかったのだ。
その結果、空気の境目では急激に湿度が低下するため、雲を構成する水滴は乾いた空気の中でどんどん蒸発してしまい、まるで空が割れたかのような、くっきりとした空模様を作り上げたのだ。
空が真っ二つに割れるミステリー。
それは季節はずれの台風という、珍しい気象条件が生んだ、希少(気象)な現象だった。
【衝撃波!? 勝手に波立つプール】
男性が壁を叩くと…プールが波立っている?
さらに別日にも同じようにプールを波立たせている。
このプールで働くライフセーバーの彼は、この動画でTikTokで24万回再生を記録。
衝撃波の使い手としてバズったのだが…もちろんこれ、衝撃波などではない。
では一体、何が起こっているというのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
壁を叩いてプールを波出たせる男、その秘密はプールの構造にあった。
実はこのプール、天井がドーム状になっている。
材質はビニール製で柔らかい。
壁も柔らかく薄いため、振動が伝わりやすいのだが、なぜこのようにプールが波立つのか?
それは、ここが温水プールだから。
天井は結露で水滴が溜まりやすくなっている。
そう実はこれ…プールが波立っていたわけではなく、壁の振動が天井に伝わり、天井に溜まった水滴を落としていただけ。
衝撃波のオチは、衝撃的にシンプルだった。
【湖面に現れた奇妙な現象】
椅子でくつろぐ男性が起こすミステリー。
彼が声を発すると湖の水面に無数の波紋が発生している!
波紋に合わせて声を出しているのではない。
確実に声によって波紋が起きている。
しかも、今度は外で起きており、水滴が上から落ちてくることも考えられない。
一体どういうことなのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
実はこの波紋の正体は、水面近くを泳ぐミズムシというカメムシの仲間。
ミズムシは音にとても敏感。
音でコミュケーションを取ったり、捕食者の接近を察知したりする。
さらにここは、カリフォルニア州の山奥にたたずむ小さな湖。
人里離れた場所にあり、普段はとても静かなため、湖畔から聞こえる人の声にまで反応してしまったと考えられる。
そんな場所にたまたまキャンプで訪れていたこの男性たちは、レアなものが見られ、とてもラッキーだった。
【恐怖!? 真っ赤に染まる空】
先月、中国・浙江省の舟山群島で、世にも恐ろしい現象が発生した。
時刻は夜8時、まるでこの世の終わりのように真っ赤に染まる不気味な空。
多くの島民がこの異様な空を目撃し、街は騒然となった。
原因不明のまま一時間以上その状態は続き、SNSには「災害の前兆ではないか?」「この世の終わりだ」といった書き込みが相次いだ。
不気味なほど真っ赤に染まった空の怪現象。
いったい、何が起こっていたのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
不気味なほど真っ赤に染まった空の怪現象…実はこの時、原因を探ろうとした島民が高台に登り、撮影した写真がある。
その写真を見てみると…何かが爆発したような強い光を発見、しかし、消防署に通報しても火災は起きていないという。
そこで、この男性は光のあったあたりの位置情報をもとに、原因を分析。
すると、光源は漁業組合の船が停泊する港のあたりにあると判明。
赤く染まった空の正体、それは地元のサンマ漁の漁船のライト!
光に集まる習性を利用して行われるサンマ漁の漁船には、集魚効果の高い赤いLEDライトが使われている。
この日、3隻の漁船が航海前のライトアップテストを行うため、水面に向かってではなく、空に向かってライトを光らせた。
さらに、この夜は濃い霧と雲が低く垂れ込めていた。
そのため大気中の水分が反射板の役目となり、漁船の赤い光が屈折、散乱。
その結果、島全体の空を赤く覆ってしまったのだ。
島全体を不気味に覆った赤い空…それは人為的な要因と自然現象が重なったプチ騒動だった。
【惨劇!? 事故現場に散乱する謎の生物】
今から5年前の7月、オレゴン州のハイウェイで玉突き事故が発生。
事故に巻き込まれた数台の車が、透明なベトベトとした液状の物質に包まれているではないか。
さらに、道路に散乱していたのは…液体に覆われうごめく、何十、何百もの生物!
一体ここで何が起きたのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
事故はコンテナを積んだトラックが横転し、そこに次々と車が追突した玉突き事故だった。
落下したコンテナで運ばれていたのが、謎の液体を発するエイリアンのような生物。
その正体は…ヌタウナギという深海の生き物。
ストレスを受けると体からヌルヌルとした透明な液体を放出する生態を持っている。
この日、韓国へ出荷される道中で13個のコンテナに積まれていた量は、実に3.4トン!
生きたまま運んでいたため、道路にぶちまけられたヌタウナギのストレスはMAXに!
約1万5千匹が大量のヌメヌメを一気に放出!現場はカオスに!
このヌメヌメでスリップした後続車が止まれず、ヌメヌメまみれの多重玉突き事故になってしまったのだ。
わけを知らずに見ると…エイリアン輸送中の事故か? と疑ってしまうミステリアスな事故現場だった。
【脅威!? 手の甲で缶を掴む女性】
置かれた缶を持とうとする女性。
だが、向けているのは手の甲。
ところが!不可解な動きをみせ、そのまま缶を掴んだ!?
