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「大奥」
2003年6月3日~8月19日 毎週火曜20時~全11話
シリーズ第一作目の「大奥」は、火曜時代劇枠のスーパー時代劇として放送された。
徳川第13代将軍・家定の時代から、江戸城無血開城で大奥がなくなるその日までを描いた。
前半では、篤子と瀧山の確執。中盤では和宮と実成院、そして瀧山の三つ巴の確執。終盤では大奥の終焉と自由を得た女たちの最後が描かれている。
薩摩・島津家家臣の娘・篤子は、薩摩藩の藩命により許嫁の東郷克顕と引き離され、将軍家定の御台所として輿入れしてきた。恋人と引き離されて失意のどん底の篤子に対して、大奥総取締・瀧山からの容赦ない攻撃が襲い掛かる。瀧山は将軍・家定に密かに思いを寄せていたのである。もとより病がちな家定は、やがて、明日をも知れない重篤な状態になった。家定は亡くなる間際、篤子に「自由に生きろ」と遺言を残すが、家定のやさしさに気づき、心が動かされていた篤子は、天璋院として大奥に残ることを決意する。
家定の死後、家茂が14代将軍になった。黒船来航など世情の不安に対し、弱体化した幕府には持ちこたえる力が残っていなかった。幕府は京の朝廷と結ぶことで延命を図ろうとしていた。そこで皇女和宮の御降嫁が実現した。しかし、万事京風を貫く和宮と、大奥のしきたりを重んずる家茂生母の実成院はことあるごとに対立した。実成院に何も言えない家茂は和宮を庇い守ることはなく、単身大奥にやってきた和宮の悲しみは深かった。時代は幕末へ。討幕の急先鋒である長州藩を征伐するべく家茂が出陣することとなった。病弱な家茂に出陣は無理だと抵抗する実成院に対し、瀧山は出陣こそ将軍の役割であると主張する。それに対し、子が産めない和宮は、みずから側室を選んで家茂に差し出すのだった。「上さんに似た子が欲しくなった…」そんな和宮に、家茂は「私の妻はそなただけだ」と告げる。
出陣の時、実成院、和宮、家茂を愛する二人の気持ちが初めて通じ合うのだった。
家茂が病を得て亡くなり、将軍職は15代慶喜に引き継がれた。討幕の勢いは抑えられず、慶喜は大政奉還を決める。官軍の中枢には薩摩藩士・東郷克顕がいた。天璋院は密かに薩摩に働きかけ、江戸城を攻撃しないよう依頼する。「薩摩に戻ってこい」という東郷の目の前にいる篤子は、もう薩摩の人間ではなく、大奥の天璋院になっていた。
瀧山は密かに大奥で自害しようとしていた。大奥以外の場所では生きていけないという。
天璋院は瀧山に「女の牢獄はなくなった。新しい時代を生きよ」と諭し、励ますのであった。
いよいよ、大奥最後の日。御鈴廊下に初めて足を踏み入れた男は東郷克顕その人であった。
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「大奥スペシャル~幕末の女たち~」
2004年3月26日放送
3
「大奥第一章」
2004年10月7日~12月16日
毎週木曜22:00~木曜劇場枠にて放送 全11話
木曜劇場枠で初めて放送された時代劇ドラマ。第2代将軍秀忠の時代、大奥黎明期~3代家光の時代、大奥の基盤が固まるまで、大奥を守り続けた春日局の生涯を描いた。
前半では秀忠正室であり家光生母のお江与との確執。中盤以降は、将軍家光を支えるために清濁併せ呑んで奮闘する姿を描く。生みの母よりも育ての母親の深い愛情が、家光に認められ、命尽きる最終回は涙を誘った。
サザンオールスターズの主題歌「愛と要望の日々」の大ヒットも話題となった。
明智光秀の家臣の娘・おふくは夫である浪人・稲葉正成と二人の子供と美濃国山中で貧しく報われない日々をおくっていた。ある日、正成が客人を連れてきたが、その者たちは実は盗賊であった。捕らえられた正成を守るべく、無我夢中のおふくは盗賊を刺し殺してしまう。その事実が明るみにでることを恐れた正成は、おふくに離縁を言い渡した。おふくは子供たちを置いて、家を追い出されることとなった。
着の身着のままで京までやってきたおふくは、将軍家の乳母募集の高札を見る。遠縁の三条西実条を頼り、衣服をきれいに改めたおふくは京の公家の親戚であることも幸いして乳母に取り立てられるのだった。
大奥では、乳母制度に異を唱える生母・お江与との確執に苦しむが、自らの子を捨ててきたおふくは家光を我が子として育てることに命を懸けることを決意する。
家光が成長し、将軍になると、おふくは初代大奥総取締・春日局となった。そんな春日局に新たな悩みが持ち上がる。すでに正室・孝子を京より迎えていたが、家光は女性に全く興味がなかった。お世継ぎがなくては徳川の家が絶えてしまう。春日局の必死の側室探しが始まった。
京の尼寺慶光院の院主が美貌と血筋、知性と全てを兼ね備えていることを聞きつけた春日は、半ば拉致まがいの強硬策で大奥に迎え還俗させた。それが側室・お万の方である。春日局はお万に将軍側室としての心得を説くものの、一度は御仏に命を捧げたお万は悉く対立した。だが、家光とお万はゆっくりではあるが気持ちを通じ合わせていくのだった。
その後も江戸市中からも気になる娘を取り立てて大奥に側室として迎えた。古着屋の娘・お楽(おらん)、魚屋の娘・お夏など、健康で美しい町人娘が側室として家光にあてがわれた。やがて、お楽は後の4代将軍家綱を生み、お夏は6代将軍家宣を生む。
大奥総取締として圧倒的な権力を持ち、家光を支えてきた春日局だったが、ついに年老いて病に倒れた。だが、春日局は家光がいくら懇願しても決して薬を飲もうとはしなかった。
かつて、家光が疱瘡にかかった折、春日局は自らの命の代わりに家光を助けてください!と神仏に祈っていた。その祈りが通じて家光は快癒したからこそ、今度は自らの命を捧げる時が来たのだという。いよいよ最後の時、家光は「死ぬな、おふく、そなただけが私の母じゃ」と枕元で春日局に縋って泣いた。春日局は永年の苦労が報われて、安どの表情で永の眠りにつくのだった。
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「大奥~第一章~スペシャル」
2005年4月8日放送
5
「大奥~華の乱~」
2005年10月13日~12月22日毎週木曜22時~
木曜劇場枠にて放送 全10話
大奥が最も爛熟したと言われる元禄時代。犬公方として有名な5代将軍綱吉の時代の大奥を描いた。綱吉の側用人・牧野成貞の娘・安子は、夫がいるにも関わらず強引に綱吉の側室に迎えられた。綱吉に凌辱された挙句に自害した母・阿久里の復讐を誓う安子だったが、図らずして加熱する世継ぎ争いに巻き込まれてしまう。誰がお世継ぎとなる子を産むのか?毒を盛ることも厭わない女たちの壮絶な戦いが描かれる。シリーズ3作の中ではよりサスペンス要素の強い内容。
