M:それにしても、アテネ五輪まで、全日本はムチャクチャ、練習しましたね。合宿では朝4時、5時から自主練習をしていた。相手をする竹下さんも大変だったでしょう。
T:眠いなというのはありましたけど、セッターですから。やっぱり必要な練習だから、苦に感じることはなかった。自分でも目的、目標を持ってやっていることですから。絶対にコンビ合わせは必要じゃないですか。勝ちたいし、いい状態で戦いたい。やっぱり練習をするというのは、自分自身、自信を持って戦える。自分を信じてコートに立てるんです。そういう意味で、一人でなく、何人かでやれば、信頼関係も知らず知らずの間に生まれてくる。でも、まだ足りなかったと思う。量だけでなく、質も必要だと思うので。いろいろ考えれば、取り組む課題が出てくるんです。
M:新しい全日本のメンバーを見て、どんなことを感じましたか。どう融合させて、どんなバレーを目指していくのでしょうか。
T:正直、知らない子ばっかりだから・・・。もう片意地張らないで、楽に話せるところは話していけばいいかなと思っています。黒鷲旗の後から本格的に動き出すわけですから。私自身もコートに入ったら、できる限りのプレーをしないといけない。私は身長がないけど、それ以外のできることがあると思う。例えばレシーブであったり、つなぎであったり、スピードであったり。それを最大限の特長として出していきたい。チームを考えた時には、監督が指揮をとって、目指すバレーを浸透させるだろうから、それに応えるプレーをしたい。それにプラス、自分のプレーで色づけしていけたら一番いいと思います。
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