ストーリー

『最後の鑑定人』第4話あらすじ

高倉柊子(白石麻衣)は、相田直樹(迫田孝也)から土門誠(藤木直人)に関する噂話を聞かされる。かつては“最後の鑑定人”と呼ばれていた土門にも唯一解決できなかった事件があり、それが科捜研を辞めた理由ではないかということだった――。

そんなある日、土門鑑定所に西村民代(渡辺杉枝)が鑑定依頼にやって来る。自ら命を絶った娘の遺品鑑定を希望しており、遺品の中に科捜研時代の土門の名刺があって訪ねてきたとのことだった。民代が娘・葉留佳(佐藤めぐみ)の名前を告げると土門は動揺してしまう。というのも、土門は当時捜査一課だった葉留佳と共に、7年前に発生した連続通り魔事件を捜査していたのだ。さらに民代は、葉留佳が亡くなる前日に“7年前の事件の犯人に会ってくる”と電話してきたと明かすと、土門は依頼を引き受けることにする。

民代が帰ると、土門は高倉に通り魔事件について語り出す。通り魔事件発生当初、被害者は怪我だけだったが、犯行は次第にエスカレートしていきついに死者が出た。葉留佳は事件現場近くに住みついていたホームレスの真鍋を疑い、本人も自供したため逮捕。しかし、勾留中に真鍋が供述を変えてしまう。土門も真鍋が犯人だと確証できる証拠を見つけられず、証拠不十分で釈放。誤認逮捕としてマスコミからのバッシングを受けた葉留佳は警察を辞め、土門も科捜研を去った。

調査を始めた土門は、葉留佳の部屋に残された遺品から途中のページが裂かれているノートを見つけ、そこに書かれていた内容を鑑定することに。また、クローゼットの中で不自然に空になっていたクリアボックスから残留物も採取した。一方、高倉は尾藤宏香(松雪泰子)に7年前当時の話を聞き、葉留佳と同僚だった刑事に会いに行く…。

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