
パチくん オス 10才(雑種)

|
|
「きょうのわんこ」に時折届く学校で暮らすわんこのお便り。今回は岩手県にある小さな小学校で暮らすわんこ。
なんでも全校生徒はたったの3人だとか。 一体、どんな暮らしをしているのか、スタッフは早速、そのわんこがいる小学校へと向かいました。
|
|

太平洋に面した岩手県田野畑村。
この村の猿山という地区に小さな小学校の分校があります。
ここで暮らしているのが、子供たちと写真に写っていたわんこ、パチです。
小学校で暮らすパチの一日は先生たちがやって来る朝の7時から始まります。
先生 「パチ、おはよう」
|

先生たちと言ってもわずか2人。そして全校生徒はたったの3人。
生徒たち 「パチ、おはよう」
3年生と4年生、そして5年生が1人ずつの女の子だけの小学校です。
朝夕の散歩は、当番制にするほど人数がいないので、いつもみんなで一緒に出掛けます。
生徒 「パチ、散歩だぞぉ」
|

パチが初めて小学校にやって来たのは今から10年前のこと。
当時4年生だった生徒が近くの水田で見つけた迷い犬でした。
首輪をしていたので、しばらくの間、飼い主を探しましたが、結局、見つからず、そのままこの小学校で暮らすことになったんです。
始業時間になると、パチも教室に入ります。今日は3、4年生と一緒です。
先生 「おはよう」
生徒 「朝の挨拶、おはようございます」
この10年間でパチの暮らす小学校から巣立っていったのはおよそ30人。生徒の数は年々、減ってきています。
|

♪(お昼のチャイム)
一日の中で、パチが一番楽しみにしているのは給食の時間。
先生&生徒たち 「いただきます」
生徒 「今日はパチにこのスープとパンを好きなだけ残してください」
パチ専用の椅子には誰よりも大きな洗面器のご飯皿。
そう、毎日のご飯はみんなの給食から少しずつ分けてもらっているんです。
|

学校の給食が大好きなパチ。ドッグフードと違って、毎日メニューが変わるのも給食ならではの楽しみです。
今年の春は、卒業生がいないので少しホッとしているパチ。
でも、新しい1年生も1人も入ってきません。
生徒たち 「パチ、バイバイ、また明日ね、さようなら〜」
たとえ生徒がたった1人になっても、この小学校のわんこでい続けようと思うパチなのでした。
|