M:やっぱりオリンピック前とは気分が違いますか。
S:そりゃ、ちがいますね。4年後に向けたスタートの年なので、オリンピックの年のプレッシャーはありません。いま、やるべきことが全然、違います。
M:今、やるべきこととは。
S:体力面もプレー面もそうですけど、新しいことにチャレンジすることです。また、しなきゃいけないと思います。オリンピックの年は自分が持っているものをどう出すかの準備だったけど、いまは4年後に向けて何かに挑戦する感じです。今までは得意なところを伸ばすことが多くて、苦手なことはどっかにおいていた。それをちょっと取り出そうかな、と。
M:ほっぽっていたものは何ですか。
S:高いトスとか、レシーブとかです。シドニーが終わった後の4年間はできないことが多すぎで、自分の得意なところを伸ばしていったんです。例えば、速攻だったら、もっとスピードを出そうと。でも、今度は苦手なところを伸ばしてプレーの底上げができたらいいなと思います。二段トス、バックアタックにも挑戦したい。
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