Y:スーパーサブとしての起用のされ方には慣れましたか。
S:慣れるとか慣れないとかいうより、やらなきゃならない状態。こういう使われ方は初めてですけど、とにかくスタートから行くつもりで、その緊張感をダウンさせないようにしています。正直に言うなら、スタメンでコートに立つより、精神的なもって行き方は難しいかもしれない。私がコートに呼ばれる時って、ウチがピンチになっている場面が多いじゃないですか。だから、なんとか流れを変えなきゃというプレシャーもあります。でもね、アップゾーンにいても、そろそろ呼ばれるな、というのはわかるんですよ。試合の流れとかを見ていると。だから選手交代が告げられた時は、だいたい、闘争モードには入っている状態です。
Y:闘争モードに入れているのに、結果的に呼ばれなかった場合はどうなんですか。
S:ガックシ、なんてことはないんですが(笑)、一番困るのは、今日の試合の展開だと呼ばれないなと思った時に、コートインを告げられることですね。緊張感を持っていないと、いいパフォーマンスは発揮できない。それと私の場合、全然違うポジションを告げられたりすることがあるんですよ。例えば、ワールドカップの時だと、レフトポジションの対角に栗原と大山が入ったじゃないですか。同じレフトでも2人の役割は違うんですけど、私はそのどっちのポジションにつくのか呼ばれるまでわからない。中国遠征の時は、ライトを守った試合もあったし。
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