M:第1シナリオで全日本は復活し、アテネ五輪に出場した。主将の吉原知子(パイオニア)以下、若手の大山加奈(東レ)、栗原恵(パイオニア)を擁す、魅力あるチームで突っ走った。つい応援したくなる全日本でした。
Y: オリンピックは大切なものです。スタートから1年余りで、何が何でも出場しないといけなかった。やり残したものはわかっていたけど、目をつぶって走らなきゃいけなかった。荒削りだけど、面白かった。吉原が引っ張って、“メグ・カナ"が出たり。周りの支援を得て、ムーブメントも起こさないといけなかった。そんな1年余りだった。アテネまでのベースがあって、次のステップに移る。シナリオ的にはもう、次の段階に入ったんです。
M:大山や栗原は故障しています。チームとして、大丈夫でしょうか。
Y: 彼女たちはバレーをやめたわけではない。いずれ帰ってきます。先のワールドカップから次のワールドカップまでの過程の中で、チームは調子がいい時もあれば、悪い時もありますよ。だから今は新しい戦力で底上げをする、大きなうねりを出していく時なんですよ。
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