主題歌は椎名林檎がボーカルを務めるバンド、東京事変の「修羅場」。
側用人・牧野成貞の家に綱吉の御成りが決まった。成貞の妻・阿久里は元奥女中であり、幼少時の綱吉にとってあこがれの存在だった。御成りの際、気をよくした綱吉は阿久里に夜伽を命じる。異を唱えることもできず、牧野家はただただ耐えるのみであった。そんな御成りが数回続いた後、今度は安子を大奥に召し出すという。安子には夫・成住がいたが、離縁させればよいという。綱吉のあまりの暴挙に、阿久里は自害してしまう。安子は牧野家の恨みを胸に、綱吉への復讐を誓い、大奥へ向かうのだった。
綱吉の正室の信子にはまだ子がなく、側室のお伝の方に一男一女があるのみで、安子にも早い子作りが求められた。夜伽の際、綱吉を殺めようとするが、宿直の女中の存在がそれを許さない。そうこうしているうちに安子は綱吉の子を身籠るのだった。
自らの子の世継ぎ争いのライバルの出現に、お伝は穏やかではない。安子への嫌がらせといじめは日々エスカレートしていった。
信子は、安子の味方と言いながらも、自らの立場を強固にするため、京都から自らの息がかかった美貌の才女・右衛門佐を呼び寄せ、綱吉に差し向ける。桂昌院は同じく京から大典侍を呼び寄せて、綱吉の気をひこうとするのだった。こうして女たちのバトルは過去にないほどにヒートアップしていった。
だが、世継ぎ争いに参戦したのは女たちだけではない。側用人の柳沢吉保は自らの側室・染子を綱吉に差し出していた。やがて染子も男子を出産。柳沢は上様の子であるとした。
実は、綱吉を操っていたのはこの柳沢であった。安子を大奥に迎えたのも、柳沢の進言によるものだったのだ。
加熱する世継ぎ争いに巻き込まれた女たち、そして柳沢。誰が味方で。誰が敵なのか?果たして安子は復讐を遂げることができるのか?時期将軍生母の座は誰が射止めるのか?
そして、物語は上様の死という、シリーズの中で最も劇的なクライマックスへ。安子の刃が綱吉を貫いたとき、綱吉は「生まれ変わったらそなたと夫婦になりたい。」と言って息を引き取るのだった。
大奥には何事もなかったかのように新しい上様と新時代がやってくるのである。
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「大奥~華の乱~スペシャル」
2005年12月30日放送
7
劇場版「大奥」
2006年12月23日全国東映系公開
大奥シリーズの集大成として制作された超豪華劇場版。2007年の正月映画として公開され大ヒットを記録した。
7代将軍家継の時代に起こった「絵島生島事件」を、当時の大奥内の勢力争いの中で起こった恋愛悲劇として描く。シリーズ随一のラブストーリー。
7代将軍家継が幼年だったため、生母月光院の権力が増大する中、自ずと側用人間部詮房の力も増大、思うままに政を行っていた。間部は、幼将軍に仕える特例として、大奥への出入りも認められる程。月光院が全幅の信頼を置く間部との間には、男女の関係もあった。
そんな状況に、反間部の老中たちや、先代将軍御台所天英院は不満を露にし、日々対立の色が濃くなっていった。そんな折に大奥総取締に就任した絵島は月光院の信頼篤く、その働きぶりは実に見事なものであったが、活躍すればするほど、天英院からの反発を買うこととなった。
天英院とその派閥の女中たちは、反間部の老中たちと結託し、月光院、間部を失脚させようと企み、その策略を実行し始める。
当時の奥女中が大奥の外に出られるのは、寺社参拝に限られており、帰り道に歌舞伎見物をするのが、奥女中たちの唯一かつ最大の楽しみとなっていた。ある日の寺社参詣の帰りの歌舞伎見物で、絵島は役者生島新五郎と出会う。奥女中も歌舞伎役者も籠の中の鳥のようなもの。同じ境遇の二人が恋に落ちるのには、さほど時間は必要なかった。互いに惹かれあう二人だったが、それは巨大な陰謀の入り口であり、罠だったのだ。
生涯一度の恋に身を焦がしてゆく二人、その水面下で進んでいく陰謀。やがて二人の秘めた恋路は衆目にさらされ、絵島、生島の二人は絶体絶命の危機に陥る。
その時、月光院は、間部は、天英院は。そして絵島、生島二人の運命は…。
シリーズ集大成、シリーズ最高の感動のラストシーンに感涙必至。
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「もうひとつの物語」
2006年12月29日放送
2006年に公開された映画・大奥の「三年前」のエピソード。
時は宝永七年。6代将軍家宣の時代。
武家の娘・ゆき(深田恭子)が大奥に奉公にあがる。ゆきは思いを寄せる男・吉之助(高岡蒼甫)がありながら、貧しい家計を助けるために奥入りを決めたのだった。
ゆきは、「おまん」という通り名を総取締・滝川(浅野ゆう子)から与えられ、葛岡(鷲尾真知子)、吉野(山口香緖里)、浦尾(久保田磨希)らがゆきの教育係となり、大奥奉公が始まった。
粗相ばっかりのおまんだったが、おしの(貫地谷しほり)という先輩女中が温かく助けてくれた。そんな中、おしのはアクシデントがきっかけで将軍のお手つきとなるが、彼女は御宰の伸吉(吉沢悠)と心を通わせていた。だが、実は伸吉は企みをもっておしのに近付いていていて……
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「第一部 最凶の女/第二部 悲劇の姉妹」
2016年1月22日放送/2016年1月22日放送
●最凶の女
11代将軍家斉(成宮寛貴)の治世。智泉院の住職・日啓(田中要次)に育てられた15歳のお美代(沢尻エリカ)は、実の父と思っていた中野清茂(板尾創路)から、本当の両親は10将軍徳川家治と側室の美乃で、家斉を次の将軍にしようとする田沼意次一派によって家治は毒殺され、家治の子を身ごもった美乃も襲撃され、お美代を産み落として亡くなったことを聞く。お美代は母の恨みを晴らすため、清茂に頼んで大奥にあがる。家斉の寵愛を受けるようになったお美代は、大奥での地位を上げていき、後見人の清茂は幕府での出世を遂げ、智泉院は将軍家ご祈祷所となる。やがて家斉の子を身ごもったお美代だったが、生まれたのは姫君だった。若君を産まなければと思い詰めるお美代は、ある日、智泉院の庭にいた女中・お志摩(渡辺麻友)に興味を抱く。お志摩の純粋な心に触れたお美代は、密会を重ね、ついに、禁断の恋愛に陥る……。

