11月11日 オンエア
ミステリー映像
 

『空中で止まる謎の白い鳥』

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昨年、南米コロンビアのトゥルアで、世にも奇妙な映像が撮影された。 空中に浮かぶ白い物体。
よく見ると白い鳥が空中で止まっている。 本物の鳥のようだが、羽ばたきはしない!
まるで鳥の周りだけ、時間が止まっているかのよう!
空中で止まる謎の白い鳥、このミステリーの真相は?

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この後、駆けつけた消防士により、白い鳥は捕獲された。
その直後の映像が残されている。 消防士に抱えられた白い鳥、もう一人の消防士の手にはハサミ。 そして、何かを切っている。
消防士「白い鳥は椰子の木と電波塔の間にあった凧糸に絡まっていたんです」

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コロンビアでは、夏になると風が強く吹くことから、多くの人が凧揚げを楽しみ、その様子は夏の風物詩となっている。 そんな中、何かの拍子で風に飛ばされてしまった凧が椰子の木にひっかかり、凧から伸びた糸が電波塔に絡まった。 鳥が見えないほど細い糸だったため、気づかずに翼が絡まってしまったのだ。 救助された鳥は、その後 元気に飛び去っていった。

『空中で静止する飛行機』

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アメリカ、ダラス・フォートワース国際空港、この空港近くの道路でミステリアスな映像が撮影された。
走行中の車から見えたのは、空中で静止する飛行機!?このミステリーの真相は?

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問題の映像をある分野の専門家に見てもらった。 すると、飛行機が空中で止まって見える原因、それは…錯視、目の錯覚だという。
もし 飛行機と車が平行に動いていたら、車から見える飛行機の位置は大きく変わっていたはず。 しかし、今回は道がカーブしていたため、車の進行方向に対し、飛行機の位置は常に同じような角度を保っていた。 さらに、雲が少なく、飛行機の動きを感じられる対象物がなかったため、脳は飛行機が止まっていると錯覚するのだ。

『天井に現れたものの正体とは?』

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天井に人の後頭部のようなものが! まるで生首が張り付いているようだ。 2ヶ月前に中国の一軒家で撮影されたホラー映画のワンシーンのようなこの映像。
果たして、天井に現れたものの正体とは?

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生首のように見えるもの、これは正真正銘の人間の頭
人間の頭が天井にある理由は、真上の階にあった。 そこには、うずくまる少女と心配する母親のような人物が!! もともと換気扇を設置するため、直径およそ20㎝の穴をあけていたのだが…この家に住む4歳の少女が好奇心から頭を入れてみたところ、抜けなくなってしまったのだ。
20分後、通報を受けた消防隊が駆けつけ、救助を開始。 穴と頭の間に油をいれ、開始から40分後には無事 救出!

『夜空に輝く光の柱』

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青森県でふたご座流星群を撮影したタイムラプス映像。 空の下の方にご注目いただきたい…複数の光の柱が、上空に浮かび上がった。 流れ星とともに、この世のものとは思えない幻想的な世界を作り出している。
実は、この光の柱は、日本各地で目撃されており、そのたびに映画やアニメのようだと話題に。
夜空に輝く謎の光る柱、このミステリーの真相は?

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この光の発生源で一番多いのが、漁師が夜に魚を誘うために船で焚く漁火(いさりび)。 光の柱が出現したとき、空には雲がかかっている。 この雲の中に六角板や六角柱の氷の結晶が多く含まれていると…漁火から発せられた光が結晶で反射。 陸地から見ると光源から屈折した位置、空中に光の柱が浮かび上がっているように見えるのだ。
この現象は、漁火光柱などと呼ばれる。 晴れた無風の日で、かすみがかった雲があるなど、多くの条件が必要なため、なかなか撮影できない。 幻想的かつ貴重な映像だった。

『何もない道路でなぜ横転?』

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高速道路を走行中、前を走る車が車線変更しようとした、その瞬間。 突然、車が横転!
何もない道路でなぜ車は横転したのか?
このミステリーの真相は?

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映像をよーく見てみると、車が横転した直後、何かが飛んでいる。 実は、これマンホールのフタ
点検後、フタがキチンと閉められていなかったため、その上を車が通った時、前輪でフタがズレ、その後 後輪が穴にハマり跳ねてしまったのだ。 幸い、運転手は軽い怪我をしただけで済んだという。

『ひとりでに動く石』

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アメリカ カルフォルニア州のデスバレー国立公園。 この地には長い間解明できなかった、あるミステリーが存在する。
それが、こちらの石。 よく見てみると、なにやら引き摺られた様な跡がある。 石の周囲に足跡などはなく、決して誰かが動かしたわけではない。

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同様の石は、干上がった大地に 大小さまざま点在している。 大きいものだと重さは数百キロ、風で飛ばされることは考えづらい。 そう、石がひとりでに動いているというのだ。
長年、多くの研究者が調査を行うも、誰一人その謎を解き明かすことはできなかった。 しかし、今から8年前、スクリップス海洋研究所のチームがついに石が動く姿を映像でとらえることに成功! このミステリーの真相は?

