M:世界に対抗するためには、全日本として2セッター制を模索するかもしれませんね。
T:もちろん、私がセッターで上げるかどうかはわかりません。2セッターは世界と戦うためには面白いんじゃないですか。もちろん、客観的に見たらですよ。でも1プレーヤーとして見たら、自分も勝負をかけてやらないといけないと思います。自分がコートに立った時は自分の持ち味が出るプレーで、みんなを生かせたらいいかなと。持ち味とは、スピードですか。高いトスを打つのが得意な人もいれば、速いトスを打つのが得意な人もいるので、アタッカーにいい状態で打たせるトスを上げたい。立体的な攻撃もありますけど、そのバリエーションの中で、うまく組み立てて、それぞれを生かせることができればいいなと思います。
M:チームに故障者が多いようですが、竹下さんの体は大丈夫ですか。
T:頑丈なんですよ、私。秘訣なんか、ありません。すごいですよね。ただ丈夫に産んでくれた親に感謝です。
M:新たな目標は北京五輪のメダルですか。
T:日本の女子バレーとしたら、やっぱり北京のメダルが第一目標になると思います。若い子もその気持ちを持って取り組んでもらわないといけない。でも私は、一日一日、一年一年が勝負です。私個人としては、役割も変わってきているので、今年1年、とにかく必死にがんばりたいと思います。
[前へ|次へ]
[戻る|0.TOP]
(C)フジテレビジョン