●悲劇の姉妹
11代将軍徳川家斉(成宮寛貴)が、正室・寔子(光浦靖子)との仲が芳しくなく、まだ子宝にも恵まれていなかった頃。世継ぎを産む子女を家斉に差し向けたい中野清茂(板尾創路)は、配下の酒井忠康(温水洋一)に、美しいと評判の娘・梅(沢尻エリカ)と歌(蓮佛美沙子)を浜御殿での宴で家斉にお目通しするよう命じる。ふたりは宴で舞を披露するが、歌に想いを寄せる大月兵吾(渡部秀)が放った矢が、家斉をかすめ、饗応役の忠康は手討ちにされかかる。必死の思いで父の命乞いをする梅を気にいった家斉は、忠康にすべて不問にする代わりに梅を大奥にあげるよう命じる。許嫁である御家人の吉田源一郎(久保田秀敏)に別れを告げ、側室となった梅は、やがて家斉の子を身ごもる。梅の見舞いに訪れた歌は、姉への嫉妬心を抱く…。そして歌もまた大奥にあがり、姫君を産んだ梅よりも家斉の寵愛を受けるようになり、やがて懐妊する……。
2019/03/18
『大奥』レジェンドキャストが大集結!
浅野ゆう子、北村一輝、谷原章介、葛山信吾の出演が決定!

