M:レシーブもですか。
S:レシーブはほんと、目をつぶってきました。私が捕るときは、周りの選手も“あっ"と不安だったでしょ。指の間からのぞくように(笑)。これまではレシーブにあまり入っていなかったけど、黒鷲旗では2ローテーションぐらい入って、勉強になりました。アテネ前みたいに切羽詰った感じがないので、いろんなところを見詰め直していけます。
M:アテネ五輪では、背負った『日の丸』が重かったのですか。
S:全日本の4つの国際大会をぜんぶ経験して、一番重さを感じたのがアテネでした。だから、いい経験になりました。一番大きな目標としてオリンピックを置いて、その年、その年で課題を持ってやっていっています。
M:今年はどんな『変化』を目指しますか。
S:攻撃パターンはいっぱいあるので、もっと試合で使えるよう確実にものにしていきたい。高いトスを打てるようになれば、プレーの幅が広がっていくと思います。それが、私の変化できる部分です。練習の中で意識してやっています。
M:ワールドグランプリはどう戦いますか。
S:短い時間でコンビを合わせていかないといけない。どの国もオリンピックの後の年なので、どういうメンバーでくるかわからない。だから、相手がどうのこうのより自分たちのコンビを詰めて戦っていきたい。戦う以上は負けたくない。速さを意識して、ブロックも強化してきたので、全部(の攻撃)についていきたい。
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