「"新旧交代"が大きなテーマの開幕戦! K-1 WORLD GP 2005」
文・李春成
マイティ・モー、チェ・ホンマン、ルスラン・カラエフといった新世代の台頭はあるか!
野獣ボブ・サップは韓国の大巨人チェ・ホンマンと大激突!!
『K-1 WORLD GP 2005 開幕戦』
9月23日(金・祝)午後9時4分〜11時22分放送
「今年のGPには実力者16人が揃い、史上最高のラインナップでの開幕戦となりました。やっと本格的な、勝負論のあるK-1がヘビー級でできるようになったと思います」
そう言って口元を引き締めたのは、谷川貞治・K-1イベントプロデューサーである。その口調からは、ある種の決意と強い自信が伝わってくるのだった。
93年の第1回大会が懐かしい。優勝したのは無名のブランコ・シカティックだったが、中量級のチャンプア・ゲッソンリットと、すでにピークを過ぎつつあった佐竹雅昭を破ってのファイナル進出だ。フロント陣が描こうとした「勝負論のあるK-1」は、初代タイトルが懸かったアーネスト・ホーストとの一戦だけだったと言っても過言ではない。だが、時代は止まってはいない。12年の歳月を重ね、じっくりと熟成されてきたK-1も、いよいよ新時代の封が勢いよく抜かれようとしている。
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