R:「さて、今年の開幕戦ではポールポジションを獲り、第2戦の鈴鹿で早くも今季初勝利をあげました。
I:去年の開幕戦のポカがなければって、本当に口惜しかったんで、シーズンオフの間にいろいろ考えたんです。去年のレースをビデオで何回も観ましたよ。「ここで何で勝てたんだろう」「ここで何でポイントを落としたんだろう」などと考えながら、1年間9レースをどう組み立てて闘えばチャンピオンになれるのか。それが、改めてわかってきましたよね。スタートには自信があるし、今年は積極的にタイトルを獲りにいきます。僕が目指すドライバー像は、子どもの頃からの憧れだった星野さんなんです。記録や戦績では中嶋悟さんのほうが結果を残してるんですけど、サーキットまで観に来てくれたファンに感動を与えられるレーサーっていうと、やっぱり星野さんしか浮かばないんです。そんな走りを見せてタイトルが獲れれば、本当に嬉しいですよね。
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