  3月25日(月)20時から「フジテレビ開局60周年特別企画」として放送する、『大奥』シリーズ完結作となる『大奥 最終章』は、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、「徳川中興の祖」と称され、「暴れん坊将軍」としてもあまりに有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗(よしむね)の時代を舞台に、「家族」をテーマに描かれる。主演は、フジテレビドラマ初主演となる木村文乃。彼女が夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免(くめ)を、大沢たかおが吉宗を演じる。また、第7代将軍・徳川家継(いえつぐ)の生母・月光院(げっこういん)に小池栄子、第5代将軍・徳川綱吉(つなよし)の養女・竹姫(たけひめ)に浜辺美波、大奥総取締・高瀬(たかせ)に南野陽子、吉宗の子供を産む女中の多喜(たき)に岸井ゆきの、吉宗の生母・浄円院(じょうえんいん)に松坂慶子、第6代将軍・徳川家宣(いえのぶ)の正室・天英院(てんえいいん)に鈴木保奈美と豪華キャストが集結した。もちろん、「大奥スリーアミーゴス」の鷲尾真知子、山口香緖里、久保田磨希も出演、彼女たち3人は今回の出演で『大奥』全シリーズ出演を果たす。そして、新たに過去の『大奥』シリーズに出演経験のある浅野ゆう子、北村一輝、谷原章介、葛山信吾の出演が決定した。

