1日1便の輪島からの定期船が着くと、必要な医療物資や日用品を受け取りに行っているんです。 今日は、午前中に海女さんの患者さんが数人きただけ。 日が暮れる頃には、早々と診療所の一日が終わります。
夕方の散歩はおよそ1時間かけて島をグルッとひと周り。 途中、患者さんに出くわすこともあります。
島のおじさん 「先生、治ったわ」
ご主人 「治ったけ、見せて」
実は、ラルフとご主人がこの島にいられるのもあと二日。 ご主人の舳倉島での任期が終了し、輪島に戻ることになっているんです。 残り少ない島での夜。
ご主人 「飲む?ビール飲む?(笑)」
今夜もご主人と晩酌を楽しみます。
島を離れる前日。
ご主人 「明日帰るから、またお父さんも元気でね」
島のおじさん 「うん」
島の人たちにお別れの挨拶。
ご主人 「明日帰るもんでね」
島のおばちゃん 「うん、元気でね」
ご主人 「うん、ほんなら明日、帰るもんで、お父さんも元気にしとってね」
島のおじさん 「おう、良かった」
ご主人 「お父さんも元気でね」