ストーリー

2025.11.04 放送

ストーリー 05

東京水上警察署の刑事防犯課では、オーディション番組から誕生し、間もなくデビューを迎える5人組女性アイドルグループ『Re Rise』が話題になっていた。だが碇拓真(佐藤隆太)は、『Re Rise』のことなどまったく知らず、オジサン扱いされる。実は細野由起子(山口紗弥加)は、湾岸署時代にメンバーのひとり、北原萌歌(山本奈津美)を補導したことがあり、以来何かと萌歌のことを気にかけていた。その話を聞いた碇は、近々釈放される三上慎吾(松本怜生)のアフターフォローをしなくていいのか、と日下部峻(加藤シゲアキ)に問いかけた。

そんな折、ブルーシートに包まれ、重りを付けて沈められていた水死体があがる。それは萌歌の死体だった。検視の結果、死因は溺死だと思われた。萌歌は生きたまま沈められたのか――碇は、関係者から事情を聞くよう日下部と由起子に指示すると、現場付近の捜索に向かおうとする。するとそこに、有馬礼子(山下美月)から連絡が入る。遺体に括り付けられていた重りに見覚えがあるという。礼子とともにとある倉庫街へと向かった碇は、重りがその倉庫で使われていたものと同じだと確認する。また防犯カメラ映像から、萌歌は深夜にひとりでこの場所に来た可能性も浮上する。

一方、『Re Rise』のメンバーに会いに行った日下部らは、萌歌が最終オーディションで落ちた坂上優愛(糸瀬七葉)から逆恨みされて悩んでいた、という情報を得る。そして世間では、萌歌の死の真相に大きな権力が働いたのではないかという「陰謀論」が過熱し始め……。

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