2018.09.29更新
世界が注目する格闘技イベント『RIZIN.13』の放送まであとわずか! 待ちきれない格闘技ファンの方も少なくないはず。
今大会の最大の注目カードは那須川天心 VS 堀口恭司。「キックの神様が作り上げた最高傑作」と呼ばれる天才ファイター・那須川と、昨年3月のRIZIN参戦以降、無敵の強さを見せつけている堀口の夢の頂上決戦が実現します。RIZINキックボクシングルールでの激突で、真の最強の称号を手にするのはどちらか。一瞬たりとも目が離せない試合となることは間違いありません。
今回は、RIZIN.13に向けて調整中の那須川天心選手をインタビュー。世紀の一戦にのぞむ意気込みを聞きました。
―調整は進んでいますか?
那須川:
いい感じに追い込んでいます。前回(6月のRISE 125)のロッタン(・ジットムアンノン)選手戦では追い込み過ぎて、当日まで疲れがとれなかったということがあったので、今回は追い込みだけではなく、キレやスピードを重視しています。
―強化のポイントは?
那須川:
強化したところは特別ないんですが、今回の試合にのぞむ期間で相当レベルアップしているのは実感しています。
普段の生活であったり、食べるもののことであったり、そういうのをいろいろな人に聞いて勉強したり、試しているところです。今までは練習で追い込んでも食べて寝れば回復するだろうと、食事については何も考えて来なかったんですけど、ロッタン戦のときに、めちゃくちゃ追い込んだ練習のあと、なかなか回復しなかったりしたので…。
食事のバランスや時間帯、間食だったりを注意しています。でも、そしたら、体重が減ってしまって…(笑)。
今回の体重制限は58kgですが、普段の体重は61kgです。少ないですよね。全然55kgや53kgにもいけますからね。でも、体重どうこうの問題じゃないので、強い選手がいるからやるという感じですよね。みんなが求めているから戦うというスタイルですよね。
―堀口恭司選手との戦いに向けての意気込みを教えてください。
那須川:
堀口選手は距離が遠くて、フェイントだったり、誘い方がうまかったり、相手を騙すことが得意な選手なので、そこを気をつけて、あとはいつもどおり戦うだけです。ひとつひとつのパンチや蹴りを分析してみると、そんなに怖くないかなと。カードが決まるまでは、すごく強い選手だなと思っていましたが、改めて見てみて、強い選手ですけど、穴はたくさんあるとわかりました。
勝負のポイントはファーストコンタクトだと思っています。そこでK.O.するわけじゃないですけど、そこで攻め方とか決まってくるかなと思います。自分も用意しているものがあるんで、さぐりさぐり出していって、試そうかなと。
今回の戦いは、昔の魔娑斗さんとKID(山本“KID”徳郁)さんの対戦を若い世代がするというのもある。あの戦い以上のインパクトを与えたいですね。
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