M:全日本って、やっぱり違いますか。
O:そりゃ、もう、レベルが高いですから。正直、わたしが選ばれていいのか、という思いもありました。高校を卒業して、社会人(日立佐和)になるとき、全日本の登録メンバーに一度、選ばれました。でも、その時は遠征とか試合はやっていません。だから、今回が初めての本当の全日本です。高校を卒業してすぐは企業のバレーがわからなければ、世界の水準も考えられませんでした。今はバレーを長くやってきたので、ある程度、自分のいるところがわかってきました。
M:何を心がけて練習していますか。
O:全日本は学ぶことが多いと思います。技術はもちろんですけど、やっぱり世界に対しての意識の高さなども勉強したいです。合宿に参加する時、ただ思い切ってやってこようと思っていたので、何にでもチャレンジしたい。選ばれた時は、"どうしよう、どうしよう"と、不安と緊張がすごかったんです。けっこう、マイナス思考のタイプなので。チームメイトに"どうしよう"と漏らしていたら、思い切ってやってくればいいから、楽しんでくればいいよって言ってくれたんです。それで吹っ切れました。
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