2023.10.10
NEWS 11
ムロツヨシさんが早弁する理由とは?
「顔が臭い」? 平手友梨奈さんとの
爆笑エピソードも!
完成披露試写会&舞台挨拶リポート
9日、都内の映画館で主演・ムロツヨシさん、共演・平手友梨奈さんでおくる連続ドラマ『うちの弁護士は手がかかる』<10月13日スタート 毎週(金)よる9時~よる9時58分>の第1話完成披露試写会と舞台挨拶が行われました。
今作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(くらまえ・べん/ムロ)が、人気女優・笠原梨乃(かさはら・りの/吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、超エリートなのに猪突猛進な性格で空回りしてしまう新人弁護士・天野杏(あまの・あん/平手)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。フジテレビのGP帯ドラマで初主演を務めるムロさんが、自身のキャリアで初となる芸能事務所のマネージャー、そして法律事務所のパラリーガル役を、そしてフジテレビドラマ初出演の平手さんが初挑戦となる弁護士役を演じます。
試写会当日は抽選で選ばれた約500人の観客がどこよりも早く第1話を鑑賞。30年間尽くした梨乃からクビを言い渡されて一度は人生に絶望する蔵前が、杏と出会うことによって始まる物語を堪能しました。試写会後、舞台に登壇したのはムロさん、平手さんほか、人気女優・笠原梨乃役の吉瀬美智子さん、杏が所属する『香澄法律事務所』の所長・香澄今日子役の戸田恵子さん、杏とは異母姉妹で、『天野法律事務所』の所長・天野さくら役の江口のりこさん。司会は堤礼実フジテレビアナウンサーが務めました。


舞台挨拶は、ムロさんがマイクを使わずに劇場中に響くような大きな声で「ムロツヨシです!」と挨拶するという形で幕開け。第1話を鑑賞したばかりの観客からの大きな拍手に迎えられると、「ありがとうございます! 映画のように大きいスクリーンで見ていただいて、このような反響をいただけるのは本当に嬉しいです。みなさんの感想をSNSに投稿していただいたり、恋人、友だち、いとこ、姪っ子、甥っ子まで周りの方に感想を言っていただいたり、皆様の口コミがこれから大事になっていきますので!」とアピール。そして、この試写会をもって、ドラマのナレーションを時任三郎さんが担当することが明らかになると、「ビックリしました。ナレーションなの?って。どこかで(ドラマに)出てきてくれるんですかね? 共演したことがないのでご一緒できたら嬉しいです」と願望も。
また、ムロさん以外は女性キャストということで、女性陣からムロへの質問コーナーも行われた。トップバッターの平手さんからは「現場で早弁をする姿を見たんですけど、何故でしょうか?」という質問が。これに対してムロさんは「これには明確な理由がありまして、早弁をすると2割、3割増しで美味しいです。大人なのに良くないことをしている、という自覚と。スタッフさんに『ありがとう』という気持ちと申し訳ないと気持ちで食べる早弁は凄く美味しいです。だから僕が出来ることは、早弁をした申し訳なさを、差し入れの回数で返していく!」と回答。平手さんには見つからないようにやっていたそうですが、しっかり見られていたことを知ったムロさんが、「良かったら今度、早弁の良さと背徳感を一緒に!」と平手さんを誘う場面も。そんなムロさんとのお芝居に関して平手さんは、「(蔵前の)所作が本当のマネージャーさんかのような動きをされているので、そこが面白いです」と明かしてくれました。


吉瀬さんからは「ムロさんは本当にアドリブ力が凄くて、いつまでもずっと続けられている。その秘訣を教えてほしいです」という質問が。するとムロさんは、「全部台本通りです」と言い切り、「僕の台本にだけ、行間の空白に書いてあるんです。それをアドリブに見えるかのようにやっているようなものですから」と煙に巻きます。ちなみにムロさんと吉瀬さんは初共演ですが、設定上、車の中でのふたりだけのシーンなどが多かったこともあり、いろいろな会話をしながらコミュニケーションを取ることができたそう。
戸田さんからは「事務所のシーンは賑やかに撮影をやっているのですが、プライベートなところで、ムロさんと平手さんはここまでの撮影の中でどんな感じになっているか、お聞きしたい」という質問。「結構、ワチャワチャ、ワッキャッキャやってます。この年齢差でありながら……台本という共通の話題があるので、序盤からよく話をしていますね。アイデアを出し合ったりして」と明かしてくれました。最後の江口さんからは「ムロさんはいつも荷物が多い気がするけど、カバンの中に必ず入っているものは?」という質問が。「4冊くらい台本が入ったケースに老眼鏡、そのサイドに何種類かペンとかも入れられるんです。あとひげ剃り。それと、本当の眼鏡と最近届いた郵便物。空ける時間がなくて」とムロさんが答えると、「ドラマの中で杏ちゃんがグミを食べていましたけど、絶対食べるお菓子とかありますか?」とさらなる質問が。「しょっぱいものが好きです。甘いものはあまり食べないです。あとうちの現場はアイスコーヒーが出るんですけど、それが僕の好みに合わせてくれて非常に薄味のアメリカン」という回答に、「あれ、ムロさんが言ってるの?」と驚く江口さん。「違う、リクエストはしてないの。飲んだら、今までの作品史上、一番薄かったの。それが凄く美味しくて……。主役って『これが美味しい』って言っちゃうと続いちゃって、このまま続いちゃうと濃いコーヒーが好きなスタッフさんに申し訳ないからたまに濃くしていいよ、とは言ってるんだけど……」という言い訳も。


会場が爆笑に包まれたのは、「平手さんが一番謝ってくれたシーン」としてムロさんが披露した平手さんとのエピソード。「『顔が近い!』『うるさい!』という(杏の)セリフがあって。僕その時、湿布を貼っているという設定だったんです。だから台本にはないけど、『湿布臭い!』も入れてもらって構わないよ、と話したんですけど、本番になったら、直前に僕が言ったものだから混乱させてしまったんでしょうね。『顔が臭い!』って言われて(笑)。言い間違いだと分かっていても、この世代間で『顔が臭い』は……。『本当にごめんなさい!』って謝ってくれましたけど」と笑うムロさん。その際、スタジオを出るときにずっと顔を触ってはにおいを確かめていたムロさんの実演シーンもあり、会場中も大爆笑でした。
そんなムロさんと平手さんの“くらあん”コンビの活躍を描く育成型リーガルエンターテインメント『うちの弁護士は手がかかる』は10月13日(金)よる9時スタート。初回は15分の拡大版でお送りします。お見逃しなく!