スズキ スポーツスペシャル 2016富士山女子駅伝〜大学日本一決定戦〜

12/30(金)9時50分〜12時40分 生中継

2016富士山女子駅伝の楽しみ方 ~誰でも楽しめる8つのポイント~

陸上にそれほど詳しくない方でもわかるこの富士山女子駅伝の楽しみ方を特別にお教えします。もちろん駅伝の勝負ですから「優勝争い」、そして「青春のタスキわたし」こそが中心になりますが、レース以外にも、色んな楽しみ方や注目ポイントがあるのでまとめて紹介します!

  • お気に入りの選手を探せ!

    大学の勝ち負けだけではなく選手に注目してみては?女子大生ランナーはとても表情豊かです。可愛らしい選手、笑顔がキュートな選手、泣き虫な選手、誰かに似ている選手などなど様々なランナーがいますので、是非レースだけではなく、お気に入りの選手を見つけ思いっきり応援しましょう!イマドキの駅伝ガールズはとっても強くてキュート!レースだけでなく、お気に入りの選手に注目してみれば、楽しさ倍増・・・かもしれません!

  • 抜きつ抜かれつの順位変動こそ駅伝の醍醐味

    駅伝は、マラソンと違い後方からの追い上げや順位変動がたくさん起こります。さっきまで5位だったチームが突然トップに肉薄したり、10位だったチームが気がつけば3位なんてことも起こり得ますし、当然逆のパターンもあります。ジャンプアップやブレーキが起こるかもしれないんです。また、抜きつかれつの映像は迫力満点です。抜く瞬間の表情、抜かれる側の苦悩の表情などマラソンではあまり見られないシーンも、思いが伝わってグッときます。ぜひ駅伝ならではの激しい順位変動に注目してみて下さい。

    抜きつ抜かれつが駅伝の醍醐味

    各所で激しい戦いが・・・

  • 自己ベストは順位変動への伏線

    5000mの自己ベストタイムを参考に

    その順位変動が起こるかもしれないという伏線になるのが自己ベストタイムです。放送上その選手の5000m自己ベストタイムが何度か出てきますので、色んな選手のタイムを比較して、今後の展開を予想してみて下さい。ちなみに5000m15分30秒以内は相当早い、15分45秒以内はかなり早い、16分以内は早い、16分30秒以内もまだまだ早いタイムです。単純に言うと、トップの選手が16分10秒のタイムを持っていて、追いかける選手が15分25秒のタイムを持っていたら、ムムム!となるわけです。ぜひ、5000mの自己ベストを参考にしてみて下さい。また競り合っている選手も自己ベストタイムを見て、その後の展開を予想してみてください。

  • 区間賞って何だ?!

    区間賞争いにも注目

    駅伝にはチームの結果とともに各区間の順位が出ます。例えばAチームが優勝した場合でも1区の区間順位はC大学の選手が1位なんてことも普通にあり得ます。チームの順位が10位でも区間賞を獲った頑張り屋が注目されるのも駅伝の楽しみの一つなんです。中にはオリンピックが狙える選手なんかもいますし、インタビューで声も聞けるかもしれません。特に最長区間5区10.5㎞は各校のエースが激突する可能性が非常に高いです。エースの意地がぶつかる「区間賞」もお楽しみに。

  • 差が広がったのか縮まったのか?

    大きな看板を目印にタイム差を測れる

    レースを見ながら、沿道の目立つ看板や横断歩道を目印にして、トップの選手との差を数えてみて下さい。映像で見て差が伝わりづらい時でも、自分で数えてみて先ほどまで15秒あった差が10秒になったなんてことがわかると「この先逆転が起こるかも!」なんて自分だけドキドキ感倍増ですよ。ちなみに1秒で約5m、10秒で50mほど進みます。

  • コースがすごいんです。登り下りの走り方。

    フォームも参考にしてみては?

    このコースは登りあり、下りあり、長い区間あり、短い区間ありととても個性的な区間編成になっています!ですので選手の走りの横からの映像で登りや下りなどの走り方の研究も出来ます!第1放送車に高橋尚子さん、バイクには金哲彦さんが乗っていますから、フォームに対するコメントも出てくるかもしれません!市民ランナーの方は是非参考にしてみて下さい。

  • 日本で生まれたタスキ渡し!

    駅伝でタスキを落とすシーンって見たことありますか?日本人はタスキ渡しがとても上手です。特に大学生たちはとても丁寧にタスキの受け渡しをしていて、それだけでも思いが伝わってきます。中には走り終えて倒れこんでしまう選手や、泣き崩れる選手もいます。特に昨年は東洋大など繰り上げスタートでタスキが途切れる無念さを味わうチームも現れました。選手たちがどんな思いでタスキを運び、どんな形でタスキを受け渡しているかにも注目して見てみて下さい。

  • 繰り上げは??

    15年大会第6中継所

    その繰り上げスタートは、交通規制の問題などで先頭が通過後10分以上のチームが対象になります。繰り上げスタートになっても必死に頑張る姿や、目標地点に仲間がいなくても最後まで走りきる姿にもグッとくるに違いありません。