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今回、動く様子を撮影した張本人のノリスさんとのコンタクトに成功。 真相を伺うと…「石を動かしていたのは氷だったんです」
雨や雪が続くと大きな水溜りができる。 この土地は寒暖差が激しく夜になると氷点下になることもあり、一晩で水は氷となる。 朝になると気温は上がり、今度は氷が溶け始め、表面が割れていく。 そして、強い風がふくと氷の破片が移動、石に何度もぶつかり、ついには石を動かす。 その後、氷が解け、移動した跡だけが残るため、まるで独りでに動いたかのように見えたのだ。
ノリスさんはこう話してくれた。
「こういった自然現象が偶然重なり、その全てが作用し石は動いていたのです。水たまりができるほどの雨や雪は、10年に1度くらいしか降りません。そのため長年石が動くことをとらえることもできず、謎が解明されなかったのです。」

『ひとりでに歩く建物』

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中国で驚くべき映像が撮影された。 なんと巨大な建物が動いている。 何かで引っ張っている様子はなく、建物自身がまるで生き物の如く歩いている様に見える。
なぜ動くのか? その真相は?

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建物を近くで見てみると…下に何かがついている。
実はこれ、コンピューターで制御されたロボットの足。 およそ7600トンの建物が198個の足で文字通り歩いていたのだ!

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この建物は、今から86年前に作られた歴史的価値の高い小学校。 しかし、周辺の開発のためおよそ60メートル先に移動させなくてはならなくなった。 解体し、再び組み直すような予算的余裕もない。
そこで、基礎と建物を一旦切り離し、新たに作った基礎の上まで移動、建物と接合させる方法がとられた。 この方法で動かせるのは1日約3.5m。 移動に18日を要したが、費用は 組み直すより遥かに少ない3億数千万円で済んだという!

『ひとりでに動いたバイク』

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今年9月、深夜の監視カメラがとんでもない映像を捉えた。 サイドカー付きのバイクが前方に止まる車をかわし、どこかへ向かうように車道を左折。 まるで幽霊が運転しているかのように無人のバイクが突然動き出したのだ。
これはCGでもフェイク動画でもない。 しかもこの場所は坂道になっているわけでもないという! バイクは翌朝、約15メートル先の柱にぶつかった状態で発見された。 このミステリーの真相は?

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バイクの持ち主によると…
「実は、前日に洗車してバイクを拭き忘れてしまったんです。それで、水滴でショートが起こりエンジンがかかってしまったんです。」
ショートとは、電気回路に異常が起こり、電流が決められた道筋を通らずに近道してしまう現象。 大量の電流がながれると、火事の原因となることもある。
このバイクの場合、水滴がエンジン始動のスイッチとなる回路に入り込んだ。 本来は繋がっていない回路が、水を通して繋がったことでスイッチがオンの状態に! 停車時、ハンドルが右に切られていたため、車を避けることができ、さらに 段差をおりた衝撃で偶然 左に切られたため、うまく車道に出たように見えたのだ。 奇跡的な偶然が重なって起きたミステリアスな現象だった。

『鏡をすり抜ける空き缶』

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机の上に置かれた鏡と空き缶。 あなたはこの後、ミステリアスな光景を目にします。 鏡をスライドさせると…空き缶を鏡の中に投げ入れた!
なんで?? みなさんはわかりましたか?

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動画の続きを見るとわかります。
そう、鏡のように見えていたのは、ただの穴とその周りの木の枠。 枠を取り付け壁に見立てたボール紙ごとスライドさせ、不思議な現象のように見せていたのです。

『燃える水』

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フィリピンのミンダナオ島で、突如、ミステリアスな出来事が起こった。
井戸から汲み上げた水が燃えている!!

