インタビュー・文/吉井妙子

9月24〜26日に中国初開催のF1グランプリが上海で開催された。日本人期待の佐藤琢磨選手 (BARホンダ)は24日の決勝で、18番手スタートから、驚異の12台抜きを演じ、6位に入賞 した。今シーズンの佐藤琢磨は、6月のアメリカGPで3位、9月のイタリアGPでは4位など “日本人最強ドライバー”という称号に恥じない活躍ぶりを見せている。10月8日〜10日に は、いよいよ三重県・鈴鹿サーキットで「第17戦フジテレビ日本グランプリ」が開催され、佐藤 琢磨が日本に凱旋する。ジャーナリストの吉井妙子が、上海で、佐藤琢磨選手に日本グランプリ にかける意気込みをインタビューした。(2004年9月24日 上海にて)

『2004F1日本GP予選』
<10月9日(土)午後3時25分〜午後4時30分>
『2004F1日本GP決勝』
<10月10日(日)夜10時〜12時>
Y:今シーズンからBARホンダのフルタイムドライバーとしてF1に参戦。中盤まではメカニカルトラブルなどでリタイヤが多かったにしろ、イタリアGPが終わった時点でドライバーズランキング8位につけています。この成績はこれまでの日本人ドライバーでは最高位です。
S:僕は、それほどドライバーズランキングは気にしていないんです。1レース1レースを大事に走っているので、年間を通した順位というのは、今シーズンは重要視していません。ただ、コントラクターズチャンピオンシップの方は大事に考えていますので、僕も出来る限りのことはしています。確かに、エンジントラブルは多かったですけど、今はチームもホンダも攻めている状態なので、仕方がない部分はありますね。
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