M:コンディションはどうですか。腰は大丈夫ですか。アテネ五輪からずっと、痛いのですか。
K:オリンピックで腰を痛めて、帰国してアジアジュニア選手権に行ったら、もう体が動かなくなりました。歩くのが精いっぱいだった。動くだけで、エッという感じでした。医者にはヘルニアと言われたんですけど、ヘルニア自体は軽くて、それをかばっている方が大変だったみたいです。ふつうの怪我とはちょっと違うそうで、まだ尾を引いています。でも歩くのが精いっぱいの状態から、レシーブ練習ができるようになった。レシーブは全然、できるんです。スパイクで体を反るのができない。 スパイク練習の時はトレーナーさんと腹筋、背筋をやっています。
M:腰の状態はよくはなっているわけですね。完全復帰のメドは。
K:私もトレーナーさんにいつも、聞くんです。いつ復帰できますかって。すぐに治りたいです。でも焦ると、また悪くなるから。早く練習を目いっぱいしたいです。スパイク、打ちたいです。すぐ。
M:アテネ五輪ではどんなことを学びましたか。
K:オリンピックは腰を痛めて、練習したくてもできない状態でした。疲労や緊張が重なったんだと思います。そんな大きな怪我をしたのは初めてだった。そういった意味で、まずはコンディショニングの大事さを勉強しました。それまでは、トレーニングは流していたわけじゃないけど、ちょっとこなしている感じもあったんです。でもウォーミングアップ、トレーニングひとつにしても、どんな目的で、どこを鍛えているかを意識するようになりました。
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