浅野は、『大奥』(菅野美穂主演・連続ドラマ/2003年6月~8月)で大奥総取締・瀧山、映画『大奥』(仲間由紀恵主演・2006年12月23日公開)と、『大奥スペシャル~もうひとつの物語~』(深田恭子主演・単発ドラマ/2006年12月29日)で大奥総取締・滝川、『スペシャルドラマ大奥 第一部~最凶の女~』と『スペシャルドラマ大奥 第二部~悲劇の姉妹~』(沢尻エリカ主演・単発ドラマ/2016年1月22日、29日)で大奥総取締・大崎局、さらに舞台版『大奥』では主演として大奥総取締・瀧山を演じた。今回の『大奥 最終章』で浅野が演じるのは、天英院の叔母・万里小路良子(までのこうじ・よしこ/架空の人物)。万里小路は、吉宗の緊縮政策により賜り金が滞っていることなどに関して天英院に嫌みを言う役どころで、浅野と鈴木が『恋のパラダイス』(フジテレビ系/1990年4月クール)以来、久しぶりの共演を果たす点も大きな見どころ。

北村は、『大奥』(2003年6月~8月)で第13代将軍・徳川家定、『大奥スペシャル~幕末の女たち~』(菅野美穂主演・単発ドラマ/2004年3月26日)で徳川家祥(後の家定)、『大奥~第一章~』(松下由樹主演・連続ドラマ/2004年10月~12月)で山賊、『大奥~華の乱~』(内山理名主演・連続ドラマ/2005年10月~12月)で柳沢吉保(やなぎさわ・よしやす)、『大奥~華の乱~スペシャル』(内山理名主演・単発ドラマ/2005年12月30日)で柳沢保明(やなぎさわ・やすあき/後の柳沢吉保)、映画『大奥』(仲間由紀恵主演・2006年12月23日公開)で歌舞伎役者の金子長十郎(かねこ・ちょうじろう)を演じている。今回の『大奥 最終章』で北村が演じるのは、尾張藩主の徳川宗春(とくがわ・むねはる)。宗春はかぶき者(派手な装束を身につけ、常識を逸脱した行動を取る者)で、緊縮政策の吉宗とは真逆の解放政策をとり吉宗をしのぐほどの人気者。『大奥』全シリーズ出演の「大奥スリーアミーゴス」や山田明郷に次ぐ出演数を誇る北村が、どんな宗春を演じるのかに注目が集まる。

谷原は、『大奥~華の乱~』(2005年10月~12月)で第5代将軍・徳川綱吉、映画『大奥』(2006年12月23日公開)と、『大奥スペシャル~もうひとつの物語~』(2006年12月29日)で浮世絵師の懐月堂安度(かいげつどう・あんど)を演じている。今回の『大奥 最終章』で谷原が演じるのは、月光院の側用人(そばようにん)・間部詮房(まなべ・あきふさ)。月光院から、さまざまな面で頼りとされる間部を谷原がどのように表現するのか、是非楽しみにしてほしい。

葛山は、『大奥』(2003年6月~8月)で第14代将軍・徳川家茂を演じている。今回の『大奥 最終章』で葛山が演じるのは、「大岡越前」の通称で有名な大岡忠相(おおおか・ただすけ)。今作における大岡は、吉宗からの信頼が厚く、側近として彼に助言をするという役どころ。「今後もし機会があれば違う作品でも(大岡を)演じてみたい役柄です」と語った葛山による、“葛山版・大岡忠相”にご期待頂きたい。

