インタビュー・文/吉井妙子
アテネオリンピックへの出場権をかけた「2004アテネオリンピック バレーボール世界最終予選」が開催中(東京体育館)。全日本の男子チーム・女子チームともに、アテネへの切符を手に入れるための「最後のチャンス」だ。スポーツジャーナリストの吉井妙子が、日本に帰化し、全日本の新戦力となった杉山マルコス選手に「バレーボール世界最終予選」直前の心境を聞いた。全日本期待の「最後の切り札」。小柄ながらも、コートにたたきつけるようなスパイクは、全日本にとって、強力な武器となるだろう。「ブラジル生まれの大和魂」が、肌で感じた全日本チームの雰囲気、チーム力とは?(4月18日 富山にて)
今回の「バレーボール世界最終予選」はフジテレビ系列・TBS系列で共同放送する。民放の系列の垣根を越えて、全日本チームのアテネに向けての「最後の戦い」を、フジテレビとTBSが協力して、視聴者にお届けする。
(※)女子大会 5月8日(土)〜16日(日) 男子大会 5月22日(土)〜30日(日)
Y:全日本に初めて選出され、4月から本格的な合宿に入りましたが、ナショナルチームの印象はどうですか。
S:いい感じ。凄くいいよ。(2002年9月ブラジルから日本に)帰化して、そして、ナショナルチームに入って、俺、本当に日本人になったという実感ね。帰化してから、プレイも上手くなったと思うし、みんなの考え方も「ああ、そうか」と思うようになった。でも、ナショナルチームの練習は難しいね。
[次へ]
[戻る|0.TOP]
(C)2004 Fuji Television.