ストーリー

『最後の鑑定人』第7話あらすじ

河川敷で横手紘奈(葉月ひとみ)という女性の遺体が発見された。都丸勇人(中沢元紀)と三浦耕太郎(阿部亮平)は紘奈の元恋人・北尾洋介(濱田龍臣)を任意同行するも、洋介は一貫して容疑を否認。しかし被害者の唾液から検出されたDNAが洋介のものと一致しており、検察官の川原(吉田ウーロン太)は都丸と三浦に送検を急かす。

洋介の弁護を担当する相田直樹(迫田孝也)は土門誠(藤木直人)のもとを訪れ、DNA鑑定のみを証拠とする検察の姿勢に憤りながらも事件の詳細を語り始める。土門は検察側が証拠としているDNA鑑定書に目を通すと、おかしなことに気付く。
鑑定書の原本には2種類の鑑定方法で実施されたことが記されており、補足説明書も存在していた。しかし検察が提出した資料には、2種類のうち片方の鑑定資料と補足資料が抜かれていて、検察側にとって都合の悪い部分は意図的に切り捨てた痕跡があった。土門は検察の横暴に「科学への冒涜だ」と怒りを見せ、鑑定依頼を引き受けることに。

土門は都丸と共に事件現場付近を訪れると、野鳥観察のために定点カメラを設置している男性と出会う。そのカメラは毎晩同じ画角で撮影しているといい、事件当日の映像も記録されているという。早速映像を確認すると、フードをかぶって顔の見えない男が、紘奈に近づく場面が記録されていた。土門は映像を借りて男の歩容解析(歩き方の分析)を行い、洋介とフード男の歩き方を比較していく…。

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