PARA☆DO! 〜その先の自分(ヒーロー)へ〜

毎週水曜 よる10時54分 放送

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2016年9月

9月28日(水)

伊藤力選手

(テコンドー)

パラテコンドーの伊藤力(ちから)選手が登場。
伊藤選手は去年4月、仕事中の事故で右腕を失いました。その1カ月前に結婚したばかりでしたが、「起きた事を悔やんでいても仕方ない」と気持ちを切り替え、事故から1カ月半後には障害者サッカーチームに加入。その後、知人からパラテコンドーを勧められ今年1月に全日本テコンドー協会に登録しました。まだ競技歴は浅いものの、今は経験を積む毎日。そんな伊藤選手の力の源は奥様の久美子さんと1歳になる娘の月椛(つきか)ちゃん。
4年後の東京パラリンピックで二人に金メダルを届けるため、日々奮闘する伊藤選手の姿をご覧ください。

宮城県生まれ 30歳 株式会社セールスフォース・ドットコム所属
昨年、仕事中の事故により右肘上部切断。日常生活に復帰する中、障がい者フットサルを始めるが知人にパラテコンドーを進められテコンドーの道へ。今年に入り本格的に競技を開始。
現在は日本パラテコンドー界のパイオニアとして、競技が正式種目となる東京パラリンピック出場を目指す。
2016年4月 第2回アジアパラテコンドー選手権大会出場。

9月21日(水)

武村浩生選手

(車いすマラソン)

車いすマラソンで東京パラリンピック出場を目指す武村浩生(こうき)選手が登場。
交通事故に遭い、下半身に障がいを負った武村選手は日常生活に復帰後、車いすバスケットなどの競技を経験。ところがある日、河原で練習をするリオパラリンピック車いすマラソン代表の洞ノ上(ほきのうえ)浩太選手と遭遇し、その走る姿と速さに感銘を受けます。思わず声をかけた武村選手は洞ノ上選手に誘われ、車いすマラソンの世界へ。憧れの選手と練習しながら、4年後に輝くことを目指す武村選手の姿をご覧下さい。

1988年1月23日生まれ 28歳 福岡県生まれ Yahoo!JAPAN所属
24歳のときに交通事故にて脊髄損傷となり車いす生活となる。26歳で車いすマラソンを始め、2016年はまなす車いすマラソン9位、鳥取ハーフマラソン7位。2020年の東京パラリンピックを目指す期待の新星。

9月14日(水)

齊藤洋子選手

(シッティングバレーボール)

シッティングバレーボール日本代表・齊藤洋子選手(セッター)が登場。
齊藤選手は三歳の時に交通事故で左足を切断。それ以来、義足をつけてソフトボールや陸上などの様々なスポーツを経験し、20歳の頃、シッティングバレーボールに出会いました。
シッティングバレーボールは、座って行うバレーボール。
肩からお尻にかけての上体を床に触れた状態で行います。
日本代表のセッターとして、またチームの中心人物として、彼女が心がけているのが、感情を全面的に押しだすこと。喜ぶ時は誰よりも喜び、チーム全体を鼓舞します。
東京パラリンピックでメダルを狙う日本代表の司令塔が見つめる、その先の自分とは?

1972年生まれ 43歳 東京都生まれ 東京プラネッツ女組所属
三歳の時に交通事故で左下腿切断。その後、北京パラリンピックに出場。8位となる。ロンドンパラリンピックでは、前回大会よりひとつ成績を上げ7位。日本代表のセッターとして、また司令塔として、2020年の東京パラリンピックでメダルを狙う!
シッティングバレーボールは、床に臀部(でんぶ:シッティングバレーボールにおける臀部とは肩から臀部までの「上体」を指している)の一部が常に接触している状態でプレーするバレーボール。6人制。コートは10m×6m。ネットから2mにアタックラインがある。ネットの高さ男性1.15m、女性1.05m。 競技者の位置は、その臀部(でんぶ)の位置によって決定され、サーブ、ブロック、アタックなどで臀部をコートから浮かしてはいけない。

9月7日(水)

木村潤平選手

(トライアスロン)

パラトライアスロン日本代表・木村潤平選手(31歳)が登場。
木村選手は、先天的な下肢不全で5歳の頃から松葉杖を使用し、小学一年から水泳を始め、2004年のアテネから競泳で三大会連続でパラリンピックに出場してきました。そして、4大会目となるリオでは、競泳からパラトライアスロンに転向。見事、パラトライアスロンで代表の座を勝ち取り、悲願のメダル獲得を目指しています。
2016年のリオデジャネイロ大会からパラリンピックの正式種目となるパラトライアスロン。3種目(水泳750m・自転車20km・ランニング5km トータル25.75km)で順位を競う様は、まさに鉄人レース。
取材を通して感じた木村選手の印象は、“肝のすわった男”。
これまで競泳経験のある木村選手ですが、自転車とランニングは未知の領域。
しかし、持ち前の根性で、3種目の練習をこなしていました。
トライアスロンという“過酷”な競技に挑む理由。そして、木村選手が描くその先の自分とは?

1985年2月14日生まれ31歳 兵庫県生まれ NTT東日本所属
先天的な下肢不全により、幼稚園の頃から松葉杖利用。佼成学園高等学校卒業。
高校3年から、日本身体障害者水泳連盟強化指定選手になり、その冬、IPC(International Paralympic Committee)世界水泳選手権大会に出場。早稲田大学卒業。
2004年アテネパラリンピック出場(水泳)し6位に入賞。2008年北京パラリンピック、2012年ロンドンパラリンピックでは水泳の日本代表。2016年リオデジャネイロパラリンピックからは、トライアスロンの日本代表として出場。木村選手の出場する、リオパラリンピック・トライアスロンの日程は、9月10日(土)・11日(日)。