PARA☆DO! 〜その先の自分(ヒーロー)へ〜

毎週水曜 よる10時54分 放送

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2016年4月

4月27日(水)

瀬立モニカ選手

(カヌー)

カヌーでパラリンピックを目指す筑波大学の1年生 瀬立(せりゅう)モニカ選手。
東京の下町を流れる旧中川。
そこで一際大きな笑い声と、まぶしい笑顔を見せてくれたのが彼女でした。

高校生の時に車いす生活となった瀬立選手。
足だけではなく、腹筋も使うことができません。
当時は自宅に引きこもりがちでしたが、中学時代に所属していた江東区カヌー協会からの誘いで再びカヌーに挑戦。
今では日の丸を背負い、世界と戦う選手に成長しました。

来月中旬にドイツで開催される世界選手権。
リオパラリンピック出場のかかった決戦に向け猛練習中の瀬立選手。
息抜きは友達との「もんじゃ会」です。さすがは下町っ子、みなさん慣れた手つきで美味しそうなもんじゃを作っていました。

瀬立選手の笑顔、そしてカヌーへの思い。ぜひご覧ください。

1997年11月17日 東京都生まれ 18歳
リオパラリンピックで初めて採用されるカヌー、その日本代表の座を狙う期待の超新星。2015年世界パラカヌー選手権 9位。

4月20日(水)

藤澤潔選手

(車椅子バスケットボール)

埼玉ライオンズ所属。29歳。シューティングガードを務め、ディフェンスとアウトサイドシュートの精度を磨くべく、日々鍛練に励んでいる。
そんな藤澤選手にとって、疲れた体と心を癒してくれるのは家族との時間。
遠征などで「なかなか一緒に過ごす時間が取れない」と話す彼が、1歳の愛息・陽也(ひなり)君の笑顔と、妻・涼子さんのサポートが大きな支えと原動力になっている。
ロンドンパラリンピックで代表の座を逃した悔しさを胸に、悲願のパラリンピック初代表へ・・・。
この4年で新たな自分を作り上げた藤澤選手が語った、未来への自分に向けたメッセージとは・・・。

1986年7月26日 長野市生まれ 29歳
リオ出場が期待される日本代表候補選手。武器である正確無比なミドルシュートで、パラリンピック初代表を狙う。

4月13日(水)

一ノ瀬メイ選手 (水泳)

水泳でリオパラリンピック出場を決めた期待の新星。
生まれつき右腕の肘から先がない障害への偏見にも『今に見ていろ』と努力を積み重ねてきた大学2年生。
10歳のとき水泳教室に入会を申し込むと泳力をみることもなく、「腕がないから」と断られた。母は障害を隠す必要はないと言い続けて娘を育ててきたが、このときばかりは悔しかったと振り返る。その場で彼女は憤りを覚えると同時にこう思ったという。 「こっちから願い下げだ。今に見ていろ」。障害は不便なだけで不幸ではない。
母の教えをあらためて胸に刻み、前を見据えた・・・
アスリートとして、一人の人間として、愛くるしい笑顔の裏に隠された彼女のプライドに迫ります・・・

近畿大学在学。1997年3月17日生まれ(19歳)。2014年アジア競技大会では銀メダル2個、銅メダル2個を獲得。