過去の『大奥』シリーズで、大奥総取締を演じた浅野、そして徳川歴代将軍を演じた経験のある北村、谷原、葛山といった、いわば『大奥』レジェンドキャストたちがシリーズ完結作となる『大奥 最終章』でどんな芝居を披露するのか、是非楽しみにしてほしい。また、映画『大奥』で浪人・谷口新八(たにぐち・しんぱち)を演じた竹中直人が吉宗の側近・加納久通(かのう・ひさみち)として、『大奥』(2003年6月~8月)で桐野利秋(きりの・としあき)、映画『大奥』で船頭を演じた木下ほうかが第6代将軍・徳川家宣として、それぞれ『大奥 最終章』に出演する。

行き場のない涙、怒り、憎悪、さらにはねたみやそねみ、そして愛といった女性たちが抱く感情や心情の全てを盛り込み、ドロドロとした世界を一級のエンターテインメント作品として描ききり、高い評価を得てきた『大奥』シリーズ。その集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感など、その全てをシリーズ最高のクオリティーにまで昇華させた、最後の『大奥』作品となる『大奥 最終章』に乞うご期待!

2019/03/16
4人のフジテレビ女性アナが出演!
宮澤智、三上真奈、新美有加、久慈暁子が『大奥 最終章』に!

   3月25日(月)20時から「フジテレビ開局60周年特別企画」として放送する、『大奥』シリーズ完結作となる『大奥 最終章』は、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、「徳川中興の祖」と称され、「暴れん坊将軍」としてもあまりに有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗(よしむね)の時代を舞台に、「家族」をテーマに描かれる。主演は、フジテレビドラマ初主演となる木村文乃。彼女が夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免(くめ)を、大沢たかおが吉宗を演じる。また、第7代将軍・徳川家継(いえつぐ)の生母・月光院(げっこういん)に小池栄子、権大納言(ごんだいなごん)・清閑寺熈定(せいかんじ・ひろさだ)の娘・竹姫(たけひめ)に浜辺美波、大奥総取締・高瀬(たかせ)に南野陽子、吉宗の子供を産む女中の多喜(たき)に岸井ゆきの、吉宗の生母・浄円院(じょうえんいん)に松坂慶子、徳川第6代将軍・徳川家宣(いえのぶ)の正室・天英院(てんえいいん)に鈴木保奈美と豪華キャストが集結した。もちろん、「大奥スリーアミーゴス」の鷲尾真知子、山口香緒里、久保田磨希も出演、彼女たち3人は今回の出演で『大奥』全シリーズ出演を果たす。そして、新たに宮澤智、三上真奈、新美有加、久慈暁子の4人のフジテレビアナウンサーが『大奥 最終章』に出演することが決定した。


宮澤、三上、新美、久慈の4人が演じるのは、御鈴廊下(おすずろうか/将軍が大奥に向かう際に通る廊下)や、御座の間での総触れ(将軍への謁見<えっけん>)で将軍・吉宗(大沢たかお)を迎える女中。吉宗は将軍就任早々、幕府の財政立て直しのために、外に出しても身の振り方に困らないであろう若く美しい大奥の女中たちを大量に解雇したが、『大奥 最終章』では、この史実を忠実に再現。劇中では、大奥総取締・高瀬(南野陽子)が吉宗(大沢たかお)に次々と美女を紹介し、吉宗が若く美しい女中たちを選び彼女たちは喜ぶものの、実は選ばれた彼女たちが解雇されるというシーンが描かれる。幕府財政のために質素倹約に励んだ吉宗の人柄を示す重要なシーンに出演した宮澤、三上、新美、久慈の4人は、吉宗からクビを言い渡されるのか、それとも大奥に残ることになるのか、果たして彼女たちの運命やいかに!?なお、撮影は2日間にわたって行われ、三上と久慈は御鈴廊下、宮澤と新美は御座の間での総触れに、それぞれ出演する。

行き場のない涙、怒り、憎悪、さらにはねたみやそねみ、そして愛といった女性たちが抱く感情や心情の全てを盛り込み、ドロドロとした世界を一級のエンターテインメント作品として描ききり、高い評価を得てきた『大奥』シリーズ。その集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感など、その全てをシリーズ最高のクオリティーにまで昇華させた、最後の『大奥』作品となる『大奥 最終章』に乞うご期待!

