5月26日 オンエア
絶体絶命! マイHERO
 

【小型機が線路に不時着】

今年1月、アメリカ・ロサンゼルス郊外でその大事故は発生した。
小型飛行機が街中に不時着。 そこはなんと線路の上! さらに…中にはまだパイロットが! 警察官らが懸命に救出を試みる。 だがその時、目前に列車が迫っていた! 救出は間に合うのか!?
間一髪! 衝突ギリギリのところで救出成功! 列車が駆け抜け、機体は木っ端微塵! パイロットはその後、病院に搬送され一命を取り留めた。

一方、衝突した列車もフロントガラスが損傷したものの、乗客乗員に怪我などはなかった。 不時着原因など詳細に関しては現在も調査が続いている。
あと数秒、救出が遅れていれば、大惨事はまぬがれなかった。 まさに九死に一生の瞬間。
パイロットのマークさんは、順調に回復。 退院後、命がけの救助にあたった警察官たちに感謝の気持ちを伝えた。 更にこの救助で警察官たちは、自治体から表彰を受け、街をあげて勇敢なHEROたちに賛辞が送られた。

【荒波に飲まれた若者を救え】

カリフォルニアのとある波打ち際で、衝撃的な出来事が! ダイブした若者が、激しい波に飲み込まれたのだ。 若者は押し寄せる波に身動きが取れず、パニック状態!
この状況を見て、救助に向かう撮影グループの男性。 だが、近づくことすらできず、自らも波に飲み込まれてしまう。 対岸から別の男性が救助に向かうも、波は彼らを弄ぶかのように荒れ狂う。 救助に向かった男性2人も、岸に上がることが困難な状況に陥ってしまった。 その後、2人はなんとか生還することができたが、最初に飛び込んだ若者は、すでに意識を失っていた! このままでは、最悪の結末を迎えてしまう。

すると…別の男性が飛び込み、若者の元へ! 無事、対岸に避難させることに成功した。 その後、最初に救助に向かった男性が心肺蘇生を施し、およそ6分後には救急ヘリが到着! 若者は、無事一命を取り留めた。
救助に向かった人々が次々と波にさらわれる中、若者を助けた男性、ロブさん、そして心肺蘇生を施した、ゲイリーさん。 彼らの勇気ある行動が、若者を死の淵から救ったのだ。
ゲイリーさんはこう話してくれた。
「あの日の出来事がきっかけで、彼は今、大学で、理学療法士か医師になるために学んでいるそうです。ただ尊い命を救ったというだけでなく、その彼が医療従事者として社会に貢献する人間になっていくということ、それは大きな報いです。」
自らの命をも危険に晒し、人命を救った彼らは、若者にとって憧れのHEROとなっていた。

【なんでも出来ちゃう! 天才HERO犬】

今年3月、中国・深センのとある住宅で撮影された監視カメラの映像。
子供たちが庭でボール遊びをしていると…ボールが池の中に落ちてしまった。 女の子が「池がとても深いから(ボールを)取らないでね!」と言い残し、母親を呼びに行った。
だが、男の子はボールを取ろうとする。 すると、犬が男の子の服を引っ張り、池から引き離した。 そして、立てかけてあった網をくわえると、なんとすくいあげ、ボールを男の子に渡したではないか! 子供の危険を未然に防いだ、まさにHERO犬! さらに、道具を巧みに使い、ボールまでとってあげるなんて、きっと只者ではない。
その正体は!? なんと 普通の家庭で飼われている飼い犬だという。 名前はヌオミーくん、7歳。 一体なぜこんなことができるのか?

飼い主のホアン・ハァオさんに話を伺った。
「ヌオミーは1歳まで警察犬の訓練所にいましたが、怪我をしたため警察犬にはなれませんでした。」
そんなヌオミーくんを知人の紹介で引き取ることになったという。 実はホアンさん、工場を経営しながら、趣味で訓練士の資格を取得するほどの大の犬好き。 ヌオミーくんにも、いろんなことを覚えさせた。
子供が池に近づいたら止めるように、訓練していたのだが、ボールを網ですくう訓練はしていなかったという。 ホアンさんが魚を網で取る動きを見て覚えたのかもしれいないという。
これらの映像を公開すると、すぐに反響が! 「究極の天才犬」として、一躍大人気となった。

【フェンスに挟まったシカ! 救出大作戦】

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自撮りしながらジョギングをする女性。 すると、野生の鹿がフェンスに挟まって、抜け出せずにもがき苦しんでいる。
ジョギングをしていた女性が救出へ。 フェンスを押し広げて、鹿の救出に成功!
ところがその直後、なんと先ほど助けた鹿がまたもやフェンスに挟まっているではないか。
実は鹿は臆病な性格。 高くジャンプしたりはせず、ものの隙間や間などをくぐって、移動するという。 自然界なら穴や木々の間をくぐればいいのだが、この鹿はフェンスの強度などつゆ知らず、移動の度にフェンスにはまる羽目になってしまったのだ。

