2018年10月8日(月•祝) 午後1時 生中継!
前回大会スタート
いよいよ大学駅伝シーズンの到来!
「学生三大駅伝」(10月出雲駅伝、11月全日本大学駅伝、1月箱根駅伝)の中で、開幕戦となるこの出雲駅伝。各校が掲げる最大の目標、「駅伝三冠」を達成するために必要なのは、まずこの出雲駅伝を制すこと。去年は東海大が10年ぶりに大会を制覇。そして全日本大学駅伝は神奈川大、箱根駅伝は青山学院大が制し、
まさに大学陸上界は実力拮抗。今年の戦いもこの出雲から始まります。
ボディタッチでリレーの第1回
10月、八百万の神々が集まると言われる出雲では“神無月”ではなく、
“神在月”と呼ばれています。そんな神々が見守る中で争われる出雲駅伝は今大会で第30回を迎えます。タスキではなく、ボディタッチでリレーしていた第1回、そして歴代のエースたちの初々しい駅伝デビューの姿や、ライバル同士の激闘を捉えてきました。数々生まれて来た名シーンに今年はどんなシーンが加わるのでしょうか。
6区間45.1㎞と学生三大駅伝の中で最も距離が短い出雲駅伝は全日本大学駅伝や箱根駅伝といった他の2大会以上に、圧倒的なスピードを必要とし、また違う戦い方が求められます。一瞬の判断で明暗が分かれるレースと言っても過言ではありません。近年は、各校1区からチーム一のスピードランナーを投入し、序盤からレースを作る傾向にあります。距離が短いからこそ1区から勝敗に直結し、少しのミスが致命傷になりかねない、それが出雲駅伝です。
東海大は、日本選手権1500m連覇の館澤亨次(3年)を中心に鬼塚翔太(3年)や
關颯人(3年)ら去年の優勝メンバー全員が健在。さらにそれぞれが海外武者修行を通して、磨きをかけたスピードで今年も優勝候補最有力。
前回大会優勝の東海大
東海大 館澤亨次
対抗する青山学院大は、原晋監督が「出雲プロジェクト」を立ち上げ、駅伝三冠奪取へ。新キャプテン・森田歩希(4年)を中心に、エース候補の橋詰大慧(4年)ら、実に12人の選手が5000m自己ベストを更新。確実な強化を進めています。
王座奪還を狙う青山学院大
青山学院大 橋詰大慧
東洋大 西山和弥
昨年の出雲メンバー全員が残り、各学年にエース級の戦力が揃う東洋大。
箱根駅伝で、あの大迫傑以来7年ぶりに1年生1区区間賞に輝いた西山和弥(2年)。
そして、山本修二(4年)、相澤晃(3年)のトリプルエースで三大駅伝制覇に挑みます。
新戦力が最も充実していると言われる早稲田大も優勝候補の一角。今年のNo.1ルーキーと評される中谷雄飛や半澤黎斗、千明龍之佑(1年)らが、大学駅伝でも新旋風を巻き起こすかも知れません。
早稲田大のルーキーたち
早稲田大 中谷雄飛