2019/03/05
小池栄子、浜辺美波、南野陽子、岸井ゆきの、松坂慶子、鈴木保奈美の出演が決定!
主題歌はRoys(ロイス)が『I Say A Little Prayer』をカバー!

  3月25日(月)20時から「フジテレビ開局60周年特別企画」として放送する、『大奥』シリーズ完結作となる『大奥 最終章』は、幕府財政の再建を目的とした享保の改革を行い、「徳川中興の祖」と称され、「暴れん坊将軍」としてもあまりに有名な徳川第8代将軍・徳川吉宗(よしむね)の時代を舞台に、「家族」をテーマに描かれる。主演は、フジテレビドラマ初主演となる木村文乃。彼女が夫・吉宗を献身的に支えた側室・久免(くめ)を、また大沢たかおが吉宗を演じる。そして、新たに小池栄子、浜辺美波、南野陽子、岸井ゆきの、松坂慶子、鈴木保奈美の出演が決定した。小池は、『大奥~華の乱~』(2005年10月クール)に出演しているものの、小池以外の5人は今回が『大奥』シリーズ初出演となる。


小池が演じるのは、徳川第6代将軍・徳川家宣(いえのぶ)の側室であり、第7代将軍・徳川家継(いえつぐ)の生母・月光院(げっこういん/側室時代の名前はお喜世)。お喜世(きよ)は、家庭環境に恵まれず幼少の頃から大名諸家に奉公に出ていたが、19歳の時に甲府藩主・徳川綱豊(とくがわ・つなとよ/後の徳川家宣)と出会い人生が一変する。上昇志向の強いお喜世は、持ち前の美貌で綱豊を籠絡し彼の側室となる。しかし、彼女の前に綱豊の正室・近衛煕子(このえ・ひろこ/後の天英院)という大きな壁が立ちはだかる。父は左大臣・近衛基熙(このえ・もとひろ)、母は後水尾天皇(ごみずのお・てんのう)の娘・常子内親王(つねこ・ないしんのう)という超エリート家系出身の煕子は、住職の娘であるお喜世をさげすみ、いじめにいじめた。煕子は二度死産を経験しており、綱豊との間に子供はいなかった。お喜世は、自分が綱豊の側室として頭角を現すには綱豊の子供を作るしかないと考え、狙い通りに長男・鍋松(なべまつ)を授かる。そして1712年、将軍在職からわずか3年後に家宣が死去すると、3歳の鍋松(後の家継)が将軍となり、お喜世は月光院として一躍大奥内のトップに躍り出る。階級こそ、天英院となった煕子よりも下位だったが、実質的に月光院と天英院の立場は逆転した。しかし、1716年に鍋松が肺炎のため危篤に陥ると、幕府は次期将軍の選定を進めることに。月光院は、側用人(そばようにん)の間部詮房(まなべ・あきふさ)からの助言をもとに、大奥内での自身の地位を守るため、天英院の推す徳川御三家筆頭格の尾張徳川家ではなく、紀州徳川家に将軍の座を引き継ぐべく画策する。


浜辺が演じるのは、権大納言(ごんだいなごん)・清閑寺熈定(せいかんじ・ひろさだ)の娘・竹姫(たけひめ)。竹姫は、父の妹が第5代将軍・徳川綱吉(とくがわ・つなよし)の側室であった縁で綱吉の養女となり、大奥に迎えられた。その後、会津藩主・松平正容(まつだいら・まさたか)の息子・正邦と婚約するが彼は早世してしまう。さらに、有栖川宮正仁親王(ありすがわのみや・ただひとしんのう)と婚約し結納まで済ませるが、彼も正邦同様に早世した。『大奥 最終章』では、妻は久免だけと心に誓った吉宗と、若く美しいが綱吉の養女という立場の竹姫とのかなわぬ恋も描かれる。