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女性は2度目の鹿救出作戦を開始。 だが、先ほどのフェンスと違ってうまくいかない。 思った以上にフェンスが頑丈だった。 このまま、鹿を救出することはできないのか?
女性は鹿に後ろ足で蹴られるのを警戒し、正面から救出を試みようと、フェンスを飛び越えた拍子に落下。 だが女性が誤って落下したことで、鹿はびっくり! その反動で、脱出することができた!
女性が思い描いた形ではなかったものの…結果的には助けることができた。 わずかな間に2度も鹿を救った女性は、鹿にとってはHEROだったに違いない。

【座礁クジラ 奇跡の救出大作戦】

今から5年前の10月、リオデジャネイロの海岸で大勢の人が囲んでいるのは、座礁したザトウクジラの子供。 まだ息があるため、なんとか海に返してあげようと、地元の漁師、消防士、環境保全関係者など、数十人が救助にあたっていた。
発見からすでに19時間が経過。 子供とはいえ体長は6mほどの巨体。 激しい波にクジラはさらに岸へと押し上げられ、思うように海に動かすことが出来ない。
そのため、ロープをクジラの体に巻きつけ、駆けつけた漁船と観光船2隻で沖へと引っ張る作戦を決行! そして…巨体が海に浮かぶと、湧き起こる大歓声! クジラも感謝の証か、救ってくれた総勢30人を超えるHEROたちに尻尾を大きく上げ、大海原へと帰っていった。

【マンションの管理人のビックリ英雄伝】

今年3月、アルゼンチン ブエノスアイレス州。 管理人のダニエルさんが1階のエントランスを清掃中、ふと廊下の上を見上げると…上から猫が落ちてきた!
実はこの猫、飼い主の部屋がある10階の階段の隙間から転落。 途中、頭を強打し気を失ったまま危険な状態で落下。 だが、何かに気づいたダニエルさんが上を見上げ、見事キャッチしたのだ。 猫と飼い主にとってダニエルさんは感謝しきれない程のHEROとなったのだ!

しかし、ダニエルさんのHERO伝説はこれだけでは終わらなかった。
この日も清掃中のダニエルさん。 住人がペットの犬とエレベーターに乗り込むと、犬が乗り込む前に扉が閉まりリードが挟まってしまった! ダニエルさんもすぐに気づき、扉を開けようとするが…開かない! そして!リードが挟まったままエレベーターが上昇!犬は宙吊り状態に! すると、その時!どうにかリードを外し、無事犬を救出。 ダニエルさんの咄嗟の行動により、犬もまた危機を脱することが出来た! 伝説の管理人HERO!

【飼い犬を救え! ワニとの死闘】

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アメリカ・フロリダ州、公園に設置された監視カメラが、信じられない映像を捉えた。
池の中で何やら暴れている男性。 その手にはなんと…小型犬に噛み付いたワニが! 散歩中、池から突然飛び出したワニが愛犬を襲ったのだ。
小さくても、屈強なアゴを持つワニ。 なかなか口を開かない。 そしてついに…救助成功! 無事、愛犬を救うことができた。
驚くことにワニとの死闘を制したHERO、リチャードさんは御歳74! 葉巻をくわえたまま、屈強な腕でワニと格闘する姿は、まるでリアルポパイ。 リチャードさんは愛犬が襲われたにも関わらず、このワニの捕獲や処分は考えていないという。 すべての生き物に優しいHEROなのだ。

【火災現場に現れた謎の救世主】

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集合住宅で火事が! これは、現場に駆けつけた警察官のボディーカメラの映像。
玄関にも煙がまわり、子供が逃げ遅れたという。 呼びかけるも子供たちの反応はない。 すると、そこに一人の男性がやってきた。 隣の洗車場で車を洗っていたところ、煙を見て駆けつけたという。

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子供の姿を見つけ、ハシゴを探す警察官。 だが一刻も早く、救出しなければ子供の命が危ない。
すると、その時!男がハシゴを待たずに自力で壁を登り、2階の窓へ。 窓を壊し、救出を急ぐ。 煙の勢いが強くなった、次の瞬間。 彼は、危険を顧みず建物の中に上半身をつっこんだ! そして見事、煙の中から赤ちゃんを救出したのだ。

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だが、これで終わりではなかった。 家の中にもう一人子どもがいると聞き、彼は警察官を置いて、家の中へ突入したのだ。 その子供も無事救出に成功。 部屋にいた子供たちを全員救ったのだった。
危険を顧みず、煙の中に飛び込んだHERO、ジョナサンさん。 この時は自分からは名を明かさなかったが、その後の表彰によって名前が明らかになったそう。
彼自身にも6歳の子供がいるため「他人事ではなかった。子供が中にいると聞いて体が自然に動いた。」と語った。

【監視カメラは見た! 危機一髪】

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これはブラジル・ロンドノポリス市に設置された防犯カメラの映像。
お店から女の子が出てくると、走って道路の反対側へ。 その後、女の子の兄が出てくると、また走って兄の元へ。
すると、その時!車が!! まさに間一髪!兄が妹を抱き上げ、車をかわした。 兄の動きが1秒でも遅ければ…、ゾッとする瞬間。 妹にとってスーパーHEROのお兄ちゃんだった。