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このミステリーの真相は…天然ガス
実は、このミンダナオ島では、およそ20年前に莫大な量の天然ガスが地下に埋蔵されていることが判明。 石油なども合わせ、島の天然資源の価値は100兆円にのぼるという。 この影響で、地下水には多くのメタンガスが含まれている。
井戸から汲み上げられると水の中に溶けていたメタンガスが気化、無臭のため気づかず、火種を近づけてしまい発火したのだ。 自動汲み上げポンプを外し、水を止め、無事に火は消えたという。

『岸に押し寄せる無数の雪玉』

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アメリカミシガン湖の沿岸にあるものが大量におしよせてきた。 それは…いくつもの雪玉。
大きいもので数十センチもあるこの雪玉。 もちろん、誰かが雪合戦をするために作ったわけでは無い。
このミステリーの真相は?

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雪玉ができるのは、いくつかの条件が重なってのこと。 気温が低くなると、湖面が凍り始める。
その時、強風が吹くと、波が高くなり、氷が割れていくつもの塊が出来上がる。 大きさは氷の厚さによって変わるが、この塊が互いにぶつかり合い球状に。 さらに強風とともに雪が降ると、氷が転がりながら雪をまとい大きくなっていき、無数の雪玉が出来上がるのだ。
海水は塩分を含むため凍りにくく、また凍っても脆いため、海ではこの現象は起きにくいという。 湖でも、さまざまな条件が重ならなければ起こらない。 しかし、日本でも福島県の猪苗代湖など一部ではこの現象を見ることができる。

『山にわけいる男性?』

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雪山で撮影された1枚の写真。 実は、この写真の中に人物はひとりも映っていないんです。
では、一体、何が写っているのでしょうか?

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この人に見える部分を拡大してみると…お気づきですか?
そう、これは犬。 黒いプードルの写真だったんです。
飼い主に呼ばれ、こっちへ向かってくる姿が偶然にも山にわけいる人のように見えていたんです! わかりやすく比較すると…尻尾や足が絶妙な位置にあります! まさに 奇跡の一瞬でした!

『奇跡の力を持つ村人』

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インドのある村が、奇跡の村として話題に。 その理由は…ここの村人は肌に当てただけで、電球を光らせることができるというのだ!
今から2年前、ある村人が電球を持ち帰ったところ、子供たちが遊び出し、この奇妙な現象が起こったという。 その後、他の村人たちも電球を光らせることに成功。 多くのメディアで報じられ「奇跡の村」とまで言われた。

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奇跡の村で使われているものと同じタイプの電球を入手。 奇跡の力を持つと言われた村人たち、その真相とは?
実はこれ、充電式のLED電球
電池が内蔵されていて電極部分を押すと光る仕組み。 非常時には懐中電灯代わりにも使える電球として販売されている。
村人はそのことを知らずに、この電球を購入。 そのため、奇跡が起こったと勘違いしてしまったのだ。 その上メディアもそれに気づかず報道。 その後、真相は明らかになったが、村人たちはまだ気づいていないという。

『海底に沈む謎の物体』

イタリア、トスカーナ州・タラモーネ。 この付近の海の中には…謎の石柱!
海底に眠る謎の遺跡か? しかし、よく見ると、少し新しさを感じるものもある…海底に沈む謎の物体の正体は?

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今回、この謎について詳しい人物に話を聞くことができた。 それがこちらのパオロさん。
普段は漁師をしているというのだが…「あれを沈めたのは僕なんです。自然を守るために沈めたオブジェです。」
実は、この海にはポシドニアという海藻が巨大な海底草原を作り出している。 ポシドニアに身を隠す魚たちも多く、良質な生態系を形成している。 そのため、政府により底引網での漁は禁止されているが、近年、底引網で漁を行う違法漁師が増加。 海藻を傷つけ、生態系を荒らしていた。

そこで、パオロさんがとった行動が、オブジェを海に沈めることだった。
パオロ「オブジェを置くことで、物理的に網を引けなくして、底引網を防止することができるんです。また、オブジェが魚たちの隠れ家にもなり、生態系が回復する。さらに アート性のあるオブジェを沈めることで、ダイビングスポットとして人気が出れば、より 違法な漁もしにくくなるだろうと思いました。」

パオロさんは、特に被害が多いスポットにオブジェを沈めることを決めた。 各スポットで網をかけにくいようにオブジェの間隔を調整し、位置を決めていったという。
その後、活動に賛同し協力してくれる人を募ると、パオロさんの志に共感したアーティストが、沈めるためだけのオブジェを製作。
今から6年前、最初のオブジェを海にしずめた。 活動に賛同するアーティストも増え、現在では39個のオブジェがこの海に沈められている。
この海中の美術館は、目論見通りダイビングスポットとして注目され、多くの人々に親しまれる一方、一部ではあるが生態系の回復に貢献! 海底に沈む謎の物体のミステリーは、故郷の海を愛する男の想いから生まれていた。