Y:吉原選手が、ワールドカップを戦い終えた時、真っ先に口にしたのが「Bチームの頑張りがあったからここまで来れた」でした。
T:本当に有り難いですよね。トモとは同い年なんですけど、色んなメディアに「知恵に助けられた」と言っているみたいで、そんな活字を見るにつけ恐縮しちゃっています。でも、本当のことを言うと、トモに私が助けられているんですよ。私はトモに比べたら、キャリアも実力もフィジカル面もペイペイみたいなもの。全日本の環境というのは、私にとっては壊れそうなぐらい大変なんですよ。そんな私をトモは「身体、大丈夫?」と頻繁に気遣ってくれるし、私が疲れ切って寡黙になっていると「一緒にお風呂入ろうか」なんて言ってくれる。トモは全日本のキャプテンとして凄く大変なのに、本来ならトモをサポートしなきゃならない私にまで気配りしてくれるから申し訳なくて…。トモとよく笑い合っているんですよ。「19歳コンビが10年に1度の傑出なら、私たち34歳コンビは、この先20年、30年も出てこないだろう」って。そういう意味じゃ、メグカナより、トモチエコンビの方が凄いと思いませんか(笑)。メグとカナが34歳まで一緒にやれるかといったら絶対に難しいですもん。「それだけ貴重だし、凄いことなのだから2人で頑張ろう」って、慰め合っているんですよ。フジテレビのキャッチコピーに、メグカナ・コンビを支えるトモチエ・コンビって、どうですか?
[戻る|次へ]

[戻る|0.TOP]

(C)2004 Fuji Television.