【一人でお留守番…転落寸前の少女】

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今年の3月7日、中国河南省で窓の格子に女の子の体が引っかかり、今にも落ちそうな状態になっていた。 しかも部屋は6階。 自力で窓の中に戻ろうとするのだが…もがけばもがくほど、さらに危険な状態に。 母親は外出中のため部屋にいたのはこの女の子一人。 女の子はまだ2歳、自分の状況がわからず、必死で柵から出ようとするのだが、逆に身体は落ちていくばかり。 もはや体力も限界、いつ転落してもおかしくない状況になった。

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その時…突然、部屋の中から青年が現れ、すぐに女の子を引っ張り上げて、もう1人へパス。 部屋へと無事保護。
絶体絶命のピンチを救ったこのHERO達はいったい何者なのか? 実はこの2人、近所の高校に通う生徒。 買い物から戻ってきた母親が、外からこの状況を見てパニックに陥っていたため、すぐさま家の鍵を預かると階段を駆け上がり部屋に進入、間一髪のところで女の子を救うことが出来たのだ! ジャージ姿の冷静沈着なHEROたちであった。

【焚き火の上に転倒! 衣服に引火】

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椅子に座っているおじいさん。 焚き火で、ベーコンを燻していたのだが…居眠りをしてしまい、焚き火の上に転倒。 そして、服に火が燃え移ってしまった。 状況が理解できない間に、火はどんどんと燃え広がっていく。 ようやく起き上がるも、状況が理解できていない様子。 ついに火に気づいたおじいさん。 なんとか火を消そうとするも全く消える気配がない。 まさに絶体絶命!

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だが、その時! やってきたのは、偶然通りかかった近所に住む夫婦。 妻が水を取りに行っている間に、夫はおじいさんに燃え移った火を懸命に消火する。 そして、火がおさまったところで上着を脱がし、助けることに成功した。 このおじいさん、燃えにくい革の上着を着ていたこともあり、軽い火傷だけで済んだという。
後日、メディアの取材に「助けてくれなければ、どうなっていたかわからない」と、感謝の言葉を述べた。

【水没していく車から命を救え】

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2016年 7月、メリーランド州エリコットシティを記録的な豪雨が襲い、町は洪水に見舞われた。 今にも飲み込まれそうな車の中に女性の姿があった。 さらに、救出にいった男性も濁流にさらわれてしまった。 どうすれば、彼女を救うことができるのか?
先ほど流された男性が なんとか現場に戻ると、居合わせた人々と人間の鎖を作り始めた。 しかし、女性は恐怖から出ることができず、車はどんどんと濁流に飲まれていく。
次の瞬間!手をつないでいては届かなかったが、バランスを崩しながらも車へと渡り、女性を抱えた! 濁流から見事、女性を救出することに成功!

【奇跡のインコキャッチ】

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これは、ライダーのヘルメットカメラがとらえた映像。 スピードを上げようとするが…何かに気づき、ブレーキをかける。 すると、なんとインコをキャッチ!
そう!この直前、通りにいた男性の飼っていたインコが逃走。 偶然、通りかかったライダーが、偶然、インコをキャッチしたのだ。 バイクに乗って現れたHEROによって、迷子になりかけたインコは主人のもとへ帰ることが出来た。

【まさか! 野良犬がHERO】

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モンテネグロの街に設置された防犯カメラの映像。 黄色いフードの男に注目。
前を歩く女性にゆっくり近づくと…バッグを強奪! だが…次の瞬間、なんと野良犬が男に襲いかかった! 襲う側が一転、まさかの襲われる側に。 野良犬が町を守るHEROだったとは、流石に気づかなかったようだ。

【排水に落ちたヒナの救出劇】

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イギリス・ドンカスター。 住民の男性2人が排水溝から網で何かをすくっているのだが、中から出てきたのは…カモのヒナ。 男性は鳴き声が気になり覗いて見たところ、排水溝に落ちたカモのヒナを発見。 午後から大雨が降る予報もあり、すぐに救出作戦を決行したのだ!
助けられたヒナたちは母カモの元へ。 無事、全匹救助。 カモの親子にとって、まさに“すくい”のHEROだった。

【歩行器でエスカレーターに…】

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中国のショッピングモールの監視カメラ。
歩行器に乗った赤ちゃんがなぜか一人ぼっち。 そして、一人でどんどんと歩いていき…人気のないエスカレーターの方へ。
そして、次の瞬間!赤ちゃんがエスカレーターから落下! まさに絶体絶命!

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だが、なんと赤ちゃんは無事!一体どういうことなのか?
実は赤ちゃんが落下した直後、エスカレーターの下にいた男性が赤ちゃんを見つけ、すぐさまキャッチ。 駆けつけた母親に、無事 引き渡した。 善意あふれる通りがかりのHEROだった。