このミステリーの真相、わかりますか?
この女性はアメリカ在住のカーレイさん。
「あの映像はトリックなんかじゃありませんよ。映像で私がやって見せたのをお見せしましょう」
本当に手の甲で掴んでいた!
このようなありえない関節の動きが出来る人は、関節過可動性と呼ばれ、先天的に関節の可動域が通常の人よりも広い特徴を持つ。
ありえない動きで缶を持つ女性…それはタネも仕掛けもない、特殊な関節が可能にする人体ミステリーだった。
【ワープ!? 営業中に時空を超えた店!?】
中国・河北省で摩訶不思議な光景が撮影された。
道路の向かい側の店、この角度から見ると明かりがつき、オープンしているのだが…カメラ位置を変えてみるとシャッターが下り、閉まっている。
一体、何がどうなっているのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
これは、鏡面反射という現象。
実は撮影者の前にはガラスの扉があった。
これが鏡の役目を果たし、肉眼で見ると閉まっているシャッターの部分に別の店の明かりを写していたのだ。
扉に映り込んでいたのは、あの店の明るい部分のみ。
扉を挟んで ちょうど同じ距離と角度にあるお店だったため、反射した位置がちょうどぴったりだったというわけだ。
シャッターが閉まっているのに、鏡によってオープンしているように見えた店の怪現象。
しかし、偽物の世界は、あなたのすぐ近くに存在しているかもしれない。
【驚嘆!? 水の中から湧き上がる大地】
続いてのミステリー現象はインド・ハリヤーナ州の農場で撮影された。
大雨によって畑が浸水してしまったのだが…次の瞬間!
なんと、地表が湧き上がるように出現!
いったい何が起こっているのか?
あなたはこのミステリーの真相、わかりますか?
大災害の前触れではないかなど、インド中で注目されたこの事件。 原因究明のためインド政府が現地調査を開始すると、この現象が起こった原因は水に沈んだその土壌にあったと判明した。 実は大雨が降る数ヶ月前のこと、畑の所有者がこの畑を見にきたところ…無断で何者かに数mの穴を掘られ、畑が穴だらけにされていた。
実はこの地域では土を売り買いすることが多く、犯人は販売目的で土を盗んだと思われた。
畑の所有者はこの土地を売ろうと考えていたが、穴だらけでは売ることができず、かといって土を購入して埋めるにも 多額の費用がかかる。
そこで目をつけたのが、稲の収穫時に出る籾殻を焼いた、安価に手に入る大量の籾殻燃焼灰。
これで問題の穴を埋め、上から土をかぶせ平らにし、見た目を誤魔化して販売することに。
しかし、実はこの籾殻燃焼灰は土と違い、生成の条件によっては、水を吸収して膨張する可能性があるという。
さらに、気体を沢山取り込めるように小さい穴があいているという。
だが、そんなことを畑の所有者が知っているはずもなく…その後、畑が売れる前にこの地は雨季に突入してしまった。
そしてある日、ついに畑に水が押し寄せ洪水に。
それでも最初は上にもってある土がガードをしてくれていたのだが、徐々に水は地中深くまで浸透し始め、ついに籾殻燃焼灰まで到達。
すると吸水性の高い籾殻燃焼灰が一気に水を吸い膨張。
同時に、内部に溜め込んでいた空気をに外に放出。
その結果、地面が持ち上がり、突如 大地が出現したかのような現象が起きたのだ。
土を盗まれたあげく、ごまかしも失敗。
当然その後も畑は売れず、まさに踏んだり蹴ったりの所有者だった。
【放蕩にあった!? 天国への階段】
中国、遼寧省瀋陽市、昨年の9月、北東部最大のこの都市の一角であり得ないものが観測された。
それは…建物の奥に謎の光の柱が!
しかも、よく見てみると、光の柱の中には平行に並んだ階段のようなものも。
中国メディアでは「天国への階段か?」などと報じられ、大きな話題を呼んだ。
一体これは、なんなのか?
あなたはこのミステリーの真相、分かりますか?
天国への階段が撮影された現場周辺の地図を確認してみると、撮影場所から正面に見えたショッピングモールの先に何か建物のようなものがある。
そう、実はここには高層ビルが立っていたのだ!
しかし、映像ではこのビルがなぜか、跡形ものなく消えてしまっている。
一体どういうことなのか?
実は…これは霧!
この日の早朝、このあたりでは周辺が完全に隠れてしまうほどの濃い霧が発生しており、本来見えるはずの高層ビルも濃霧によって完全に隠れてしまっていたのだ。
だがこの時、空に一点だけ霧が晴れた場所があり、そこから真下にだけ、太陽の光が差し込んだ。
そのため、ちょうど光に照らされたこのビルの一部分だけが霧の向こうで白く透けて見えていたのだ。
そう「天国の階段」の正体は、ビルの窓。
しかし目撃者にとっては、なんか神々しいものを見れた…そんな瞬間だったに違いない。