きょうのわんこスペシャル

『離島の想い出』

ラルフ
ラルフくん オス 8ヶ月
(ゴールデンレトリーバー)
ラルフ 石川県の輪島市から船に揺られて1時間半。 輪島沖およそ50キロにあるのが日本海に浮かぶ小さな離島、舳倉島です。 人口はおよそ200人。 渡り鳥が羽を休める場所として知られている、野鳥の楽園です。
ラルフ そんな舳倉島唯一の病院がここ、舳倉診療所。 そして、この診療所で暮らしているのが、ラルフです。 ラルフがこの島にやって来たのはまだ生後2カ月だった今年の春のこと。 輪島病院に勤めていたお医者さんのご主人が、 舳倉島の診療所に赴任することになり、慣れない島暮らしのお供にと、子犬だったラルフを連れて来たんです。

ラルフ 朝の散歩から戻ると、そろそろ診察の始まる時間。
ご主人 「よし、ラルフ、診療始めるぞ、はい、受付よろしくね」
この診療所にいるのはお医者さんであるご主人だけ。 人手がないので、受付はラルフが担当しています。
島民 「おはよう」
ラルフのおかげで島の人たちにもとても早く溶け込めたというご主人。
ラルフ 島のおばあちゃん 「じゃあねバイバイ、いい子、いい子」
そんなご主人の方は「ラルフの先生」と呼ばれていて、島の人たちの間ではラルフの方が有名なんです。
ご主人 「お〜い、ラルフ、港に行くぞ」
10時半になると、 ラルフはご主人と一緒に港へと向かいます。
ご主人 「は〜い、おはようございます」
島のおじさんたち 「はい、おはようございます、ご苦労さんやったのう」
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