南野が演じるのは、大奥総取締・高瀬(たかせ)。吉宗は将軍就任早々、幕府の財政立て直しのために、外に出しても身の振り方に困らないであろう若く美しい大奥の女中たちを大量に解雇した。この行いに、これまで大奥総取締として大奥の全てを取り仕切ってきた高瀬のプライドは打ち砕かれる。吉宗の改革に反感を持った高瀬は、彼女同様に吉宗の存在を快く思わない天英院と結託し、さまざまな策を弄(ろう)する。

岸井が演じるのは、女中の多喜(たき)。多喜は、幕府の財政立て直しのために自らも進んで質素倹約に務める吉宗の姿勢に打たれ、彼に恋心を抱く。しかし、当然のことながら、将軍である吉宗に近づける機会などほとんどない。そこで多喜は、自分の仕事ではない吉宗の風呂の世話をする湯殿番を強引に買って出る。多喜が湯殿番を務めたのは、折しも吉宗が図らずも抱いてしまった竹姫への許されぬ思いを打ち消そうとしていた日。結果、吉宗の出来心から多喜は吉宗の子を身ごもり、鶴松(つるまつ)という男子が生まれる。そして、鶴松の存在が大奥史上最悪の事件を引き起こすことに・・・。

松坂が演じるのは、吉宗の生母・浄円院(じょうえんいん)。穏やかで優しい性格の浄円院は、吉宗はもちろん、嫁の久免、孫の長福丸(ながとみまる)、小次郎(こじろう)、小五郎(こごろう)を深く愛した。紀州家での穏やかな生活を守ろうと、一時は吉宗の将軍就任に否定的だったが、久免の後押しによって吉宗が江戸城に行くことを決意すると、二人の考えを尊重し彼らのサポートに努める。人を疑うことを知らない純真無垢(むく)な久免を、時にいさめることも。

鈴木が演じるのは、家宣の正室・天英院(てんえいいん)。天英院は家宣との間にできた子を、二度にわたって死産。家宣が超エリート家系出身で聡明(そうめい)な自分ではなく、住職の娘であるお喜世(後の月光院)を寵愛(ちょうあい)し、彼らの子供である鍋松が将軍になると、彼女の心は大きくかき乱される。実質的に大奥トップとなった月光院を追い落とし、自らが再び大奥内の覇権を握るため、次期将軍選定の際には、徳川御三家筆頭格の尾張徳川家藩主・徳川吉通(よしみち)を毒殺し、自分の影響力が及びやすい、姪(めい)・安己姫(あこひめ)の許嫁(いいなずけ)である継友(つぐとも)を尾張藩主に仕立て上げる。しかし、次期将軍の座が吉宗に傾くと、自身の保身のため手のひらを返したように吉宗を推挙し、月光院を悔しがらせる。

小池演じる月光院と鈴木演じる天英院の骨肉の争いをはじめ、シリーズ完結作となる『大奥 最終章』で繰り広げられる女性たちの火花散るバトルから目が離せない。また、『大奥~華の乱~』で、視聴者に大きなインパクトを残した“お伝の方(おでんのかた)”を演じた小池はもちろん、木村、大沢同様に『大奥』シリーズ初出演となる浜辺、南野、岸井、松坂、鈴木が、シリーズ完結作を舞台にどのような芝居を披露するのかにも注目が集まる。

  そして主題歌は、独自のハーモニー・世界感が評価され、日本だけでなくアジアでも活動し注目を集めている新人アーティストRoys(ロイス)が担当、菅野美穂主演の『大奥』(2003年6月~8月)で主題歌として歌われていた『I Say A Little Prayer』をカバーする。3色の歌声が混ざり合った極上のハーモニーが『大奥 最終章』の華やかさを引き立たせる。

行き場のない涙、怒り、憎悪、さらにはねたみやそねみ、そして愛といった女性たちが抱く感情や心情の全てを盛り込み、ドロドロとした世界を一級のエンターテインメント作品として描ききり、高い評価を得てきた『大奥』シリーズ。その集大成として、キャスト、脚本、衣装、スケール感など、その全てをシリーズ最高のクオリティーにまで昇華させた、最後の『大奥』作品となる『大奥 最終章』に乞うご期待!